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美少女ゲームの音楽事情:第3回
サーカスの日は続いてゆく……元ドラマー、tororo団長の野望!

担当:電撃オンライン モンキー

 サーカスというメーカーがあります。『水夏』や『D.C. 〜ダカーポ〜』といった数々のヒット作を製作するかたわら、『すくみず〜フェチ☆になるもんっ!〜』や『水夏〜おー・157章〜』などの愉快な変化球も織り交ぜる、多彩なラインナップが特徴です。また音楽へのこだわりも強く、主題歌をまとめたCDは好セールスを記録し、人気ボーカリストのyozuca*さんによるライブなども活発に開催。たくさんのファンを動員し、「サーカスのライブ」といえば凄まじい盛り上がりを見せることでも知られています。そのサーカスの代表であるtororo団長も、話題の広さやおもしろさでトークショーの顔としてあちこちのイベントに出演。まさに、「サーカス」のごとくネタの尽きない活動を見せているメーカーです。活動の派手さに目を奪われがちですが、そんな活動を取り仕切るtororo団長とは一体どんな人物なのか。そして、その音楽へのこだわりはどこから来ているのか。美少女ゲームの音楽事情第3回、学生時代はドラマーとしてならしたというtororo団長に、音楽からアプローチしてみようと思います。

【tororo団長】
サーカス代表。高校時代の3年間に、ドラマーとして活躍。その後「コンシューマと全年齢PCソフトと18禁を全部扱う某メーカー」に入社し、麻雀ソフトや移植作など、ゲーム製作を手広く行う。サーカスを立ち上げてからは、プロデューサー、ディレクター、作詞作曲と非凡な才能を発揮。現在も数々の野望をその胸に抱く、小粋な暴れん坊である。
【アニキ】
学生時代からtororo団長と交友関係にある、サーカスの重臣。友人という立場を生かしての、歯に衣着せぬ物言いでtororo団長の活躍をむしろ後押ししている。余談だが『ギターフリークス』の腕前は凄まじいものがあり、中難易度の曲なら後ろを向いて(譜面を見ずに)弾きこなすほど。


●替え歌に熱中していた中学生のころ


 サーカスから発売されるゲームの楽曲は、そのほとんどがtororo団長の作詞によるものです。作曲はコンポーザーに譲っても、作詞だけは自分で手がけていきたいとか。まずは、音楽のルーツからうかがってみます。

tororo団長「高校の3年間バンドをやってまして、僕はドラムを担当していました。当時はほとんどコピーバンドで、既存のバンドをコピーしてやるような感じでしたね。ジャンルとしてはハードロックからヘビメタといったところです」
DOL「それが現在の、tororo団長の音楽におけるルーツになっていると」
tororo団長「いや……ええと、これは最近気づいたことなんですが」
DOL「はい」
tororo団長「音楽にこだわるようになった一番最初の発端は、中学生のときに作っていた替え歌ではないかと」
DOL「替え歌ですか?」
tororo団長「ええ。その当時、嘉門達夫さんによるコミカルな歌がはやっていたという背景もあるんですが、友人を題材にしてしょっちゅう替え歌を作っていたんですよ。徳永●明さんの曲を替え歌して、友人の名前を入れて「壊れかけの××(人名)」とか。それを本人の前で唄っちゃったり」
アニキ氏「い、いじめだ(笑)」
tororo団長「で、最後にはネタにされた本人が怒って僕が殴られる、と(笑)。でも、それがおもしろかったんですね。詞と曲の持つ力というか。例えば僕が、単純に音楽だけに興味があるんだったらBGMなんかをメインでやってると思うんです。でも、作詞だけは自分でやりたい、というのはこの替え歌の体験から来ていると思います。また、プロデューサーとしてゲームに深く関わっているので、作品を深く理解した上で歌詞を書けるからというのもあるんですよ。当たり前ですが(笑)。ゲームをプレイする前に聴くと世界を理解する手助けになり、クリアしたあとに聴くと「ああそうだったのか!」と気がつく……という“作詞における仕込み”もやりやすくなるんです。とまぁ大げさに言いましたけど、やっぱり「詞を書くのが楽しい」というのは替え歌から来ていますね、確実に(笑)」
DOL「tororo団長は作曲もされていますが、好きなジャンルなどはありますか?」
tororo団長「これがものすごく! というのはないんですが、シビれさせられる音楽というのはロックですね。日本だと、ZIGGYとかカッツェとか。海外ではボンジョヴィ、スキッド・ロウあたりですか。ギターとドラムのラインがしっかりしている曲が好きで、自分が曲を作る場合もそのへんに趣味が出てしまいます」
DOL「そういえば、『D.C. 〜ダカーポ〜」の主題歌「第2ボタンの誓い」は、ドラムのラインがちょっと変わっている……というか特徴的ですね。サビの、♪もどかしいよこの気持ち 切なくて涙がキ・ラ・リ☆の「キ・ラ・リ」直後で鳴ってるドラム、♪スタタン・タンスタ!とか耳に残ります」
tororo団長「あ、あの曲のドラムは編曲の方に強くお願いしてやってもらった部分なんで……よく読みとってくださってありがとうございます」
DOL「あーいや、あたしゃ音楽は素人同然なんで(笑)。そんな人間の意識にも残るというのは、やはりこだわりのあらわれではないでしょうか」
tororo団長「まぁ、詞もドラムも、好きでこだわっちゃってるだけなのかもしれませんけどね(笑)」

サーカスのある、埼玉県蓮田駅前。なんというか街の「背丈」が低く、とても解放的な気分にさせてくれる。 暮れなずむサーカス社屋。ここで日夜、怪しげな企みが……。


●サーカスの出し物


 サーカスが開催するライブというと、飛ぶわ跳ねるわの大騒ぎになることで有名です。浅草公会堂を一杯にした「SAKURA記念日」(※1)は、取材班が陣取った2階席から下の盛り上がりを見ていて不安になるほどでした。1人や2人くらい死ぬんじゃないかってほど。tororo団長ご自身は、そんなライブというものをどうとらえているのでしょう。

tororo団長「メッセージなりを、直接お客様に訴える手段……でしょうか。ゲームというものは、作り手をアーティストに例えるならアルバムみたいなもので、1つの形として固まっています。もちろんそれも表現のいち手法ですし、安心して楽しめるという利点もあります。そしてアーティストなら、コンサートやライブでお客さんとコミュニケーションをとっていきますよね。であれば、ウチはそれをイベントなりライブなりでやっていきたい。ゲームのエンターテイメントな部分というのは、“ユーザーが選択肢を選ぶと、ゲームがこっちのルートへと反応する”、といった双方向性……インタラクティブさにあると思うんです。ライブの場合、その反応がさらにダイレクトになりますよね。歌手が張り切ると観客が一斉に盛り上がる、といった具合に。しかも、その瞬間、そこでの最高の盛り上がりは、その場所にいないと見られない。あとでDVDなんかを見るのとは比べ物にならない感覚を味わえますよね。さらにゲームを題材にしていますと、オープニングで流れた曲があって、遊びながら曲を好きになって、それが会場で流れて、おーお前らもこの歌知ってるのか! みたいな一体感が生み出される。僕自身バンドをやっていて、一体感というものにはすごく惹かれていましたので、これからも追求していきたいですね」
DOL「では、これからもライブやイベントを活発に開催していくのでしょうか?」
tororo団長「うーん、最近イベントもあちこちで開催されていて、「月に何回」どころか「日に何回」みたいなレベルで重なることもありますよね。ある程度は、共同開催するなどして絞っていく必要もあるかもしれません」
DOL「アニキさんも、いずれはギターでスターダムに? 『ギタフリ』あれだけうまいんですし」
アニキ氏「いや僕はゲームで精一杯ですよ(笑)! ステージはtororoに任せます」
tororo団長「また〜」
アニキ氏「うがぁ!!」

アニキ氏「オイオマエ、あんま調子乗ってんじゃねぇぞ?」
tororo団長「ムハー」
tororo団長「うっせーっ!!」
アニキ氏「フハッ」


●美少女ゲームの音楽の今と、そしてこれから

 では定番の質問です。ここ最近、盛り上がりを見せている美少女ゲーム業界の音楽事情。それをtororo団長はどう感じているのか? そして、これからどうなっていくのか? そんなことを聞いてみました。

tororo団長「盛り上がっていくと思いますね。盛り上がるとは思うんですけど、向かう方向が各社、各制作集団ごとにどうなっていくかがテーマにもなるんじゃないでしょうか。メジャー化するものはメジャー化していくと思います。たとえば、「おねがい☆ティーチャー」(※2)にみるI'veさんや折戸伸治さんのように、アニメの主題歌を担当されるですとか。そういった感じで、一般化していくものもどんどん出てくるでしょう。ただ、美少女ゲームの音楽が決してなくしてはいけないものとして……いい意味での「わけわかんない萌えソング」のテイストがあると思います。一般の流通や業界には出せないけど、いわゆる「エロゲーならではの曲」ってありますよね。単純に音楽、歌、楽曲としてではなく、ゲームがあるからこその曲。ゲームの世界を反映し、互いに支えあっているような曲。げっちゅ屋さんのテーマ曲ですとか、I'veさんですと『恋愛CHU!』(※3)の曲ですとか、弊社でしたら『Aries −アリエス−』の曲ですとか。お店やゲームの雰囲気と切り離せない関係にありながら、もちろん曲としての完成度も持っている。そういうものを求めるユーザーは、必ずいらっしゃいますから」
 
 美少女ゲームの音楽が持つ特性の1つに、独自性があります。他のジャンルや一般の業界では決して発表できない過激な詞や、tororo団長言うところの「いい意味でのわけわかんない」萌えソング、そして作曲や歌唱における挑戦的なアプローチなどなど。このコラムの第2回で紹介した『DAパンツ!!』主題歌なども、美少女ゲームでなければ生まれ得なかった歌の代表格でしょう。制作される音楽のクオリティが上がっていくにつれて、メジャー化と独自色の住み分けが、おのずといい方向へ研ぎ澄まされていくのではないでしょうか。
 
tororo団長「それから、制作集団の二極化も進んでいくと思います。まず1つは、大きなメディア展開などをしていく上で、収録にいいスタジオを使ったり生バンドを使ったりする方向。いいスタジオで録ると、やっぱり音が全然違いますからね。それからもう1つは、タクロク(自宅録音)系……といったら失礼かもしれませんが、制作集団の自宅や、自前のスタジオで録音してワンパッケージ、という手法ですね。タクロクのいいところは、現場に魂を吹き込みやすい状況が作れるということに尽きます。作曲からマスタリングまで全部1人とか、それに近い状態で作ることで気合いやノリっていうのがそのまま生きてくるんです。大掛かりな制作における、1つ1つの工程におのおの別々のプロフェッショナルが携わる……これにも、良さがあります。そしてもちろん、タクロクにはタクロクの良さがある。それぞれの良さが、浮き彫りになっていくと思いますよ。歌がどんなゲームにつくものなのか、それによって求められるものも変わりますから」
DOL「なるほど……」
tororo団長「あとは1つの大きな山が、“海外”だと思います。海外で曲がどう受けるか、どう認知されるのか。それによって、作り出すものが変わってくるのかな、と」
DOL「海外に市場が広がったらすごいですね……」
tororo団長「僕は、北米もいけると思うんですけどね。多様な音楽が渦巻いている市場ですから、拒否感も少ないと思いますし。あと、イタリアとかもエロゲーが割と好きな国らしいですよ」
DOL「それは何と比べての「割と」なんですか(笑)」
tororo団長「先を見すえたうえで、海外進出によって曲がどう評価されるか。1つの大きな山ですね」
DOL「では、音楽に関するサーカスさんの今後はどのような感じに?」
tororo団長「まずは国内に全力投球です。あと、S・O・F・T(※4)の方で、ミュージシャンを抱える事務所として機能する計画があります。弊社で音楽を作り、ミュージシャンをご紹介し、といった感じですね」
DOL「では、tororo団長が作詞された曲が「輸出」され、それをサーカスお抱えの歌手が唄う……という展開も?」
tororo団長「あるかも、しれませんね(笑)」


スク水品評会を開始するお2人。広報の五香氏が頭を抱えているのが愉快だった。 元ドラマーのtororo団長、愛用のドラムセット前にて。


●サーカスの新たなる出し物「フェティッシュ」

 元気一杯の活動をみせるサーカスですが、この7月25日に発売されるソフトで、さらに新たな開発チームが産声を上げました。『すくみず〜フェチ☆になるもんっ!〜』(※5)を発表する「サーカス・フェティッシュ」です。はて、これまでのサーカスと一体なにが違うのか。そして、音楽性における変化などは現れるのか。そのあたりも聞いてみました。
 
tororo団長「そうですね……「サーカス・フェティッシュ」には、3つのコンセプトがあるんです。1つ目は萌え。2つめはエロ。3つめが倒錯(フェチ)。とても萌え萌えででポップなんだけど、エロもしっかりしてて、なにかしらのこだわり=フェチな部分がある」
DOL「今までのサーカスさんとは、コンセプトが明確になっている部分で特に異なっている……ということでしょうか」
tororo団長「そうですね。今までのサーカスとも、もう1つの開発チーム「サーカス・ノーザン」とも違うということを理解していただければ幸いです」
DOL「ブランドイメージでソフトを買う人には、カラーがつかめたら便利かもしれないですね」
tororo団長「そうですね」
DOL「その「フェティッシュ」ですが、第1弾『すくみず』はスクール水着という部分に特化したソフトですよね。でもどうして、スク水なんですか?」
tororo団長「巫女さんやメイドさんにもフェチを感じる人はいますけれど、スク水って学生時代に目にする機会が多いものだと思うんです。そういう、共通の記号として非常にわかりやすい部分があると感じましたので。あと、単に企画者がスク水を好きなんですよ。いや、もう愛しちゃってますね(笑)」
DOL「はぁ(生笑)」

 
 『すくみず』のプロデューサーは、くま坂らま男氏が務めています。氏のスク水に対するこだわりもなかなかのもの(関連記事参照)ですが、企画者氏はそのさらに上をいくとか。
 
アニキ氏「いや熱っぽく語られましたからねー」
tororo団長「ここにも資料用に購入したスク水があるんですが……」

 
やおら、傍らにあったスク水を取り出すお2人。
 
tororo団長「旧スク水、新スク水、競泳用スク水と……全部素材が違うんですよ」
DOL「ええと、そっちが旧型って奴ですか?」

アニキ氏「旧スクはここに水抜き用の穴があるんですよ。ほれ(パカッと水抜き穴を開く)」
DOL「うおおっ!?(開きそうもないところに穴があいたので驚いた)SHOCKだ!! っていうか、それはどこで買ってくるんですか?」
tororo団長「専門のショップがあるんですよ。ひと昔前のブルセラショップに近いですが、メーカーの正規製品を売ってたりするんですね。まぁ、ダ●エーに行くのが一番手っ取り早いんでしょうけど」
アニキ氏「でも、ダ●エーで実行しちゃったら変な顔されるんでしょうねー」
DOL「スク水のフェチに関しては、くま坂氏からもいろいろとご説明いただいているので、入り口くらいには立てた? かな? と思っています。はいー。ええと、音楽に関してはいかがでしょう? 今回の『すくみず』では、人気絶頂のUNDER17さんが主題歌制作を行っていますが」
tororo団長「そうですね、フェチズムをいい感じにポップに表していただいたと思います。特に挿入歌で使っている「泳・げ・な・い」は桃井さんが今まで見たことのない、いい一面を見せていただいたんじゃないでしょうか」
DOL「主題歌「ツルピトな恋」については、どんな感想を持ちましたか?」
tororo団長「意外としっとりしているというか、伏目がちな感じが表現されている曲ですね。何度も聴くといい感じになってきます(笑)。あとはイメージソングの「夏だ!海だ!スク水だ!」も元気いっぱいで好きですね。他にも“飛んでる”隠し玉もありますが、これらの曲のフルバージョンはゲームを買うと付いてくるCDに入っていますので。ファンの皆さんは、ぜひ何度も聴いて覚えてくださいね」
DOL「ライブとかが開催されたら、また大変なことになりそうですねー」


サーカスの裏手は大きな公園になっている。「つらいことがあると逃げる」とはアニキ氏の談。 なんとなく公園を散策していると、猫にでっくわした。ピカッ(SE)!! うたまるだ! いや白くないし。じゃあアルキメデスだ!! 黒くもないし。
(※6)


●そしてサーカスは続いてゆく

DOL「では最後に、テーマとはあまり関係のないことをいくつか。tororo団長ご自身は、エロゲーってプレイされます?」
tororo団長「最近は少ないですねー。それでも月に1本くらいは触ってたりしますけど、最近のはボリュームが……」
DOL「そうですねー、ものによっては50時間とかかかったりしますし。じゃあ、お気に入りのゲームはありますか?」
tororo団長「ハマった!と言えるのはLeafさんの『ホワイトアルバム』でしょうか」
DOL「ま、またシナリオ痛い系のゲームを……」
tororo団長「僕、痛みを伴うシナリオって大好きなんですよ」
DOL「一週間休みがあったら何をしますか?」
tororo団長「ラスベガス行きます!(即答)」
DOL「ベガスッ!?」
アニキ「また行くんだ!」
DOL「しかもまたですか」
tororo団長「(以後、極めて熱っぽく)もう街が違うんですよ。次元が違う。なんていったらいいんでしょうね、世界が集約されているんですよ。世界各地の1/2建造物とか、いっぱい。パリのエッフェル塔とかピラミッドみたいのとかバカなんじゃないのっていうくらいのこだわりがあって。入場無料のショーに莫大な金をかけたり。ちょっとセスナ乗るとグランドキャニオン行けたり。あそこはいいですね。あとショーがすごいんですよ。いろいろなショーを見てきたんですが、120ドルとかのショーなんですが、もう何回でも見たい。ショーのためだけにホールとか立てちゃうんですよ。それも2000人クラスのホール。日本じゃ絶対見れないかもっていうショーをやっておいて、終わったらそのホールはブチ壊すみたいな(ここまでひと息)」
DOL「あ、あうあう……今この仕事以外でやってみたいことは?」
tororo団長「あ、もうなんでもやってみたいですね。ラスベガスにホテル建てるとか(笑)」
アニキ氏(始まったぞーという顔)

 
 その後も、オタク産業を中心とする日本文化の展示施設建設、ロボット製作への資金や企画の提供、少子化による需要の変化などといった多彩な話題へと展開。子どものような輝きを持ったtororo団長の瞳と、それを優しく見守るアニキ氏の表情が印象的でした。tororo団長の野望は、果たしてどこまでが本気でどこからが冗談なのか。いや、この人はやれることは全部やってしまうに違いない。そんなことを実感させられたインタビューでした。
 
「サーカス」の出し物は、これからこそが本領発揮なのかもしれません。そのステージに現れるのは、果たして道化か、それとも。今後の行く末を、じっくりと見守っていきたいと思います。

                   ・ ・ ・ ・ ・

 今後もこんな具合に、「美少女ゲーム」と「音楽」をキーワードとして、さまざまな方からお話をうかがおうと思っています。読者の皆さんで、「あの人に話を聞いてほしい!」「この質問を、アイツにぶつけてこい!」なんて要望がありましたら、こちらまでメールをくださいませ。実現できないかもしれないけど、実現できるかもしれません。

『すくみず〜フェチ☆になるもんっ!〜』
■メーカー:CIRCUS
■対応機種:PC(対応OS:Windows98/ME/2000/XP)
■ジャンル:AVG
※価格、発売日などは関連記事を参照。


(C)2003 CIRCUS

★用語解説
※1【SAKURA記念日】

2003年4月6日に、浅草公会堂で開催されたイベント。サーカスとプリンセスソフトという、豪華なコラボレーションで製作された『SAKURA 〜雪月華〜』のキャスト発表などを行いつつ、サーカス関連の楽曲も多数ライブで披露。会場は興奮のるつぼと化した。当日の様子は関連記事を参照のこと。


※2【おねがい☆ティーチャー】
2002年01月〜3月末に、WOWOWで放映されたアニメ。スタジオオルフェの人気脚本家・黒田洋介氏や、豪華なキャストの起用で話題になった。主題歌を制作したのは、数々の美少女ゲームで主題歌を手がけた音楽集団・I'veと、『AIR』『Kanon』(ともにKey)などで独自の世界を築き上げた折戸伸治氏。


※3【恋愛CHU!】
2001年3月23日に、サガプラネッツより発売されたAVG。主題歌をI'veが制作し、その中毒性の高さで多数のファンをとりこにした。美少女ゲームの電波系ソング史にさん然と輝く名曲である。


※4【S・O・F・T(エス・オー・エフ・ティ)】
サーカスのタイトルを中心に、営業・宣伝・広報を行う会社。先陣に立つのは、ちょっとシャイなクールガイ・広報の五香氏。暴走しがちな開発陣を正しい方向へ舵取りしつつ、今日も朝まで各種残業(そのまま10時に定時出社)。恵まれぬ広報さんに愛の手を。


※5【すくみず〜フェチ☆になるもんっ!〜』】
7月25日に、新チーム「サーカス・フェティッシュ」よりリリースされたソフト。スクール水着というフェチな題材を扱いつつ、ポップかつコミカルにまとめ上げられた1作だ。初回版や通常版などがCD-ROMとDVD-ROMの両方で発売されたため、多彩な商品が存在することでも話題になった。


※6【猫】
サーカスのゲームには、珍妙な(失礼)猫が登場することがある。白いのが「うたまる」(出展:『D.C. 〜ダカーポ〜』)、黒いのが「アルキメデス」(出展:『水夏』)。


■関連記事
2003年4月10日
「SAKURA記念日」の様子を、コメントなども交えつつレポート!

2003年7月24日
「自分で着て確かめた」!! ついに登場の『すくみず』をプロデューサーが激白

■前回の記事
2003年4月12日
美少女ゲームの音楽事情:第1回 ゲームプロデューサー 金杉はじめ

2003年6月20日
美少女ゲームの音楽事情:第2回 主題歌CDは一週間で完売!『DAパンツ』のみせた驚異の「勢い」

■関連サイト
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このコーナーは電撃オンラインのスタッフが、毎日の更新の際に感じたことや体験したことをつれづれなるままに書いていく、編集後記とコラムを融合させたコーナーです。
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