SOFT レビュー
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タイトル 『エキサイティングプロレス3』 レビュアー うま


日本でも脚光を浴び始めたWWF
このおもしろさを存分に味わえるゲームが『エキプロ』なのだ!(2,104文字)

●PS2に舞台を移し、新たなる戦いが始まる!
 アメリカで大人気のプロレス団体「WWF」をモチーフにしたプロレスゲームの最新作、『エキサイティングプロレス3(以下、『3』)』が、発売です。しかも、この『3』では、ついにハードをPS2に移しての発売となります。ということは、今までできなかったあんなことやこんなことまでもが可能になるのでは? と、期待している方も多いのでは? そこで、このレビューでは、『3』になって変化したところをメインに、紹介していこうと思います。ちなみに、『エキサイティングプロレス』シリーズについて知りたい方は、ここを見てください。

●あたりまえだが、驚愕のグラフィック!
 PS2になったことで、もちろんスーパースター(日本マットにおける、「選手」「レスラー」の意)のグラフィックも、いっそうリアルなものになっている。だが、真に驚くべきトコロはそこではない。背景のパワーアップが著しいのだ。たとえば、選手の入場シーン。『3』では、本物の「WWF」のように、タイタントロンと呼ばれる巨大スクリーンに、スーパースターが自分のPVを流しつつ入場してくるのだ!(前作でもそれを再現しようとしていた。だが、PSというハードの限界からか、スーパースターのPVをバックにポリゴンキャラが歩いているだけだった)。これは、ファンにはとてもたまらない演出でしょう! ほかには、試合中にほかのスーパースターが乱入してくるとき、今までのシリーズでは乱入してくるスーパースターが、普通に花道を走ってくるだけだった。だが『3』では乱入する前に、画面すみに、エントランスに登場したスーパースターが息巻く姿が映し出されるという演出が! これも、実際の「WWF(の番組)」を見ているかのようで、粋!

●よりリアルな動きにも注目!
 一撃で相手をKOできてしまう「Smack Down!」。前作ではこの「Smack Down!」技は1つしか使用できなかったが、『3』では2つも使えるようになったのだ。「ロックボトムからピープルズエルボー」などのリアルな連続攻撃が可能になったことで、より「Smack Down!」の使用が楽しみになったといえるだろう。
 また、ダウンしているときに相手の引き起こしに対して返し技を使うと、相手の背後を取るようなレスリングの動きが追加された。これは、ダウン時だけではなく、立ち技でも、状況によってはこのような動きをすることがある。これもまた、このゲームをいっそうリアルなものにしているといえるだろう。

●なんでも作れる!? レイヤーシステム!
 前作でも好評だった、エディットシステム。それが、より一段とパワーアップ! どのぐらいパワーアップしたかというと、「これで作れないスーパースターはいないのでは!?」と、いうぐらいにパワーアップしているのだ。その秘密は、新システムの「レイヤーシステム」。そう、その名のとおり、「レイヤー」を使うことで、パーツを組み合わせていくのである。「レイヤー」とは何? という方へ。「レイヤー」とは、ひらたく言えば、「重ね着」のこと。今までなら、シャツならシャツ1枚、上着なら上着1枚しか着せることができなかった。でも、『3』では、上着の上にもう1枚上着を着せることも可能になったのだ。しかも服なども透明にできるのでシースルーの服もできてしまう。何千種類も用意されたパーツを重ね合わせることで、無限の組み合わせを生み出せる。もちろん、前作にもあった色の調整や、大きさの調整も可能なので、これらのシステムを組み合わせて、キミだけのオリジナルスーパースターを作ったり、『3』では登場していないスーパースターを作り上げよう!

●ちょっと、ボリュームが…
 ここからは、ちょっと残念だったところを書いてみようかと。残念なことは、ただひとつ。ストーリーモードのボリュームが少ないこと。前作では、1カ月を5週間とし、1週間に1回、大会を行うといった感じだった。それが『3』では、3回大会を行うだけで、一応のクリアとなってしまうのだ。クリアしたキャラで再スタートすると、ベルトの防衛戦が延々と行われるだけなうえ、ベルトを奪われると、ゲームオーバーとなってしまう。しかも、1大会につき、行われる試合は、自分の操作するスーパースターの登場する試合のみ。これでは、せっかくの「《ストーリー》モード」なのに、ストーリーがなさすぎでは? ドラマ性が人気の「WWF」だけに(もちろん、試合もおもしろいんですけどね)、残念。

●「WWF」が気になるならば、絶対に買おう!
 現在日本でも、地上波でも簡単に「WWF」の番組を見られるようになっているので、もしこのゲームに興味があるなら、一度テレビを観てみては? それでもし「WWF」を面白いと思ったのであれば、ズバリ買いだ!
 余談ですが、3月に日本で「WWF」の試合が行われることが決定! 興味を持たれた方は、そちらも楽しみにしておいてもよいかと。逆に、このゲームで知識をつけてから、観戦しに行くのも悪くないでしょう!



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レビュアー紹介
うま
 あるときはデバッガー、またあるときは格闘ゲームのプランナーと、さまざまな職を転々としたあげくライターという最もヒエラルキー的最下層に位置する職に落ちついてしまった男。ビジュアル系のファッションを好み、必ず体のどこかしらにヘビかワニの皮を着用している(ベルト、ズボン等)。そんな外見とは裏腹に、じつはデカいリボンに弱い(ナコ○ル、吉○サリー)など、けっこうハズカシいオタクだったり。え? あ、昔の話? ふーん、昔のね。

●好きなソフト
『飛竜の拳』シリーズ(『バーチャル飛龍の拳』除く)
『モータルコンバット』シリーズ
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