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タイトル
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テイルズ オブ リバース |
レビュアー
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H.O |
戦闘の爽快感を突き詰め、やり込み要素も
タップリ詰め込んだ意欲作!!(3,151文字)
●『テイルズ オブ』シリーズ6作目の
『テイルズ オブ リバース(以下、TOR)』とは?
キャラがしゃべりまくるRPGとして、1作目の『テイルズ
オブ ファンタジア』からコンセプトを貫いてきた本シリーズ。もちろん、そのテイストは『TOR』はバッチリ引きついでいます。今回はキャラデザインにおなじみのいのまたむつみ先生を起用し、繊細で魅力的なキャラクターたちが登場。それに加えてベテランの声優陣が声を担当し、キャラにさらに命を吹き込んでいきいきとした冒険ドラマを作っているのです。これに関してはシリーズを通してプレイしている1ファンの私から見ても、しっかり守られていると感じますので安心してください。また、戦闘に関してもリアルタイムに進み、キャラを動かして戦うスタイルはシリーズの伝統を引き継いでいます。ですが、ガラッとシステムチェンジしている部分がたくさんあることもポイント。そこで、戦闘に関する新システムにまずは注目し、それ以外に気になる点をファンならではの視点からレビューしたいと思います。
●術技をバンバン使えるド派手な新バトルシステム
今回で一番魅力的なのは、テクニカルポイント(TP)を消費して術技を出すシステムが廃止されたこと。いつでもセットした方向の十キーと×ボタンの組み合わせで、強力な術技が出せるようになりました。また、横1ラインだったバトルは奥と手前の3ラインに増え、回り込んだり避けたりなどの戦略性も増えています。それ以外にも戦闘は見た目こそ同じだけど、異なる点が多いので細かくチェックしていきますのでご注目を(笑)。
【TP制廃止の魅力】
最大で4カ所(十キーの上下左右)に術技をセットできて、いつでも出せるのは爽快感がアップしていますね。しかし、フォルスゲージ(FG)と呼ばれる格闘ゲームのような必殺技ゲージがたまった状態で使うと、術技の威力がアップ。これをためてから使うか、それとも温存して奥義に発展させるかを瞬時に選択する緊張感がたまりません。ちなみに「フォルス」とはいわゆる強力なエネルギーを操る力のことで、フォルスを具体的に目に見えるように表したのが「フォルスゲージ(FG)」です。
【3ラインバトルの楽しさと難点】
3ラインになり横一直線に突き進めばいいバトルから解放され、簡単に敵の背後を取ることができてキャラを動かすのは楽しいですね。自分や仲間の術技が飛び交うドタバタバトルは、『テイルズ
オブ』らしいと思います。ただし、一度に表示される情報がさらにアップして、アクションゲームが苦手な人は少しきついかもしれません。ですが、これは戦闘の難易度をEASYにして戦いを繰り返せば慣れますし、戦いを見るだけがいいという人はオートバトルにしてアイテムや戦術だけを指示する戦い方もできます。
【回復手段の大幅な変更による戸惑いとオモシロさ】
戦闘で誰もが悩むであろうポイントが、メンバーのHP回復方法です。今までは「ファーストエイド」や「ナース」のような回復魔法が用意されていて、使うと一定量一気に回復できました。ですが、今回は即時にHPを回復できるのはアイテムだけに変更。それ以外では料理を使うか、戦闘中に特定の条件を満たして戦うしかありません。これは今までの作品をプレイし続けている人は、最初はかなり戸惑うと思います。実際私もそうでしたし、回復アイテムに頼りがちでお金に苦労しました。これが変わってきたのがゲーム中盤。戦闘中にHPを回復する方法がわかってきてからです。今まではラッシュゲージ(RG)と呼ばれる、怒りゲージみたいなものを最大にして、とにかく攻撃力をあげることだけ優先してきました。ですが、RGがマックスで敵を倒したり技を出しても、本来HPが回復するはずなのに回復しなくなるんですね。それを知ってからは、RGを奥義が出せる70%に保ちながら戦ったりとおもしろくなりました。まあ、ザコにはRG全開で奥義をバンバン出して戦うこともできるので、安心です。ボス、ザコともに戦い方が一択だったのが、より考えながら戦う必要がでてこの変更はかなり好感触ですね。
●移動中にできる新システムのエンハンス
エンハンスとは戦闘を繰り返してたまったポイントを使って、武具を使って成長させる要素です。これは武具を使い込むというやり込み要素になり、同時にレベル上げ、お金をためる、術技の使用回数を増やすことにもつながります。ですが、新しい街に着くたびに新しい武具が登場するため、そのときまでにエンハンスの限界まで育てることは難しいです。武具を強くするという楽しさは実感できていいシステムなのですが、それを限定に何度も戦闘を繰り返させられている、という作業感が多少あるのはいなめません。もう少しエンハンスポイントが溜まりやすければな、と感じました。
●料理は使い勝手がアップしてGOOD
パーティ全体のHPを回復できる料理。レシピごとに回復する効果が違い、料理をコンプリートする楽しさも健在です。今回はFGやRGが回復したりする効果以外にも、シークレットファクターと呼ばれる隠し効果があります。熟練度を上げれば発動率もアップしたりと、料理をやりこむメリットが付加されていい感じです。オート料理も使う場面を細かく指示できるので、熟練度を上げるのもラクラク。食材が15個までしか持てないのが欠点ですが、料理の使い勝手はシリーズで群を抜いていいと思います。
●スクリーンチャットはオモシロいけど……
マップを移動中にセレクトボタンを押すと、キャラのアップ画面が表示されさまざまな掛け合いシーンを見ることができます。これをスクリーンチャットと呼ぶのですが、基本的に新しいイベントを起こしたり、新エリアに行くと表示される仕組みです。もちろん、聞かなくても物語は進行するので問題はないのですが、やはり気になるはず。声優ファンならばすべて聞くのも問題ないでしょうが、通常のイベント同様にメッセージの先送りができたらよかったかなとも思います。もちろん、コンフィグでキャンセルもできますが、すべてカットされてしまうのでこれはイマイチ。『テイルズ
オブ』シリーズの魅力でありウリでもありますから、これは今後改善されるとうれしいですね。
●全体的なボリューム、物語の盛り上がり方
ゲーム全体のボリュームは『テイルズ オブ シンフォニア』に匹敵するぐらいあるので、遊び応えはバッチリです。物語はバルガに着いた時点からが盛り上がりますので、すこし序盤は単調に感じるかもしれません。ですが、世界の謎が明らかになるにつれて冒険の舞台も増えますし、どんどん引きこまれていくことは間違いないので安心してください。
<総合的にファンからみた『TOR』はどうなのか?>
どちらかといえば戦闘よりの作品にまとまった『TOR』。ですが『テイルズ オブ デスティニー2』ほど厳しくはなく、術や技を好きに出せるのはいい方向性だと思います。確かに戦闘だけ見ると一気に新システムを盛り込みすぎて、戸惑うポイントも多いです。が、システムはゲームの進行に合わせて増えていきますし、なんとなく覚えておくだけでもクリアができるのは好印象。難易度もオートで最後までクリアできるレベルですしね。また、施設に接近すると名前が表示されたり、マップで細かくダンジョンなどの位置がわかったりと、とにかく遊びやすくしようという点も高評価の1つ。今までのシリーズでお約束だった部分を、あえて打ち破ろうとする姿勢は個人的には応援したいと思っています。シリーズを未プレイの人にも進められる、良質のRPGであることは間違いないでしょう。ぜひ遊んでみてください。
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レビュアー紹介
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H.O
最近良質のゲームが多くて、オフライン、オンラインゲームでゲーム漬けの生活~。というわけにはいかず、仕事が終わらずほとんど"積みゲー"が増えていくばかり。なんとか遊ぶ時間も作りたいなぁ。
●好きなゲーム
『テイルズ オブ』シリーズ
『ファイナルファンタジーXI』
『MGS3』 |
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テイルズ
オブ リバース
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●機種:PS2
●メーカー:ナムコ
●ジャンル:RPG
●価格:\7,140
●発売日:2004年12月16日
(C)いのまたむつみ
(C)2004 NAMCO LTD.
■ソフト紹介ページ
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