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タイトル
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BURNOUT2
POINT OF IMPACT |
レビュアー
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スピードジャンキー井上 |
ぶつける興奮に目覚めさせてくれる公道RCG!!
大惨事を巻き起こして日ごろのストレスもブッ飛ばせ!(3,482文字)
●クルマをぶつける快感に目覚めてしまうゲーム!?
「ぶつけるRCGだから」という説明とともに担当編集さんに手渡された1本のゲーム、それが『BURNOUT2 POINT
OF IMPACT』だった。いったい何をどうぶつけるの!? というギモンを抑えつつ、プレイを開始。そして納得。うむ、確かにぶつけるRCGだ。しかも面白い!! プレイを始めたその瞬間からプレイヤーを惹きつける、瞬発力の高い魅力がそこにあったのだ。まさにタイトル通り強烈なインパクトを持ったこのゲーム。そのインパクトぶりをたっぷり紹介するぜ!
●インパクトの真髄は「クラッシュ」モードにアリ!!
メインとなるゲームモードには「チャンピオンシップ」と「クラッシュ」の2つがアリ。フツーならチャンピオンシップから始めちゃうところなんだろうけど、ここはあえてクラッシュモードからのプレイをオススメしたい。このモードのルールは実にシンプル。プレイヤーのクルマを交差点や渋滞の列にわざと突っ込ませて、その被害総額を競うというもので、いわばわざと交通事故を引き起こすという、なんとも過激なモードなのだ。プレイヤーのクルマの事故を発端に、そこから後続車や対向車が次々に多重クラッシュ! 乗用車のボディはグシャっとひしゃげ、大型バスは2回3回と横転し、トレーラーはヘッドと荷台がくの字に折れ曲がる……。その光景はまさに大惨事! さらにこの事故の瞬間を、テレビ番組の衝撃映像特番よろしく盛り上げるのが、さまざまな視点から繰り広げられるリプレイ映像と、クラッシュ時にうなりをあげる轟音サウンドによる演出だ。ぶつかった瞬間に視点が切り替わり、スローモーションにより激突の瞬間映像が展開。初めてプレイした人は、目の前で起こっているクラッシュ映像のオンパレードに、きっと目を見張るはず!! バンパーがもげてボンネットがめくれ上がり、タイヤが外れていくという、ホント気持ちいい壊れっぷりを披露してくれます(笑)。
だからといって、ただクラッシュシーンがド派手という、大味なゲームで終わらないところがポイント。特筆すべきはそのゲーム性だ。高得点をマークするには、各ステージごとにある程度のセオリーがあるものの、クラッシュさせる当て方によって状況がガラリと変わるから面白い。ある時は、クラッシュの反動で吹っ飛んだ自車が対向車線まで転がっていって、さらなる2次災害を引き起こしたり。そうかと思えば、1台、2台がかろうじて接触する程度の、地味〜な単独(!?)事故で幕を閉じたりと、プレイのたびに毎回パターンが変わるから、あと1回、もう1回と、ついついやり込んでしまうんですねぇ〜。あとクラッシュの結果が「被害総額」という明確なスコアとして表示されるところもハマるポイント。例えば被害額1,500万ドルでクリアできるゾーン(ステージ)でも、クラッシュパターンを極めると、なんと9,000万ドル近いスコアを叩きだすこともできちゃう。まあ、ここまで狙うと運の要素も左右するのだけれど。
ちなみに被害額は、クルマへのダメージがでかければでかいほど大きくなる。また、クラッシュに巻き込んだクルマが多ければ多いほど、コンボボーナスが加算される仕組み。なので、各ゾーンによって、1台1台を確実につぶすか、広く浅くより多くのクルマを巻き込むかという、2つのプレイスタイルが考えられる。あそこにクルマをぶつけるとあのクルマはあっちへ吹っ飛んで……と、まるでビリヤードのような読みが、ある程度求められるかも。
そんな計算なんてメンドウだぜー! という豪快なプレイヤーもご安心を(笑)。被害総額は関係なしで、とにかく映像的に面白いクラッシュシーンを目指すプレイもアリなのだ。自車をガケから突き落として、ゴロゴロ転がり落ちていくサマや、大ジャンプを決めて着地と同時にバラバラに大破する様子を、リプレイで見ているだけでも気分爽快! 友だちと被害総額を競い合う対戦モードも用意されているので、クラッシュシーンの派手さを競い合えば、ワイワイ盛り上がること間違いナシっす。
●走り出したら止まらない
デンジャードライブな「チャンピオンシップ」モード!
続いて、もう1つのメインモードである「チャンピオンシップ」に注目。このモードは、プレイヤーを含む4台のマシンでグランプリレースを転戦していき、勝ち進んでいくと新たなマシンや新コースが使えるようになるというもの。あれだけクラッシュモードで魅せてくれたゲームだけに、こちらもフツーのレース展開では済むずがない! その期待通り、かなり危険なドライビングが要求されるレースが待っている。その理由は、危険なドライビングをするとゲージが貯まる「ブーストメーター」の存在だ。わざと対向車線に飛び出して一般車両をすり抜けたり、バンピーな路面で車体を跳ねさせたり、コーナーをドリフトで駆け抜けたりと、実際なら危険運転行為で絶対捕まる(!!)ドライビングを繰り出すことで、ブーストメーターはグングンとアップ。そしてメーターが満タンになったら、一気に加速するブーストダッシュが使用可能に!! このダッシュ走行のスピード感が、また気持ちイイからたまらない。しかも、ブーストダッシュ中にさらなる危険走行を繰り出すことで、ブーストコンボとなって加速状態をずーっと維持することができるのだ。猛烈な加速を見せる愛車を、右に左に操作するレースシーンにアドレナリン全開! ハイスピードのプレッシャーが、プレイヤーを包み込む。そして、このプレッシャーに負けてクラッシュしてしまうと……そう、あの「クラッシュ」モードで見せた迫力の激突シーンが展開!! 同時に、プレイヤーをスピードの魔力から解き放ち、ほっとひと息つけるというわけ。ふぅ。
普通のRCGだと、クラッシュするとくやしさといらだちで気持ちがいっぱいになるものだが、このゲームに関してはそんな感情は皆無。むしろ、やっと止まってくれた〜という、安堵感に似た気持ちが沸いてくるから不思議だ。なんていうのだろう、例えばスキーをしている時に自分の限界以上にスピードが出てしまって、なんとかうまく転んで止まることができて、恐怖感から開放された感じ? うーむ、余計わかりにくい説明ですいません(笑)。でも、この快感はプレイしてもらえばきっと感じてもらえるはず。
で、このチャンピオンシップモードの中には、転戦して順位を競うだけでなく、逃走するライバルカーを追いかける「チェイス」というレースも盛り込まれている。このチェイスでは、プレイヤーはパトカーに乗り込み、前を走るクルマを追走。体当たりをガンガンかましてダメージを与え、停止させるという、これまたダイナミックなレースに仕上がっている。ちなみにこのレースでパトカーに乗っているときは、2種類のサイレンを鳴らしまくれるんだけど、けたたましいサイレンを鳴らして敵車を追いかけるのが、また気持ちよかったりするんだよな〜。
●ド派手なカースタントが楽しめるエンターテイメントなRCG!
こうしてチャンピオンシップモードを進めて入手したクルマは、クラッシュモードでも使用可能だ。スーパーカーやピックアップ、ホットロッドといった、さまざまなタイプのクルマがそろっているので、いろいろ使い比べてみる遊び方も充実。ちなみに収録マシンはすべてオリジナルカーなんだけど、見た目がスープ○やディアブ○っぽいものもあって、クルマ好きならなんとな〜く、どんなクルマをモデルにしてのかわかるはず。この辺もプレイヤーの想像力を働かせれば、かなり楽しめます(笑)。
ただ1つだけ気になったのが、クルマの挙動。見た目の演出やクラッシュシーンが派手なのに、どうもクルマの挙動が地味というか、こじんまりとまとまっていて面白みに欠ける点が気になった。タイヤのグリップが高いせいか、どんなコーナーも安定してグイグイ曲がれちゃうんだよね。例えばドリフト走行だったら、もっと大胆にリアタイヤがぐわーっと滑るくらいの不安定さがあってもよかったかも。そうすれば、もっとデンジャーでハイテンションなドライブが繰り広げられるハズ!
どちらかというと、かなりアクション要素の強いRCGなので、クルマの挙動がどうこうとか、そういう固いハナシは抜きにして、とにかく手軽に遊びたい人にぜひオススメしたい1本。あ、このゲームのプレイ直後に実車を運転するのは気をつけたほうがいいかも……。ついふらふら〜っと対向車に吸い込まれてしまう可能性がなきにしもあらずなので、要注意ですよ!(笑)
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Burnout(TM)2 Point of Impact (C)1998-2004
Criterion Software Limited.
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レビュアー紹介
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スピードジャンキー井上
電撃FF班「電撃の旅団」に所属する走り屋ライター。キャラの名前は「Fairlady」だ。先日エンジン&タービンブローさせた愛車スカイラインが無事に復活。純正タービンでは味わえない圧倒的な加速に酔いしれる毎日を送っている。だが、その加速と引き換えに、燃費の方も大幅に悪化。少しでも改善しようと、アヤシイ燃費向上グッズを付けまくるがあまり効果は得られていない。結局、アクセルを踏まないことが一番燃費には効果的という、なんとも本末転倒な結論に達したようだ。
●好きなゲーム
『峠MAX』シリーズ
『首都高バトル』シリーズ
『レーシングラグーン』 |
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