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ついに買っちゃいましたXbox!
というわけで、今回はXbox Liveをレポート!

担当:電撃オンライン チワワ

 みなさん、Xbox持ってます? 実は電撃オンライン編集部員には、これまでプライベートで所持している人が1名しかおらず、編集部にすら1台もない状態でした。しかし、11月にXboxのオンラインゲームサービス、Xbox Liveのベータプログラムがスタートしたため、編集部用に1台Xboxを調達! 早速『ファンタシースターオンライン エピソード1&2 β版』などをプレイしてみました。
 でも、編集部で遊ぶということは衆人監視の中でボイスチャットをするわけで、はたから見たら独り言を言っているように見えて、かなり恥ずかしい。結局Xboxボイスコミュニケータを使わず、キーボードでチャットをしていたのですが、それじゃXbox Liveの意味がないです。

 そういうわけでボイスチャットを思う存分体験するためには、個人でXboxを購入してXbox Liveキットを編集部から借りるしかないのですが、それだけのためにXboxを買うのは……。という感じで最近迷っていたのです。しかし、とある知人からナムコの『デッド トゥ ライツ』と、マイクロソフトの『カンタム レッドシフト』がおもしろいと言われたことと、一部店舗で19,800円に期間限定値下げされていたので、ついつい個人用のXboxを買っちゃいました。
 そういうわけで無事Xboxが我が家に登場し、Xboxボイスコミュニケータなどのキットを借りてXbox Liveをプレイすることができたので、今回のリンクチェックはXbox Live体験記とさせていただきます。

■Xbox Liveとは

 Xboxユーザーは知っていて当たり前のXbox Liveですが、「何それ?」という方も結構いますので一応説明を。といっても別に難しいものではなく、要はXboxで遊ぶオンラインゲームのサービスのことです。特徴として、ブロードバンド専用であること、それを生かした音声による通信、いわゆるボイスチャットがサポートされていることが上げられます。
 2003年1月16日より正式サービスがスタートする予定で、Xbox Live対応の同時発売タイトルには『ファンタシースターオンライン エピソード1&2』(同梱)、『頭脳対戦ライブ』(同梱)、『CAPCOM VS SNK 2 EO』、『サウザンドランド -Thousand Land-』、『Whacked! ギリヤバ! 乱闘パーティーテレビ!』の5本が用意されています。また、個人的には『アーマード・コア』シリーズのようなメカACT『MechAssault』の発売が控えているのも楽しみ。
 現在は、βプログラムが行われており『PSO』『Re-Volt』『頭脳対戦ライブ』の3タイトルで検証が行われています。

Xbox Liveスタータキットは6,800円。この価格には1年間のXbox Live使用料が含まれています。しかも、『ファンタシースターオンライン エピソード1&2』と『頭脳対戦ライブ』の2本も同梱されて非常にお得。

■実際、Xbox Liveはどうなのか

●ボイスチャット初体験!
 さて、実際にXbox Liveを使ってオンラインプレイをしてみた体験記です。とりあえず、テスト中の3タイトルの中では『PSO』が一番人気なので、DVD-ROMをセット、手続きを済ませてロビーに入ると……、ロビーで歌っている人がいます!
 まだ開始直後だというのに、いきなりボイスチャットなしではありえない光景に出くわしてしまいました。まさにオンラインゲームの進化を目の当たりにした瞬間です! というか、そういうボイスチャットの使い方はありなのか? と聞きたい気持ちでいっぱいになりましたが、とりあえず何をしているのか観察。よくよく聞いていると、どうやらイントロクイズか何かをやっているようで、周囲を知り合いらしきプレイヤーが取り囲んで、いろいろ曲名を言っています。よくインタビューなどで、プレイヤーはクリエイターの予想を越えた楽しみ方を見つけるといいますが、まったく楽しいボイスチャットの使い方を思いつくものです。

 その創造力に感動しつつ、気を取り直して普通にゲームを遊ぶためにルームへ入りました。このときの相手をしてくれた人は、(おそらく)20代ぐらいの男性の方。ルームに入ると「こんばんは〜」と声をかけてくれて、こちらも緊張しつつも「こんばんはー」と返し、終始ボイスチャットでプレイ。どうやらDC版かGC版『PSO』の経験者らしく、いろいろと教えてもらいながら遊んだのですが、説明的な文章はキーボードでいちいちタイピングするよりも伝わりやすく、ボイスチャットの便利さを実感。音声も比較的クリアで、携帯電話のような感覚で会話を進めることができます。ラグ(遅延)が1秒から2秒ほどあるので、ニュース番組で衛星通信を使った中継をしているときのように「○○さん、大丈夫?」……2秒経過……「大丈夫です」という奇妙な間はありますが、特に気になるものではありませんでした。
 また、その後4人でのプレイも体験してみましたが、こちらは盛り上がってくるとオフラインで4人集まって遊ぶのと、同じような雰囲気になってきます。ボスを苦労の末倒して、みんなで「やった!」とか歓声上げたりして。

 しかし、4人の中で1人だけボイスエフェクトの効きすぎで聞き取れない声の人がいると、その人の発言で会話の流れが途絶えてしまったりして、悲しい気持ちになることもありました。
 それから、キーボードチャットの場合、どうでもいい話題に対して「w」という反応で返してお茶を濁すということがあります。しかし、ボイスチャットでは無視するわけにもいかず、振られた話題に対してある程度答えていかなくてはいけません。ネットゲームの常識である略語も、ボイスでは違和感を感じることがありますし、これからユーザーの間でボイスチャットならではのルール・マナーを作っていくことになるのでしょう。

 
「初めましてから始まるRPG」など、バージョンごとに名キャッチコピーが作られている『PSO』ですが、『ファンタシースターオンライン エピソード1&2 β版』のパッケージには、「声を出して行こう!」と書かれていました。

●フレンドリスト
 一通りの冒険が終わった後は、すっかり意気投合……というほどではありませんが、また一緒にプレイできる機会があればということで、ギルドカード交換(フレンドリスト登録)をして終了。そうすることで今後、相手がオンラインプレイ中かどうか、どのゲームを遊んでいるか調べることができるので、後日『Re-Volt』に誘ったりもできるわけです。
 このフレンドリストは、Xbox Live全体で管理されたリストになっており、例えば『PSO』である人をフレンド登録をすれば、すべてのXbox Live対応ゲームでフレンドリストにその人が表示されます。もちろん、メッセージを送ることも可能で「こっちのゲームで遊ぼう」と誘えます。
 これまでのオンラインゲームでは、フレンドリストはゲームごとに異なるのが普通だっただけに、Xbox Live対応タイトルが増えてきたときに、非常に便利な機能になること間違いなしでしょう。

 
ラジコンレースゲームの『Re-Volt』。このゲームはβプログラム専用のもので、製品版移行後は遊ぶことはできなくなります。 『頭脳対戦ライブ』は、一般的な卓上ゲームが収録されています。のんびりと遊べるので、ボイスチャットの内容は自然と日常会話にシフトしていきます。

●細かいですが、ちょっと気になる点も。
 家庭用ゲーム機でボイスチャットという、新しいオンラインゲームのスタイルを提唱するXbox Live。しかし、さすがに新しいサービスということもあり、いくつか気になる点がありました。
 Xbox Liveのボイスチャットでは、キャラになりきったり性別を隠したりするために、声色を変化させるボイスエフェクトが搭載されています。しかし、この機能はソフトごとに違うシステムになっているので、異なるゲーム間で同じ声色に設定することが難しいのです。また、エフェクトをかけすぎると音が割れて聞こえたり、聞き取りにくくなってしまうのですが、あえて(?)そういう設定にしている人もちらほらと見かけます。こういう方がいると、どうしても会話が途切れてしまうので、ちょっと困ってしまいます。

 また、冒頭部分に編集部でプレイしていたときのエピソードを書きましたが、これは家族でも当てはまる話でしょう。自分の部屋があったり、居間でプレイする時に周囲に人がいなければいいのですが、他人にボイスチャットをしている光景を見られるのは結構恥ずかしいです。というのも、テレビなどのスピーカーからは相手の声が聞こえず、耳元のヘッドホンからのみ聞こえるので、独り言を言っているように見えるのです。オプションなどで、スピーカーからも相手の声が聞こえるようになれば、まだ会話しているのがわかるのでいいのですが……。
 もうひとつ、これも上記のヘッドホンからしか声が聞こえないことが原因なのですが、5.1chサウンドシステムを使っていると、音の定位感が多少おかしくなります。僕は左耳にヘッドホンをつけるため、常に他のプレイヤーの声が左後方から聞こえてしまう感覚におちいりました。

 これらの問題点がXbox Liveの仕様であれば仕方がないところですが、ソフト側で改善可能であれば、ボイスエフェクトの統一と、テレビなどのスピーカーからも音声が聞こえるオプション設定をつけるようにしてもらいたいところです。
 あとは、Xbox Liveのプレイ自体にクレジットカードが必須なことも、敷居を高くしています。こちらもWebMoneyや携帯電話を使った決済など、いくつかの手段が用意されることを望みます。

ボイスチャットをするための、Xboxボイスコミュニケータ。耳かけ型のヘッドセットになっていて、ヘッドホンは左右どちらにでも持ってくることができるとのこと。僕は左側派です。

■ボイスチャットが、ゲームを進化させるか?
 今回のβプログラムでは、『PSO』『Re-Volt』『頭脳対戦ライブ』の3タイトルをプレイできますが、『PSO』はもともとキーボードチャットが可能なオンラインRPGとして設計されているので、ボイスチャットを使う必然性がありません。また、『頭脳対戦ライブ』に収録されている、「麻雀」や「リバーシ」はリアルタイム性が低いものなので、こちらもキーボードが使えるのであれば、それで十分という意見もあるでしょう。

 しかし、ラジコンを操作する『Re-Volt』など、手元が忙しいゲームではキーボードチャットは非現実的です。こういったゲームでは、ボイスチャットは非常に強力なコミュニケーション手段になるでしょう。
 さらに、『Re-Volt』では対戦型のRCGなので会話は「追い抜かれた!」などシンプルなものですが、プレイヤー間での連携・強力が必須なゲームをオンライン化するとしたら、ボイスチャットは欠かせないものになりそうです。
 実際、Xbox Liveのラインナップにはリアルタイム性の高いソフト、例えば『CAPCOM VS SNK 2 EO』などが並んでおり、ボイスチャットがあるからこそ、オンラインプレイが盛り上がるタイトルがそろっています。また、ACTや主観視点STGにとどまらず、それこそイントロクイズやカラオケなどをゲームに落とし込んだ作品も、Xbox Liveならオンライン化することができるかもしれません。せっかく購入したXboxなので、これから続々とXbox Liveだからこそ楽しめる、新機軸なタイトルが登場するのを楽しみにしています。
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このコーナーは電撃オンラインのスタッフが、毎日の更新の際に感じたことや体験したことをつれづれなるままに書いていく、編集後記とコラムを融合させたコーナーです。
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