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東京ゲームショウ未経験の電撃オンラインスタッフがおくる
「TGS2002」の予習


担当:電撃オンライン マツジュン♀

 9月20日より、いよいよ開幕となるゲーム業界国内最大のイベント「東京ゲームショウ2002」。実を言うと、昨年までゲームとはほぼ無縁の生活を送っていた私は、ユーザーとしてもプレスとしてもTGSは今年が初めてという、まさに「TGSバージン」。TGSについては、多分ユーザーの皆さんのほうが断然詳しいだろうし、開催を楽しみにしている人も多いかと思います。
 電撃オンラインニュース班に入ってからというもの、「ゲームショウ、大変だよー。頑張ってね・・・」と気の毒そうに声をかけられることがしばしば。電撃オンライン内でも「楽しかったー」「いいよ、ゲームショウ」というセリフは耳にしたことがなく、聞いたことがあるのは苦労話ばかり。とりあえず忙しいんだろうなあという想像はつきますが(あくまでなんとなく)、周りの話を聞いている限り「東京ゲームショウ」といえば、「壮絶」「極限」「逃避」といった「恐怖」を象徴するような嫌なイメージしか思い浮かびません。とは言っても、実際にTGSに訪れたことがない私は、まだまだ他人事気分。そこで今回のリンクチェックでは、「TGS2002」の予習を兼ねて、これまでのTGSを振り返ってみたいと思います。

 東京ゲームショウは、社団法人コンピュータエンターテインメントソフトウェア協会(CESA)の主催で、第1回目は1996年8月に東京ビッグサイトで開催されました。翌年1997年からは春と秋の年間2回の開催となり、3回目の1997年秋からは会場を幕張メッセへ移行する。なお、今回で12回目となる今年からは年間1回の開催となっています。過去のTGSの規模や動員数などは下記のとおりです。
開催年
(開催日)
出展者数
(小間数)
入場者数
注目されたタイトル・イベント
1996年
(8月22日〜24日)
87社
(900小間)
109,649人
・コナミ、PS用ソフト『メタルギアソリッド』出展
・SCE、PS用ソフト『パラッパラッパー』出展
1997年 SPRING
(4月4日〜6日)
104社
(1,199小間)
121,172人
・ナムコ、PS用ソフト『鉄拳3』発表
・コナミ、PS用ソフト『ときめきメモリアル2』製作開始発表
・カプコン、PS用ソフト『バイオハザード2』映像出展
1997年 AUTUMN
(9月5日〜7日)
104社
(1,320小間)
140,630人
・スクウェア、PS用ソフト『チョコボの不思議なダンジョン』『パラサイト・イブ』プレイアブル出展
・オールナイトニッポン若手お笑いライブ In TGS
1998年 SPRING
(3月20日〜22日)
93社
(1,367小間)
147,913人
・SCE、PS用ソフト『XI[sai]』プレイアブル出展
・エニックス、PS用ソフト『いただきストリート ゴージャスキング』プレイアブル出展
1998年 AUTUMN
(10月9日〜11日)
92社
(1,481小間)
156,455人
・セガ「ドリームキャスト」出展
・SCE「ポケットステーション」、バンダイ「ワンダースワン」、SNK「ネオジオポケット」出展
・スクウェア、PS用ソフト『FFVIII』映像出展
1999年 SPRING
(3月19日〜21日)
82社
(1,530小間)
163,448人
・スクウェア、PS用ソフト『聖剣伝説』プレイアブル出展
・コナミ、『DDR』アーケード筐体・PS版コントローラプレイアブル出展
1999年 AUTUMN
(9月17日〜19日)
74社
(1,486小間)
163,866人
・SCE、PS2初出展
・PS2用ソフト多数発表
2000年 SPRING
(3月31日〜4月2日)
66社
(1,295小間)
131,708人
・エニックス、PS用ソフト『ドラゴンクエストVII』プレイアブル出展
・スクウェア、PS用ソフト『ファイナルファンタジーIX』映像出展
・セガ、DC用ソフト『ファンタシースターオンライン』出展
2000年 AUTUMN
(9月22日〜24日)
63社
(1,066小間)
137,400人
・コナミ、『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』映像出展
・SCE、PS2用ソフト『グランツーリスモ20000 A spec』プレイアブル出展
・カプコン、PS2用ソフト『鬼武者2』プレイアブル出展
2001年 SPRING
(3月30日〜4月1日)
53社
(930小間)
118,080人
・マイクロソフトのビル・ゲイツ氏の基調講演(日本でのXboxのお披露目&デモンストレーション)
・携帯ゲームゾーンが登場
・任天堂初参加、GBA出展
詳細はこちら
2001年 AUTUMN
(10月12日〜14日)
53社
(1,373小間)
129,626人
・ビル・ゲイツ氏視察来日
・スクウェア、PS2用ソフト『FF X』プレイアブル出展
詳細はこちら

 過去のTGSをたどってみると、やはり『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』といった人気シリーズの最新作が出展されると非常に注目を集めている様子。また、新ハードが出展された時もかなり盛り上がっていたようです。特にPS2が初出展された1999年秋のTGSは、来場数が過去最高を記録しています。それから、Xboxが出展され、昨年のTGSでマイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏が来日したのも記憶に新しいところ。過去のニュース記事からも、電撃オンラインニュース班の奮闘ぶりがうかがえます。

 さて、そこで気になるのが今回の「TGS2002」。各メーカー出展タイトルなどの詳細は電撃オンラインの特設ページを見てもらうとして、これまでのTGSとの大きな違いは、CESAの主催に加えて日経BP社が共催しているという点です。日経BP社は出版、インターネット、展示会などさまざまな事業を展開している企業で、アジア最大規模というデジタル総合展「WPC EXPO(旧 WORLD PC EXPO)」といった大型展示会を主催。CESAと日経BP社の両者が協力して開催される今回のTGS2002は、ゲームソフトだけでなく、周辺機器、モバイルコンテンツ、映像/音響分野、物販など、コンピュータエンターテインメント全般を対象としたバラエティ豊かな出展内容となっており、出展企業についても、CESA会員企業だけでなく、国内外のCESA非会員企業の参加を呼びかけたとのこと。
 CESAの発表(8月30日ニュースリリース)によると、「TGS2002」には82社(1,403小間)が参加、出展予定タイトル数は合計333タイトルとなっています。出展予定タイトルをプラットフォーム別に分けると、PS2用ソフトが最多の71タイトル、続いてPS用ソフトが50タイトル、PC用ソフト(Windows・Macintosh等)が47タイトル、GC用ソフトが29タイトル、携帯電話用コンテンツが27タイトル、Xbox用ソフトが18タイトル、DC用ソフトが2タイトル、その他が36タイトル。昨年秋に行われたTGSのハード別出展タイトルは、PS用ソフトが最多の70タイトル、PC用ソフトはわずか2タイトルだっただけに、普及しているハードが大きく変化し、PC用オンラインゲームがユーザーの間にかなり広まっていると言っていいでしょう。NCジャパンブースでは『リネージュ2』の発表が行われ、ガマニアデジタルエンターテインメントブースでは『エターナルカオス』が出展されるなど、PC用ソフトの出展が多いことも今年の大きな特徴です。
 なお、PC向けオンラインゲーム以外にも、マイクロソフトブースではXboxのオンラインサービス「Xbox Live」対応ソフトが発表される他、さまざまなメーカーがPS2対応のオンラインゲームの出展を予定。今回のTGSではオンラインゲームが高い注目を集めそうです。その他にも、TGSでは開催前に出展予定タイトルとして発表されずに、当日会場で突然情報が公開されることもあるので、オンライン対応の新タイトル発表にも期待できそうです。

 また、オンラインのTGS取材だけでなく、各電撃編集部もさまざまな形でこれまでのTGSに参加しています。ステージイベントの司会進行も多く務めている他、来場者に配布されるTGSパンフレットをはじめとして、メーカーブースで配布されるパンフレットなどの編集も行っています。今年は、SCE、アトラスといったメーカーブースで配布されるパンフレットを制作しているので、来場する予定の人はチェックしてみてください。

 
SCEと電撃PS編集部が共同で編集した「PS2パンフレット」。PS2が初出展された1999年秋のTGSで配布された。SCEの久夛良木健社長をはじめ、各メーカーのクリエイターがPS2の魅力について語ったコメントが掲載されている。 2001年春TGSのSCEブースで配布された「PS2 オフィシャルゲームガイドブック」。『FF X』や『Devil May Cry』など、2001年内に発売を予定していたPS2用ソフトが紹介されている。

 ちなみに、TGS会場内の雰囲気をさぐろうと、TGSを経験している電撃オンラインスタッフに印象に残ったできごとなどを聞いてみたのですが、みんなプレスとしてTGSに参加しているので、結局イベントを楽しむというよりも取材に明け暮れていたという印象のほうが強いようです。とりあえず、私個人は楽しむことをテーマに「TGS2002」に参加してみます!!

 


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