DAILY NEWS
5月12日(月)
  お待たせ!歌姫たちの豪華な競演「星祭り×トークライブスペシャル」をレポ!!
 
 NEWS 2003年5月12日(月)
お待たせ!歌姫たちの豪華な競演
「星祭り×トークライブスペシャル」をレポ!!

開場前の浜松町ジャンクボックス。チケットは雑誌やWEBのキャンペーンで無料配布されたほか、3,000円にて当日券も販売。会場内は熱心なファンでいっぱいになった。
本邦初公開となった『たまきゅう』のオープニング。草柳順子さんや乃田あす実さん、男の子役(笑)で児玉さとみさんなどなど、豪華なキャスティングも魅力だ。
Honey Beeお披露目ライブにて、ギターを華麗にかき鳴らすYURIAさん。これでドラムも堪能だというのだから、その楽才は底が見えない。
ご存知、業界を代表する歌姫・佐藤裕美さん。歌だけでなくトークでも大活躍し、観客を楽しませていた。
挿入歌ライブに、Honey Beeの時とは正反対なイメージの衣装で登場したYURIAさん。フリルつきの白いドレスで、髪にリボンまで! トークショーでも囁くような口調で統一し、徹底したキャラ作りで一同を笑わせていた。……笑わせてどうするんですか。
いとうかなこさんといえば、『"Hello, world." 』(ニトロプラス)の主題歌「青い記憶」などが印象深い。この日のステージでも、ソウルフルな歌唱で本領を発揮していた。
ステージの上を、右へ左へと活発に動き回りながら唄ったyozucaさん。「第2ボタンの誓い」(『D.C.』主題歌)で腕をL字に動かす個性的な振り付けを見せていたが、この日も表情豊かな腕の動きが目を引いた。
しきりに「業界を代表する歌姫の中にどうして私が〜(笑)」とご自分で言っていた大野さんだが、マイクを握ってしまえば立派なもの。しっかり彼女ならではの世界を作り出していた。“なぜ”ではなく、“だからこそ”メンバーに数えられたのだろう。
業界のツワモノたちと渡り合ってきた、司会の今氏をして「この人に会うということが、いま私をすごく緊張させています!!」と言わしめた実力派ボーカリストのMAYUMIさん。これからの活動にも、いっそうの期待がかかる。
第2部のトークライブにて、大いに盛り上がるSCA-自氏(中央)ら。観客もしきりに歓声や拍手を送っていた。
ほどよい疲労感と不思議な満足感に包まれながら、そして宴は終わりの時を迎える。佐藤さんの「ETERNAL MELODY 〜語り合うために〜」が、幕引きに華を添えた。
(C)2003 Fairytale

  4月27日、浜松町ジャンクボックスで「星祭り×トークライブスペシャル」が開催された。このイベントは、大きく分けて3つの要素で構成されている。
 
1:Honey Beeお披露目ライブ
2:『空色の風琴』主題歌・挿入歌・エンディング曲ライブ
3:豪華ゲスト参加によるトークライブスペシャル
 
 会場は熱心なファンでいっぱいになり、5時間にも及ぶ長丁場ながら最後まで大いに盛り上がった。以下で当日の様子をレポートしていくので、行った人もそうでない人もぜひチェックしてほしい。
 
 4月27日、浜松町ジャンクボックス。かつて「超兄貴」のファーストライブが開催されたこの地で、美少女ゲームのライブが開催されるのも何かのめぐり合わせだろうか……? 開場時間の16時には建物の前に入場を待つ人の長い列ができ、盛況な様子だった。イベントが始まると、ステージにPC NEWSの名物編集長・今俊郎氏が登場。いつもながらの前説で、場の空気を温めた。続いて、業界の仕掛け人・金杉はじめ氏が登場。『空色の風琴』を開発中のTHE LOTUSを代表して、挨拶を交えたトークを披露していた。『空色の風琴』のシナリオを手がけた春菜なな子さん(代表作:『きゃんきゃんバニーEXTRA』)と音楽制作DOORSの畠義人氏もステージに上がり、ゲームについての思い入れなどを語っていた。
 続いて、F&C・フェアリーテールプロモーターの大木大地氏、『たまきゅう』(月星組/フェアリーテール)ディレクターの剛田氏らがステージに登場し、新作のプロモーションなどを展開。先日『たまきゅう』とのタイアップが発表された、Honey Beeによる主題歌「セピアカラーの迷路を抜けて♪」の話などを聞くことができた。このHoney Beeは、金杉氏プロデュースによる女性だけのバンド。『グリーングリーン』などでおなじみのYURIAさんがボーカルとギターを務め、その他の楽器も全て女性が担当している。しかし、作り上げる楽曲はビートの効きまくったロック調のものが中心。かわいい絵柄の『たまきゅう』とマッチするのだろうか? そんな心配は、会場で初公開されたデモムービーを見れば即座に吹き飛んだ。映像と音楽のリンクも素晴らしい、見ているだけで元気が出てきそうな仕上がりとなっていたぞ。現在公式サイトで公開されているので、興味のある人はぜひダウンロードしてほしい!
 続いては、さっそくHoney Beeの4人が登場。生ライブで、『たまきゅう』オープニング曲「セピアカラーの迷路を抜けて♪」や同エンディング曲「BANG-SO-CO」などを中心に4曲を披露。YURIAさんの、
 
YURIAさん「今日はこのあとアコースティックライブだからねーっ! ノリ残しのないようについてきてねーっ!!」
 
という呼びかけに応え、ファンも大いに盛り上がった。この「セピアカラーの迷路を抜けて♪」と「BANG-SO-CO」は、Honey Bee公式サイトでショートVer.をダウンロードすることが可能だ。「セピアカラー〜」の独特なイントロ(金杉氏曰く「♪デンデンデデン・デンデデンデデン」)は一度聴いたら耳に残ること請け合い! ぜひチェックしてほしい。
 盛り上がった雰囲気のまま、イベントは『空色の風琴』アコースティックライブへ。まずは佐藤裕美さんが、オープニング曲「TRACE 〜響きあえる場所〜」とエンディング曲「ETERNAL MELODY 〜語り合うために〜」を熱唱。作品のイメージにマッチした清涼感あふれる歌声で、2曲を堂々と唄い上げた。続いては、全7曲からなる挿入歌のライブ。事前に6人の歌い手と7つの挿入曲が発表され、誰がどの曲を唄うかを当てるクイズ等も実施された、注目のイベントだ。バックを固める生バンドも豪華そのもので、アコーディオンやバイオリンなど、普通の美少女ゲームでは考えられないほどに高品質な演奏で楽しませてくれた。ちなみに、気になる結果発表は以下の通り。
 
【『空色の風琴』キャラクター名・挿入歌歌手一覧】
※演奏順
フローリア:いとうかなこ
ミレット:YURIA
ルフィーユ:yozuca
エイプリル:大野まりな
ステラ:MAYUMI
メナム:佐藤裕美
颯沙:YURIA
 
 どの歌もそれぞれに特徴があって、歌い手たちの魅力を十分に引き立てるものばかり。いとうかなこさんは、迫力の声量と独特の踊り(笑)で観客を魅了。YURIAさんはHoney Beeのときとはガラリと変わった雰囲気の、おしとやか〜でお嬢様〜な雰囲気の衣装で登場。歌もしっとりとしたもので、さまざまなテイストをこなす懐の広さを感じさせた。yozucaさんは、リズミカルでテンポのいいマーチ風の曲。手の振りも印象に残る、楽しい1曲だった。クイズの正解者が一番多かったという大野まりなさんは、彼女の雰囲気にピッタリなコミカルテイストの曲。聴く者の心を不思議と和ませる歌を、楽しげにを唄い上げた。『同窓会again』や『univ』などで知られるMAYUMIさんは、響き渡る歌声で会場を圧倒。ただ純粋に「うまい」の言葉しか出なくなるほど、極上の歌唱を聴かせてくれた。オープニング・エンディング、そして挿入歌と最多3曲を唄う佐藤裕美さんは、メナムの曲を担当。観客全体を優しく包み込むような、一体感あふれるライブを見せてくれた。ラストを飾るは、ヒロイン・颯沙の挿入歌を歌うYURIAさん。2度目の登場となるこのステージでも、はかなげで柔らかい歌声を披露。挿入歌ライブのラストを飾った。歌手当ては極めて難易度の高いクイズとなった模様だが、全ての曲で正解したツワモノが13人もいたとか。賞品の寄せ書き色紙(1枚限り!)入手への道は、かなり狭い門となったようだ。
 
 最後に歌い手全員がステージに集合して今後の抱負などを語り、大いに盛り上がったライブは終了した。イベント名にも冠されている「星祭り」という名前は、『空色の風琴』の設定に基づくものとか。ゲーム中にも登場するお祭りで、アルシオの街の守護星が中天に位置するときに開催されるそうだ。訪れたファンたちにとっても、この日が楽しいお祭りになったに違いない。
 ここでいったん、イベントはお開きとなる。第2部となるトークライブスペシャルまで、少々の休憩が取られた。なんと、F&Cからオニギリ1個が全員に配給されるというサービスが(笑)! 腹を空かせたファンたちが、続々と受け取っていたぞ。
 
 続いて第2部、トークライブスペシャルが開幕する。第1部のライブとは正反対の雰囲気で、こちらが不安になるほどの暴走ぶりを見せてくれた。いや、ベクトルは異なるが、こちらも素晴らしい催し物だったといえるだろう。すでに時計は19時を回り、観客も疲弊しているのか床へと座り込む。ステージには豪華なゲストが入れ替わり立ち代わり登場し、真面目に話す人から酔っ払いまでバラエティ豊かなトークを聞かせてくれた。その乱痴気ぶりは、以下のゲストメンバーを参照してもらえれば想像がつくはず。
 
【トークライブスペシャル出演者】(敬称略・順不同)
司会:今俊郎(PC NEWS編集長)
アシスタント:蓮香(『はじめてがいっぱい』主題歌・出演)
 
■ゲスト
ジョイまっくす(ニトロプラス)
bamboo(GROOVER)
tororo団長(サーカス)
SCA-自(ケロQ)
ブラスターヘッド(作曲)
nbkz(minori)
アッチョリケ(Navel)
王雀孫(Navel)
西又葵(Navel)
 
■飛び入り
大野まりな
佐藤裕美
YURIA
 
 この豪華なメンバーが、司会の今氏による紹介で次々とステージへ登場した。話の内容は、新作のプロモーションから打ち合わせでのヨタ話、エロトークに今年の抱負など多種多様。ステージそっちのけで楽屋が別の話題で盛り上がったり、アシスタントの蓮香さんが飲み物を運んでくるたびに出演者そっちのけで観客席から声援が飛ぶなど、司会の今氏の苦労がしのばれるイベントだった(笑)。
 
 さて、それではかいつまんでトークの内容を紹介していこう。トップバッターを務めるのは、客席から「バンブー! バンブー!」コールも巻き起こった人気者・bamboo氏。最新作『Kissing!!』の告知や音楽、女装などについて熱くトークしていた。美少女ゲームのコピーバンドを始める……との気になる発言もあったので、今後の動向に注目したいところだ。
 
 2番手に登場したのは、ご存知ニトロプラスの最凶広報・ジョイまっくす氏。ギャグも織り交ぜつつ、先日ついに発売された『斬魔大聖デモンベイン』の苦労話などを聞くことができた。しかし、この後の盛り上がりに比べれば真面目極まりない内容だったといえる。
 
 ウィットを含みつつも、新作のプロモーションからヨタ話まで幅広いトークを展開していたのがtororo団長。サーカスの新ブランド「サーカス・フェティッシュ」の第1弾『すくみず 〜フェチになるもん〜』の情報が聞けるなど、ファンにも興味深い話題が多かったはずだ。司会の今氏との打ち合わせで、えんえんとファミコンの『キャ●テン翼』の演出について話し込んだエピソードなどが披露された。
 
tororo団長「ゴールするときに、3回くらいシュバーン! シュバーン!! シュバーン!! ってアングル変えて見せる演出があるじゃないですか。ああいうエロゲー作りたいですね」(場内爆笑)
 
 インサートすると3回、別の角度からその様子を見せてくれるのだろうか? 笑っちゃってエロくならないような気がしてならない。
 ちなみに「サーカス・フェティッシュ」は、萌えとエロとフェチに特化したブランドとか。第1弾である『すくみず』は、その名の通りスクール水着の構造まで徹底的にこだわった描写が売りとのことだ。「プリンセスライン」や「旧スク水の水抜き」など、取材班には耳慣れない単語も飛び出していたので、その筋のファンは要チェックかもしれない。
 
 かわいい絵柄と奥深い物語でファンの心を掴んだケロQからは、SCA-自氏(代表・原画・シナリオ・その他もろもろ)とブラスターヘッド氏(作曲)が出演。すでに出来上がっていたのか、minoriのnbkz氏と一緒になって暴走気味のトークを展開していた。司会の今氏が、必死になってビジュアルファンブックや『モエかん』についての話題を振ろうとするのに、全員で「椅子がガタガタする」と言って話を聞かなくなったり、「♪バラバラ・バラバラ・バラバラ」(『モエかん』主題歌「風の中の青い鳥」アレンジVer.の一節)をずーっと繰り返したりと、収集のつかなくなるひと幕も。トークの内容を紹介したいところだが、混沌としすぎてまとめるのがはばかられるので、割愛させていただく。
 
 続いては、新規ブランド・Navelのお三方がステージへ。王雀孫氏が口頭でシナリオを述べ、アッチョリケ氏がそれを書きとめるなどのエピソードを聞くことができた。また王雀孫氏といえば、キャラの名前を何かしらから取ってアレンジすることでも知られている。今後はどんなモノにちなんで、キャラの名前をつけていくのだろうか――そんな質問が今氏から飛び出した。
 
王雀孫氏「銀行なんかいいんじゃないかと……」
今氏「あー! “みずほ”とか“りそな”はカワイイかも」
 
そのとき、観客から「UFJ」の声が。これには場内も大爆笑。UFJ=ユーノ・フランシーヌ・ジャスコとかになるのだろうか? 次回作にそんなキャラが登場することを期待していよう(笑)。
 
 トークライブのラストには、金杉はじめ氏を筆頭にYURIAさん、佐藤裕美さん、大野まりなさんらが続々と登場。なごやかなムードで少々のトークを楽しんだあと、佐藤さんが「TRACE 〜響きあえる場所〜」と「ETERNAL MELODY 〜語り合うために〜」を再び熱唱。色とりどりの照明がステージに降りそそぎ、スモークが佐藤さんの頭上で幻想的な渦を作り出す。目を観客席へと移せば、メロディに合わせてゆっくりと振られるルミカライトの群れ。会場全体へ染み込むようにして、佐藤さんの歌声が満ちていく……。
 長時間に渡ったが、終わってみれば不思議と時間の長さを感じさせないイベントだった。歌い手たちの豪華な競演、それを支えるスタッフ、暴走したトーク、集まったファンたち。どれか1つが欠けても成り立たなかったであろう、素敵な時間を記憶に刻みつけて「星祭り」は幕を閉じた。
 
【お知らせ】
このライブのイベントレポートは、「真夜中のゲーム事情〜moe・TV〜」でチェックすることができる。HoneyBeeや佐藤裕美さんの楽屋潜入取材なんかもあるという、ファン必見の内容だ。「moe・TV」はインターネット放送やスカイパーフェクTVなどで見られるので、視聴環境にある人は以下の放送時間や公式サイトをしっかり参照しておこう。

■インターネット放送
ITV24
※チャットもできる生放送。5月8日(木)21時30分より。
 翌日から1週間、オンデマンド放送でいつでも視聴可能。
 
■ケーブルテレビ
スカイパーフェクTV MONDO21(279ch)
※放送時間
 5月23日(金)24:30〜25:00
 5月24日(土)26:00〜26:30
 5月25日(日)26:30〜27:00
 5月27日(火)24:30〜25:00
 5月28日(水)25:30〜26:00
 5月29日(木)27:30〜28:00

■関連サイト
ITV24
ケロQ
サーカス
佐藤裕美さん公式サイト
THE LOTUS
スカイパーフェクTV
月星組/フェアリーテール
ニトロプラス
Navel
Honey Bee
浜松町ジャンクボックス
PC NEWS
Mid Price Link
minori
GROOVER
YURIAさん公式サイト
蓮香さん公式サイト
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