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2007年9月12日(水)

任天堂、近代・現代文学の名作100選がDSで読める『DS文学全集』10月18日に発売

 任天堂は、DS用ソフト『DS文学全集』を10月18日に発売する。価格は2,800円(税込)。


 『DS文学全集』は、20世紀の文豪たちが著した名作を「原作」と「あらすじ」の両方で読める読書ツール。夏目漱石、太宰治、宮沢賢治、樋口一葉などによる、明治から昭和にかけての文学作品を中心に100作品を厳選して収録している。

 本作の特徴でもある「あらすじ」機能では、「あらすじで読む日本の名著」(中経出版)の編著者・小川義男氏の監修による「あらすじ」を読める。画面をタッチするだけで、あらすじから原作の該当する部分へ、原作からあらすじの該当する部分へと、即座に移動できるという。

 読み終えた作品の評価や感想を登録することも可能で、Wi-Fiコネクションに接続すれば他の人の評価・感想を閲覧したり、ランキングを見たりできる。Wi-Fiコネクションでは、新しい本を無料で追加ダウンロードすることも可能だ。
 その他、質問に回答するとお勧めの本を案内してくれたり、文字サイズや読書中のBGM(環境音)などをカスタマイズしたりする機能もあるとのことだ。

















あらすじと原作の文章を交互に行き来できるのが最大の特長(中央下・右下写真)。行き来はタッチペン操作により簡単に行えるという。











芥川龍之介や森鴎外など、近代・現代文学でおなじみの作者が揃っており、どこから読むか迷いそう。それぞれの本には文庫本風の表紙も描かれている。











Wi-Fiコネクションでは、新しい本のダウンロードや評価ランキングの確認などが行える。総合ランク1位の本は表紙の帯が変化(中央上画像)。





『DS文学全集』がその日の気分に合った「お薦めの本」を紹介してくれる機能もある。質問に答えていくだけで簡単に操作可能だ。

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(C)2007 Chukei Publishing Company

データ

▼『DS文学全集』
■メーカー:任天堂
■対応機種:DS
■ジャンル:ETC
■発売日:2007年10月18日
■価格:2,800円(税込)

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