News

2007年9月10日(月)

10月開始のTVアニメ「ドラゴノーツ」のキャストメッセージをピックアップ!

 2007年10月3日より放映開始となるTVアニメ「ドラゴノーツ ―ザ レゾナンス―」のアフレコが、都内スタジオにて行われた。


 本作は、地球へと迫りくる巨大隕石・タナトスの脅威を防ぐべく、ドラゴンを生態兵器として戦う「ドラゴノーツ」隊の姿を描いたSF作品。数々のアニメ作品を生み出してきたGONZOとNASがタッグを組んで製作される、オリジナルアニメーション作品だ。

 今回、アフレコ終了後の出演陣からコメントをいただいた。以下に掲載していくので、放送スタートを楽しみにしているという人はもちろんのこと、初めて「ドラゴノーツ」を知ったという人もご覧いただきたい。

――本日第1話のアフレコだったのですが、その感想を教えてください。

●小野大輔氏(“カミシナ・ジン”役)
今日は朝からすごく緊張していました。“カミシナ・ジン”という人については、監督から『“ジン”がヒロインで“トア”がヒーロー』と聞いていたので、ヒロインとしての演技をどうしようかなと悩みましたね。でも現場の雰囲気がとっても和やかでやりやすかったので、無事第1話を録り終えることができました。これからヒロイン像をどんどん構築していきたいと思います(笑)。

●茅原実里さん(“トア”役)
第1話では“トア”のセリフがあまりなかったので、その分ドキドキしながら自分の出番を待っていました。“ジン”は愛と自分の居場所を探している男の子なんですけど、“トア”がそんな彼の癒しになるといいなぁと思います。オリジナルの作品ということで、どういうストーリー展開になるのかわからないですけど、1話1話演じながら“トア”を知って、一緒に歩んでいきたいと思います。

●柿原徹也氏(“タチバナ・カズキ”役)
“カズキ”は“ジン”の大親友なんですけど、今後ちょっと色々ありそうです。先の展開は分からないんですけど、ひょっとしたらライバルのような関係になるのかな、と予想しています。彼はすごく優しくて純粋な子なんですけど、その純粋さゆえに“ジン”と対立することになるのかもしれません。そんな“カズキ”を僕なりに演じていければいいなと思います。

●中田譲治氏(“ベイゼル・サカキ”役)
オリジナル作品ということで、アフレコに入る前に監督から世界観や用語のレクチャーがあったんですけど、この先どんな展開が待っているの楽しみですね。“サカキ”を、自分のなかで頼もしい司令としてイメージしていければいいなと考えています。

●竹若拓磨氏(“ライナ・クロムウェル”役)
久しぶりに二枚目の役をいただいたんですけど……最近そういう役をトンとやっていなかったんで、完全に演じ方を忘れていました(笑)。これから思い出し思い出ししながらうまいこと演じていこうかな、と思っています。

●水樹奈々さん(“ジークリンデ・バウムガルド”役)
“ジークリンデ”は、いわゆるツンデレ系の女の子です(笑)。彼女は早いうちに両親を亡くしているんですが、それが“ジン”となんらかの関係があるようで、その辺りの事情が気になりますね。今後その事情がどういう形で語られていくのかとても楽しみです。

●沢城みゆきさん(“ソウヤ・アキラ”役)
“アキラ”は非常にオープンというか、ざっくりした女性のようです。(役を)つかむまでに時間がかかってしまいそうかなという感じで、1話収録を終えました。役の性格的にも、私の苦戦度的にも、パートナーである後藤さんにご迷惑をかけるのではと……(笑)。25本、公私ともによろしくお願いいたしますという感じです。

●宮下栄治氏(“アマギ・ケイイチ”役)
登場して早々いかにも敵といった感じのキャラクターなんですが、敵ではありません。かなりネガティブな性格の持ち主ですが、小野君が演じる“ジン”のように“トア”みたいな存在に出会っていたらあんな性格にはならなかったんじゃないかな。そんなネガティブな役なので、自分の持つネガティブさを全開にしていきたいと思います(笑)。

●杉田智和氏(“ハウリングスター”役)
“ハウリングスター”は余裕と軽快さをにじませている青年なんですけど、それは裏付けとなる実力があってこそのものだと思います。それと、兼ね役とは思えないほど存在感のあるキャラクターも同時に担当しておりますので、ぜひ注目してもらいたいです。

●丸山詠二氏(“アマデウス”役)
実年齢から言うと、1/3以下の方々に囲まれているので、とても刺激を受けております。「役者は古きがゆえに尊からず」とも言いますので、なんとか健康だけは最後まで維持していきたいなと(笑)。

●後藤邑子さん(“マキナ”役)
“マキナ”は、このメンバーのなかでは1番大人っぽくて、京女的な上品なお姉さんという感じですね。第1話では顔見せ程度にしか出ていませんが、そのシーンだけでも“アキラ”との関係性がわかってもらえるんじゃないでしょうか。これからも、公私ともにお世話になってるみゆきちゃんのパートナーとしてがんばっていきたいと思います(笑)。

●浅野まゆみさん(“キタジマ・ユウリ”役)
第1話では「離してっ!」というセリフがあったんですが、ちょっとエッチな感じでした(笑)。彼女は日常的なことをほとんどしゃべらない役なので、そういうところでリアリティや生々しさを感じてもらえるといいですね。また、たくさんのキャラクターが登場する作品なので、ちゃんと個性を出していけたらいいなと考えています

●郷田ほづみ氏(“ノザキ・カスガ”役)
僕の演じる“ノザキ”は科学者です。今日はまだ2言しかしゃべってないのでなんとも言えないですが……おそらく今後、非常に重要なポジションになっていくんじゃなかろうかと(一同爆笑)。ぜひご期待ください。“ジン”に負けないよう、ヒロイン像を作っていきたいと思っています(再度爆笑)。

●楠大典氏(“ヨナミネ・コウ”役)
“ヨナミネ”というキャラクターなんですが、演じる僕にもどんな人かまったくわかっていません(笑)。ただ、「レゾナンス」という言葉は覚えましたので、徐々に理解していきたいと思います。

●仙台エリさん(“ホシ・ナナミ”役)
“ナナミ”は、浅野さん演じる“キタジマ”の専属オペレーターで後輩みたいな存在です。普段は真面目に仕事をしているんですが、“キタジマ”にちょっとエッチなツッコミを入れていく小悪魔的なキャラクターらしいです(笑)。そんな2人が、お仕事以外でどのように接触していくのか楽しみですね。

●福井裕佳梨さん(“クラタ・サキ”役)
3人娘(“サキ”、“リョウコ”、“メグミ”)のリーダーをさせていただくことになりました。私にとっては初めてとなる、勝気で、OLで、リーダーなキャラということで……。わたしのなかにどんどん“サキ”を入れていって、もっと理解して、自分のそういう面も引き出していけるようにしたいです。みなさんにご迷惑をおかけしないように、全25話をやらせていただきたいと思います!

●小林ゆうさん(“カケイ・リョウコ”役)
福井さんがご紹介してくださった3人娘で、福井さん演じる“サキ”の下の者です(笑)。とてもやる気のない、早く帰りたがる会社員ということで、こういった役ははじめて演じるのでいろいろと楽しみです。オペレーターとして一生懸命頑張っていきたいと思います。

●中村知世さん(“ジングウジ・メグミ”役)
今まで戦隊シリーズなどでアフレコは経験させていただいてるんですけど、アニメのアフレコというのは初めてのことなので、みなさんの邪魔にならないように頑張っていきたいと思っています。よろしくお願いします!

――続いて、放送を楽しみに待っているファンにメッセージをお願いします。

●小野氏
みなさんのお話を聞いていると、自分が今までやったことのない新しい役柄をこの作品で演じる方も多いようですね。新しいことに挑戦する時って、すごくパワーが生まれると思うので、そういうところを期待して見ていただけると嬉しいです。僕自身まったくやったことのないキャラクターなので、ワクワクしながら演じています。それと、登場人物がすごく多いんですけども、サブタイトルの「レゾナンス」は、「共鳴」とか「反響」という意味なので、役者同士で共鳴し合い、高め合っていい作品にしていければと思っています。ぜひ期待して待っていてください。

●茅原さん
この作品は、“ジン”と“トア”のラブストーリーを軸にして展開していきます。わたしはこういったラブストーリーをあまり経験したことがないので、2人がどのように歩んでいくのかも楽しみだったりします。そこに注目してもらいたいです。


(C)ドラゴノーツプロジェクト

データ

■TVアニメ「ドラゴノーツ ―ザ レゾナンス―」
【放送局】テレビ東京ほか
【放映開始日】2007年10月3日より毎週水曜日25:50~
※10月3日放映分のみ26:20~
【スタッフ】(敬称略)
 監督:小野学
 ストーリーコンプセト:前川淳
 キャラクターデザイン:うのまこと
 ドラゴン&メカデザイン: 石垣純哉
 ドラゴンデザイン協力:D.K
 メカ・プロップデザイン:大河広行
 セットデザイン:青木智由紀
 総作画監督:坂﨑忠
 音響監督:鶴岡陽太
 音楽:山下康介
 アニメーション制作:GONZO

【キャスト】(敬称略)
 “カミシナ・ジン”役:小野大輔
 “トア”役:茅原実里
 “ギオ”役:諏訪部順一

 “ソウヤ・アキラ”役:沢城みゆき
 “マキナ”役:後藤邑子
 “ジークリンデ・バウムガルド”役:水樹奈々
 “アマデウス”役:丸山詠二
 “ライナ・クロムウェル”役:竹若拓磨
 “ハウリングスター”役:杉田智和
 “タチバナ・カズキ”役:柿原徹也
 “ウィドー”役:千葉紗子

 “クラタ・サキ”役:福井裕佳梨
 “カケイ・リョウコ”役:小林ゆう
 “ジングウジ・メグミ”役:中村知世

 “ガーネット”役:平野綾

 “キタジマ・ユウリ”役:浅野まゆみ
 “ヨナミネ・コウ”役:楠大典
 “ノザキ・カスガ”役:郷田ほづみ
 “キリル・ジャジエフ”役:チョー

 “ベイゼル・サカキ”役:中田譲治
■関連記事
2007年8月28日
GONZO×NASが放つ最新SFアニメーション「ドラゴノーツ」が10月より放映開始!

■関連サイト
「ドラゴノーツ」公式サイト