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2007年7月7日(土)

大盛況だった「ネギまほラジお!?」卒業イベント出演者5人からのコメントを紹介

 5月20日、東京九段下にて、Webラジオ「カンださん☆アイぽんのネギまほラジお!?(以下、ネギラジ)」の公開録音&卒業イベント「まほラジ学園 後夜祭」が開催された。

写真はイベントに出演した5人のもの。下段左から神田朱未さん、野中藍さん。上段左から木村まどかさん、桑谷夏子さん、小林ゆうさん。 

 本イベントは、7月25日に発売されるDVD「カンださん☆アイぽんのネギまほラジお!? ファンディスク カンださん☆アイぽんのネギまほビデお」第1巻の公開録画と、8月22日にリリースされるCD「ネギまほラジお DJCD SP2」の公開録音、そしてラジオの卒業イベントをかねて行われたもの。イベント当日は、「ネギラジ」のメインパーソナリティーを務める神田朱未さん(“神楽坂明日菜”役)と野中藍さん(“近衛木乃香”役)の2人のほかに、ゲストとして木村まどかさん(“明石裕奈”役)、桑谷夏子さん(“綾瀬夕映”役)、小林ゆうさん(“桜崎刹那”役)の3人が出演。ラジオでおなじみのコーナーなどが繰り広げられ、最後は出演者5人と会場を訪れたリスナーによる卒業イベントが行われた。公開録音の模様は以下の通り。

■オープニング■
神田さんと野中さんによる歌とオープニングトークの後に始まった「生ネギラジお体操」のコーナー。「ネギラジお体操」とは、番組内で作られたオリジナル体操で、公開録音などで行うために作られたもの。出演者とともに、会場のリスナーも笑いながら「ネコ耳運動」や「ステーキを食べる運動」などの運動を行っていた。
■「チュパカブラを探せ!」のコーナー■
こちらは、出演者のカバンの中身をチェックするコーナー「チュパカブラを探せ!」。ゲストの桑谷さんが仕切る形で、パーソナリティ2人のカバンの中身が会場正面のモニターに次々と登場。神田さんと野中さんは、“明日菜”フィギュアやDSといった私物が紹介されるたびに説明をしていたが、ちょっと恥ずかしい私物がカメラの前に現れると「やめてー!」などと声を上げる場面も。
■「学園行事」のコーナー■
「この3年間で後悔したこと」という質問を事前にリスナーに行い、その回答を元にトークを行う「学園行事」のコーナー。ちなみに神田さんの心残りは「「22世紀音頭」を曲にできなかった」ことで、野中さんは「まだ神田さんの家に遊びに行っていない」こと。小林さんの心残りは「以前描いた“モツ”と“シチミ”に色を塗ってあげられなかった」ことだとか。小林さんの絵については、こちらの記事を参照のこと。 
■卒業生答辞■
3月29日に「ネギラジ」の本放送が終了されたことにちなんで、最後のコーナーでは出演者5人が卒業生代表として答辞を読み上げた。3年間にわたる思い出を5人が読み上げると、観客からは大きな拍手が送られた。 
■エンディング■
イベントの最後を飾ったのは、神田さんと野中さんが歌う「1000%SPARKING!! ネギラジ公開録音Version」。リスナーからの拍手と喝采に包まれながら、イベントは終了した。 

 そしてイベント終了後、出演者5人によるコメントをいただいた。イベントの感想や、「ネギラジ」についてのそれぞれの想いを語ってくれているので、「ネギラジ」ファンはチェックしてもらいたい。

――本日のイベントを終えての感想は?

神田朱未さん(以下、神田):久しぶりの公開録音ということもあって、最初のうちはライブの感覚が戻らなくてちょっと不安にもなりましたが、観客のみなさんが暖かく受け止めてくれたり、ゲストの3人がフォローしてくれたりで助かりました。みなさんのおかげで本当に楽しいイベントになりました。ありがとうございます。

野中藍さん(以下、野中):「ネギラジお体操」を公開録音でできたことが嬉しかったです。お客さんも一緒に体操してくれたんですが、みなさんが一斉に動いている様子が……なんていうか、壮観でしたね(笑)。お客さんが「なんでボクたち踊ってるんだろ?」と、ポカーンとしつつもちゃんと踊っているところがなんだかおかしかったです。

小林ゆうさん(以下、小林):今日は公開録音に参加させていただいて、とてもうれしく思っています。ファンのみなさんもパーソナリティのお2人もとても暖かくて優しくって……それを実感することができて、それがとてもうれしかったです。

木村まどかさん(以下、木村):ライブじゃないイベントって、あまり経験がなかったので、本番前まで緊張していたんですけど、これまで「ネギま」を演じてきたみんなが一緒だったから、本番はすごく安心できました。スタッフさんもお客さんも暖かくて、こういう作品に関わることができてホントによかったと思いました。あと「ネギま」イベントの独特なユルい雰囲気のおかげでイベントを楽しめたというのが、なんだか貴重な体験でした。

桑谷夏子さん(以下、桑谷):私はまどかちゃんと逆で、全っ然なんの心配もしてませんでした。朱ちゃんと藍ちゃんに任せとけば安心でしたから。こんな楽しいイベントなら何度でも呼んでくださいって感じなんですけど、今日で卒業なんですよね(笑)。私はむしろ歌があるほうが緊張するんですけど、今日歌うのは朱ちゃんと藍ちゃんの2人だけだったんで、他人事のように応援してました(笑)。

――アニメやラジオに加えて、ゲームにも展開している「ネギま」ですが、みなさんはどんなゲームをされるのでしょうか?

野中:「異議あり!」です(笑)。というわけで、野中藍は『逆転裁判4』にハマっています。これからシリーズのほかの作品にも挑戦してみるつもりです。

桑谷:私もカプコンの『モンスターハンターポータブル2nd』を絶賛プレイ中です。ここでサラっとDS版『ネギま』って言えなくてスミマセン(笑)。今は暇さえあれば狩りをしてる感じです!

神田:私はこないだ『どうぶつの森』の草を2時間かけて抜いてました(笑)。それとゴキブリの退治もしてました。ええ。どうやら部屋の奥にはまだまだゴキブリが潜んでいるようなので、もう30分くらいかけてゴキブリ退治をしたいと思います。

小林:私はDSというものを持っているんですが……ちょっと壊れてまして、今はゲームをしてないです。壊れてしまう前は、『どうぶつの森』とDS版『ネギま』などをプレイしていました。『どうぶつの森』は、神田さんが部屋をたくさん持っているとおっしゃっていて、私はまだ借金を返し終わっていないような状態なのにすごいなぁと思いました。

木村:私は『テトリスDS』を地道にプレイしています。スピードの速いゲームとかが苦手なので、だから、ドキドキしながらちょっとずつレベルを上げて慣れているところなんです。

――それでは最後に、「ネギラジ」を一言でいうとどんな言葉になりますか?。

桑谷:私は一言で表すと「毎回挑戦」でしたね(笑)。最初にゲストで行ったときにはマズそうなチョコレートを食べさせられそうになって、チョコは結局朱ちゃんが食べたんですけども。2度目のときにはセリフの逆読みをさせられて、毎回行くたびに「なにをさせられるんだろう」ってドキドキしてたかなぁ。

木村:私は「安心感」ですね。あまりしゃべることが得意ではないんですけど、どんな返事をしてもパーソナリティのお2人がしっかりとフォローしてくれて、それがホントに暖かくて助けられました……けれど、福島弁でしゃべらされたときだけは、私にとっても「挑戦」でしたね(笑)。「せっかく東京の言葉に慣れてきたのに、また福島弁か~!」って。おかげでリスナーのみなさんには覚えていただけたようなので結果としてはよかったのかも。

小林:私はですね……「父親の膝の上」といった感じです。厳しさも持っているんですけど、暖かく包み込んでくれるようなイメージですね。パーソナリティのお2人が私を引っ張ってくれたり声をかけてくれたりと、安心していられるというイメージなんですね。けれどそれだけじゃなくて、ヘンなネギ料理を食べさせられるとか、試練を与えてくださるところが優しいだけじゃなく厳しさも持っているという感じでした(笑)。

神田:私にとっては「サブストーリー」ですかね。「ネギま」のアニメのアフレコが本編だとしたら、「ネギラジ」はそういうイメージ。私を含めて演じている声優のみなさんが、どこかそれぞれのキャラと似た部分がある感じなので、例えばラジオで桑谷さんとしゃべっていると、なんとなく“明日菜”と“夕映”のやりとりとカブってくるという感じで。アニメとは別の「ネギま」世界があったんじゃないかなって思えますね。あともうひとつは「藍ちゃん」ですね。もうホントに私たち2人でよくしゃべってたので。

野中:「一生懸命」ですかね。出演者もスタッフさんもリスナーさんも含めて。特にスタッフさんは、時としてこっちが軽く引いてしまうくらい(笑)一生懸命ネタを仕込んだりしてて、それがうれしくもあったり、おかしくもあったりという感じですね。それともうひとつは「神田さんの部屋」ですね。神田さんがいたからみんな安心できたんじゃないかなって思います。私はそんな神田さんの部屋で好き勝手していたっていう気もしますけど(笑)。


 今回行われた「まほラジ学園 後夜祭」の模様は、7月に発売されるDVDと、8月に発売されるCDに収録される。当日会場へ行けなかったというファンはもちろん、イベントに参加したというファンも、CDやDVDを購入して「ネギラジ」の一区切りとなる今回のイベントの様子を味わってもらいたい。

(C)赤松健・講談社/関東魔法協会・テレビ東京
イラスト:実原登

データ

▼「カンださん☆アイぽんのネギまほラジお!? ファンディスク カンださん☆アイぽんのネギまほビデお」第1巻
■発売日:2007年7月25日
■価格:4,095円(税込)

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▼「ネギまほラジお DJCD SP2」
■発売日:2007年8月22日
■価格:未定

▼『ネギま!? ネオ・パクティオーファイト!!』
■メーカー:マーベラスインタラクティブ
■対応機種:Wii
■ジャンル:ACT
■発売日:2007年6月14日
■価格:7,140円(税込)

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