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2007年7月6日(金)

【今週の1本】脱がないほうがエロいこともあるDS用ソフト『どきどき魔女神判!』

 「おにーさん、女の子触り放題でっせ」と村田(仮)に言われてついて行ったらいきなりROMを渡された怒左右衛門です。べっ、別に女の子に触りたかったわけじゃないんだからね! 渡されたのはDS用ソフトだったし、アダルティな俺様を満足させるアイテムではないとタカをくくっていたが、何ですかこれは! 最近の子供はこんなものを遊んでいるですか! と思ったらCEROが「C(15歳以上対象)」だった……。そりゃそうだ。さて、そろそろ内容が気になってきたでしょ。それじゃあぼちぼち始めましょうか。

■難しい話は忘れた……

 プレイヤーは主人公、自称チョイ悪高校生“西村アクジ”となって、天界の大天使の命令で地上に散った魔女を探し出すとかなんとかな設定なんですが、難しい話は忘れた。一応説明はされたんですが。気が逸ってそれどころでなかった。とりあえず見つけられないと超善人にされるらしいが、俺のことじゃないし、男にかける情けは生憎と持ち合わせていない。ではなぜ触るのか、そこに女の子がいるか……、いや、そこにタッチスクリーンがあるからさ。
 ちなみに魔女はドキドキさせると体に「魔女の紋章」が現われるので、そいつを証拠に突きつけて言うことを聞かせる。無論手当たり次第というわけには行かないので容疑者を特定し、証拠を集めと推理ゲームばりな作業に追われるのですが、そこら辺は普通にプレイしてれば集まるので、時に気にする必要はありません。証拠が集まれば、容疑者は勝手に戦いを挑んでくるので、それを撃退するとハ~イお待ちかね「魔女チェックモード」へ。

■ここか、ここがエエのんか

 魔女容疑者には「触る」、「見る」、「吹きかける」、「スマイル」、「アイテム」の5つのアイコンを駆使して口ではなく体に物を言わせるわけですが、見境なしにチェックすればいいというものではありません。各容疑者にはドキドキしやすい場所があるので、そこを探し出して責め立てる。ただし、同じ場所ばかりチェックするのはNG。焦らして焦らして白状させる。決して邪な目的でしているわけではありません。忠実なる神の使徒として、天より命ぜられた崇高なる使命を全うしているのです。(キャラ変わってるって)

■名づけてツンデレコンボ

 魔女容疑者は魔女と言うくらいだから全員女の子(例外あり)。乱暴に扱ってはいけません。羽でくすぐるかのごとくソフトなタッチで行きましょう。まさにフェザータッチ。勘のいい人なら、すぐにドキドキする場所を見つけられますが、そのままクリアするようでは残念ながらまだまだ素人といわざるを得ません。プロは、わざと不機嫌になるチェック(あえて何をするか書きませんが)を続け、不機嫌にさせてから一気にドキドキさせる。ちなみにあんまり不機嫌にさせるとゲームオーバーなので注意しましょう。
 不機嫌(ツンツン)からどきどき(デレデレ)に持っていくコンボ。これぞまさにツンデレの醍醐味。名づけてツンデレコンボ。今、勝手につけました。女の子が不機嫌になると新たなグラフィックも見られるので一挙両得。

■ソウルメイト発見

 物語は“アクジ”と天使の“ルル”を中心に進むのですが、チョイ悪というよりへたれな“アクジ”には共感するところがありません。だが、“ルル”は別。好きなものは枝豆とビール。性別は女性のようですが、どう見てもオヤジ。やたら下着とかフトモモとかに反応するし。
 グヘヘ、こいつ、俺と同じ目をしてやがる。
 “ルル”が天使かはさておき、同じ魂の匂いを感じます。俺のソウルメイトに認定。

■よりどりみどりさね

 攻略可能キャラは説明書を見る限り7人。こんなにいればきっとお好みの子を見つけられること間違いなし。フリー魔女チェックモードがあるのでお気に入りの娘は何度でもチェックできます。グヘヘ、一度で済むと思ったら大間違いだ。

 セクハラだなんだと世知辛い世の中に天使降臨! 神様の法律に従って、合法的にレッツプレイ!
どきどき魔女神判!

どきどき魔女神判!

どきどき魔女神判!
共感はしないが、ルルにそそのかされどんどん犯罪者寄りの誤解をされるアクジはちょっと哀れ。
どきどき魔女神判!

どきどき魔女神判!

どきどき魔女神判!
魔女だと判ると仲間になります(半強制的に)。弱みを握って下僕にするあたりもとても素敵。
どきどき魔女神判!

どきどき魔女神判!
世の中、脱がないほうが萌える場合もある。てか脱がないからドキドキ!?
どきどき魔女神判!
タッチに夢中になりすぎると、スマイルとかアイテムとか忘れがち。というか……使うのすっかり忘れてた。
どきどき魔女神判!
ゲームクリア後に一定条件を満たすと、色々なおまけモードが出現。特にエクストラストーリーでは魔女チェックこそありませんが、本編中では語られなかった登場キャラクターの意外な一面が!?

(C)SNK PLAYMORE

データ

▼『どきどき魔女神判!』
■メーカー:SNKプレイモア
■対応機種:DS
■ジャンル:AVG
■発売日:2007年7月5日
■価格:5,040円(税込)

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※Amazonの販売価格:4,284円(税込)
※TSUTAYA onlineの販売価格:5,040円(税込)

■関連サイト
『どきどき魔女神判!』公式サイト
SNKプレイモア
電撃オンライン『どきどき魔女神判!』特設ページ