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2007年4月11日(水)

今度のポケモンは3vs3!AC『ポケモンバトリオ』2007年7月より全国で稼動開始!

 タカラトミーは、本日4月11日に開催したプレス向け発表会において、AQインタラクティブとの共同事業としてキッズ向け業務用ゲーム『ポケモン バトリオ』を7月より展開すると発表した。

 本作は、人気RPG『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモン3体でチームを組み、3対3の対決を繰り広げていくチームバトル形式のゲーム。料金は、1プレイにつき100円とのこと。以下に、ゲームの詳細を紹介していく。

1.ポケモンを画面に呼び出す
 各プレイヤーはまず、ポケモンのデータが入った「パック」(直径40ミリ、厚さ3.4ミリのコイン状のチップ)を筐体に読み取らせ、モニター上にポケモン3体からなるチームを呼び出す。その後、筐体に設けられたフィールド上に「パック」を配置する。フィールド上の「パック」は任意で移動させることができ、画面内のポケモンは「パック」と連動して動くことになる。

2.バトル開始!
 バトルは、「攻撃ターン」と「防御ターン」からなるターン交代方式だが、2つのターンが交互に行われるのではない。チームの編成によっては、自分の「攻撃ターン」が2回連続して発生することもある。両ターンを繰り返して、相手側の体力をゼロにしたプレイヤーが勝利となる。

 まず、攻撃側と防御側で1体ずつポケモンをチョイスする。次に、チョイスしたポケモン同士で「ちからくらべ」を行い、このターンで攻撃側が勝利した場合はそのまま攻撃に、逆に防御側のポケモンが勝利した場合には「かえりうち」が発生し、攻撃側のプレイヤーがダメージを負うことになる。これまでのシリーズと同様に、各ポケモンには「くさ」や「ほのお」などの相性が存在しており、この相性によって「ちからくらべ」の結果や戦闘時に与えるダメージ量などが変動する。

 また、攻撃および防御ターン開始時にポケモンを特定の位置に動かすことで、「ちからくらべ」や戦闘を有利に進められる「フォーメーション」効果を得ることができる。「フォーメーション」効果には、攻撃力や防御力の強化をはじめ、さまざまな種類が存在しており、攻撃・防御ポケモンだけでなく待機中の2体をうまく運用することが、勝利の鍵となりそうだ。

3.「パック」について
 ゲーム開始時、「パック」をランダムで1つ入手できる。「パック」表面にはデータに対応したポケモンのイラストが描かれており、全部で36種類が第1弾としてリリースされる。

4.チームの構成について
 チームは、36種類のポケモンの中から自由に3体を選んで組むことになる。その際、同じ種類のポケモンをチームに複数組み込むことも可能。チーム編成によって、体力の量や「攻撃ターン」の回数が決定する。


 全国の玩具売り場、およびアミューズメント施設などで今夏から稼動予定となっている『ポケモン バトリオ』。興味がわいたという人は、今後の情報を楽しみにしていてほしい。





発表会では、タカラトミー代表取締役副社長・佐藤慶太氏(画像左)が登壇し「多くの筐体を1日でも早く普及させたい」とコメント。また、AQインタラクティブ代表取締役社長・石井洋児氏(画像中央)は、「子どもたちから広く支持される作品になったと確信しています」と力強く語った。






会場には“ピカチュウ”も登場! 『ポケモン バトリオ』筐体の除幕式を手伝い、会場をにぎわせていた。






こちらの画像がゲーム画面。フィールド前方に配置されたキャラクターは攻撃力が増加し、後方に配置されたキャラクターは防御力が上昇するなどの変化が現れる。






左の写真では、「タイムバー」ゲージの上下に1P・2Pと描かれたアイコンが表示されている。このアイコンの数によって、「攻撃ターン」の回数を確認できる。また中央の写真の“ゴウカザル”に「つかれ」マークが表示されているが、どのような変化が現れるのだろうか……? 右の写真は“ピカチュウ”の攻撃シーン。攻撃に応じてさまざまなエフェクトが表示される。






「パック」が配置されたフィールド(写真左)と、「パック」を実際に持ってみたところ(写真中央)。重さは体感でだいたい500円玉2枚程度。また、ゲームの稼動にともない「パックファイル」などの関連商品もリリースされるとのことだ。


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■関連サイト
『ポケモン バトリオ』公式サイト
「ポケットモンスターオフィシャルサイト」
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