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2007年3月29日(木)

お笑いコンビ・アメリカザリガニが会社の風景をコントに!?レベルファイブ会社説明会

 レベルファイブは本日3月29日に、就職活動中の学生を対象とした会社説明会を、東京の「品川グランドセントラルタワー」にて開催した。

 説明会には、レベルファイブ代表取締役社長・日野晃博氏をはじめ、同社に所属するクリエイター陣が出席。スーツに身を包んだ学生たちの前で、会社の雰囲気や仕事内容の説明を行った。

 まず最初に、レベルファイブ社内の施設や開発風景を撮影した映像が上映。ムービー中では、同社で働く社員たちが「レベルファイブの恵まれた環境」や「ゲーム制作のこだわり」、「ゲーム制作・開発に求められる人材とは?」、「プロイズムとは?」といった質問に答える場面も流れた。

 ムービー上映後は日野氏が登壇し、「設立9年目となる弊社は、昨年初めてパブリッシャータイトルとなる『レイトン教授と不思議な町』を発売しました。今後はデベロッパーとしてだけでなく、パブリッシャーとしてもがんばっていきます」と挨拶。その後、ステージ上の大型モニター画面にこれまで開発してきた作品や、売り上げ実績のグラフを映し出しながら、会社についての説明を行った。

 また、2週間後に移転するという新社屋のビジュアルも公開。最寄りの駅から徒歩1分の場所に建てたという福岡市内の新社屋は、日野氏の「遊び心満載のレイアウトにしました」という言葉通り、すべての会議室がそれぞれ違うテーマに基づいたデザインになっている。各開発チームのリーダーが打ち合わせをする会議室のテーマは「スター・ウォーズ」で、椅子の1つには等身大の“ヨーダ”の人形が着席しているとのこと。新社屋について日野氏は、「社員が過ごしやすい空間になるよう細心の注意を払った。いい環境の中でおもしろいものを作ってもらいたい」と語った。

 続いて、テーマに沿ったパネルディスカッション「クリエイターズセッション」のコーナーへ。日野氏および同社のクリエイター陣が登壇して、レベルファイブについてさまざまな角度から語るという趣旨のコーナーだが、ここで思わぬサプライズが! お笑い芸人コンビ・アメリカザリガニがスペシャルゲストとして登場し、舞台上でレベルファイブの日常風景を再現するコントを開始したのだ。「企画会議の様子」、「徹夜で制作作業をする様子」、「オタクっぽい会話のやりとり」という3つのテーマをもとに、虚実入り交じったハイテンションコントが繰り広げられ、学生たちだけでなく登壇者も大爆笑していた。

 その後、学生たちと登壇者による質疑応答がスタート。「『ダーククラウド』が欧米諸国でヒットしたことについてどう思うか」という質問に、日野氏は「欧米でのヒットはまったくもって想定外でした。日本での売り上げが約10万本だったのに対し、欧米では100万本を売り上げることができました。実は海外版は、日本版をかなり改良した内容になっています。そういう点がヒットに繋がったのかもしれません」と返答。その他、「総務や広報の具体的な仕事について」や「学生時代にやっておけばよかったと後悔したこと」、「今後アクションゲームを制作する予定はあるか」などの質問に対し、登壇者が丁寧に答えていた。

 最後は、日野氏が「本日は、少々変わった感じの会社説明会になってしまいましたが、この説明会を通じて我が社の「遊びを大切にする雰囲気」を感じ取っていただければと思います。1人でも多くの人がゲーム業界に入り、将来一緒に働くことを願っています」と就職活動中の学生を激励し、説明会は終了した。
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本日行われた会社説明会の司会進行を務めたのは、フリーアナウンサーの橋本志穂さん。夫であるガダルカナル・タカさんと「『ドラゴンクエスト』の話で盛り上がったのが縁で結婚した」というエピソードを披露していた。
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「クリエイターズセッション」では、レベルファイブのメンバーが登壇。会社の雰囲気や社員の様子などを、冗談を交えながら語っていた。
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スペシャルゲストとして登場し、レベルファイブの日常を再現したコントを披露したアメリカザリガニの2人。両名とも大のゲーム好きで、特にボケ役の平井善之さん(画像右)は、奥さんと一緒にPSP用ソフト『モンスターハンターポータブル2nd』をやりこんでいるとのこと。
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アメリカザリガニのツッコミ役・柳原哲也さんは、『レイトン教授と不思議な町』の大ファン。日野社長に、「次回作に声優として出演させてください!」と熱烈アピールしていた。

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