2007年11月26日（月）

“マクモ”らが抱腹絶倒トーク！「仕立屋工房」ドラマCD第三弾発売記念イベント

　エイベックス・マーケティングから10月24日に発売されたドラマCD「仕立屋工房ドラマCD Collection3」の発売記念スペシャルトークライブが、11月17日に東京アニメーションカレッジ専門学校で開催された。

　「仕立屋工房ドラマCD」は、「ガンガンパワード」（スクウェア・エニックス刊）で連載中の同名ファンタジーコミックを原作としたドラマCDで、「アルトリエ」という世界に存在する天選（マスターピース）と呼ばれる職人たちを描いた物語だ。

　このスペシャルトークライブは、CDの発売を記念して行われたイベントで、当日は高橋直純氏（“マクモ”役）、朴ろ美さん（“キリク”役）、竹内順子さん（“クオリ”役）が出演し、約250人ものファンが会場へ詰め掛けた。

　イベントは、高橋直純氏が“マクモ”のキャラクターソング「Get’s Dream」を熱唱してスタートした。歌が終わると、250人の大きな拍手が鳴り響く中、朴ろ美さんと竹内順子さんが登場。出演者3人によるトークショーが始まった。
　トークショーでは、まず「自分の演じるキャラクターと、ご自身が似ているところは？」という質問に、「“マクモ”みたいな服が着たいです（高橋氏）」、「キリクと私は性別以外まったく一緒です（朴さん）」、「かわいいところです（竹内さん）」とそれぞれ答えた。続いて「ドラマCDの聞きどころは？」と問われると、女性2人が声を揃えて「“マクモ”の女装シーン」と回答。すると、高橋氏が「しまってぇ～！」と艶やかな声で演技を披露し、会場は大盛り上がり。大歓声と拍手の嵐が起こった。さらにそこから「高橋氏はSかMか？」という話でヒートアップし、会場を笑いで包んでいた。

　また、ファンからの質問コーナーでは、「雑誌などでドMと評判の高橋さんは、お2人から見てどうですか？」という質問が飛び出し、またもSM談義に話題が返り咲き。高橋氏と朴さんが、「ドラマCD四弾では、“キリク”がMで、“マクモ”がSの話をやりたいです」と希望を語っていた。他に、仕立屋や菓子職人という職業のキャラクターが登場する本作にちなんで「3人はどんな店をやりたいですか？」という質問も。これに朴さんが「声優のホストクラブを開店したいです！」と答えて、会場の女性ファンから歓喜の声があがった。
　コーナーの最後には「各キャラクターを漢字1文字で表すなら？」という質問が。高橋氏が「芯」、朴さんが「乳」、竹内さんが「殺」とユーモアたっぷりに答えて、来場者は一様に笑ったり、頷いたりしていた。

　この後は、菓子職人“キリク”にちなんだコーナーがスタート。声優陣3人がデザインしたお菓子の絵をもとに、実際のパティシエがお菓子を作成して、それを試食するというものだ。
　最初に登場したのは、高橋氏がデザインした魚の形をしたお菓子。ピンクグレープフルーツを使ったという菓子は、一部の来場者にも振る舞われ、美味しいと評判だった。2番手の竹内さんによるデザインのお菓子は、ゴマやミルキーのソースに白玉などを付けて食べる「墓石フォンデュ」。これもまた評判よく、3人とも美味しそうに食べていた。
　ラストを飾った朴さんデザインのお菓子は、人の顔に王冠が載ったもの。ホワイトチョコレートでコーティングされた顔の中には、さまざまなフルーツが入っていて、完成度の高さから「食べるのがもったいない」との声も出たが、最終的には仲よく味わっていた。味の感想を聞かれると、高橋氏が「美味しくて当たり前」と答えるくらいに美味しかったようだ。
　なお、これらのお菓子は、豊洲駅前にある「パティスリーデュ・カシス」で注文すると食べられるとのこと。普段は扱っていないそうなので、来店前に電話などで問い合わせるといいだろう。

　続くプレゼント抽選会の後、高橋氏と朴さんが“マクモ”＆“キリク”のキャラクターソング「STEP by STEP」を初披露。朴さんが勢い余って転んでしまうという、ちょっとしたハプニングを挟みながらも、会場の手拍子に合わせて歌い上げた。最後に高橋氏が「これからも“マクモ”、みんなに嫌がられる服を作っていきます」と役の抱負を述べてイベントを締めくくった。