News

2007年11月16日(金)

2つの画面を縦横無尽に駆け抜けろ!『影之伝説』の爽快な忍者アクションを大公開

 タイトーから2008年2月に発売が予定されているDS用ソフト『影之伝説 -THE LEGEND OF KAGE 2-(以下、影之伝説)』の最新情報を公開する。


 『影之伝説』は、1985年に業務用ゲームとして登場した『影の伝説』の後継作。『影の伝説』は、伊賀の里の忍者“影”を操作し、魔性の軍団にさらわれた“霧姫”を救出するという内容の横スクロール型アクションゲームだ。プレイヤーは、“影”の人間離れした跳躍力を誇るジャンプや、「手裏剣」、「刀」といった忍者らしいアクションを駆使してクリアを目指す。

 『影之伝説』にも、こういった忍者アクションが多数盛り込まれている。本作最大の特徴は、DSの2画面を利用したダイナミックな空中戦。上下ぶち抜きの広大なステージを、シリーズお馴染みの超人的なジャンプで縦横無尽に進んでいくことに。「壁張り付き」、「ぶら下がり」、「ダッシュ」などの新たなアクションも追加されているので、爽快な忍者アクションを存分に楽しむことができる。
 ゲームを進めていくと、プレイスタイルに応じてさまざまなスキルを覚えることも可能だ。本作が、“影”と“千尋”という2人の主人公の視点で2つのシナリオが展開するということは9月3日のニュース記事でお伝えした通りだが、“影”と“千尋”2人の主人公それぞれに固有のスキルも用意されているそうだ。

今回公開されたアクション、「壁張り付き(左)」と、「ぶら下がり(中央)」、「ダッシュ(右)」。「壁張り付き」は、張り付いたまま走ったり攻撃したりできるので、敵を蹴散らしながら先に進んでいける。「ダッシュ」は空中でも使うことができるので、空中戦が熱い本作では重要なアクションとなりそうだ。
習得するスキルの一例、「地這い(左)」と「分身の術(中央、右)」。「地這い」は相手の攻撃を避けるだけでなく、狭い通路に侵入するのにも使える。「分身の術」は自分の分身を作り出して攻撃面を強化する。分身は敵に攻撃されても無敵だ。

 本作では、ゲーム中に入手可能な「元素の玉」を組み合わせることで、17種類の「忍術」を作り出すことができる。「忍術」には攻撃に使うものから防御に特化したものまで特徴的な術が揃っており、終盤になるとカットインの演出とともに「神獣」を呼び出すことも可能になるとのこと。このように強力な「忍術」だが、使用する際には法力を消費する。法力はアイテムを取ることで回復・増加するが、術自体に使用回数が設けられているため、乱発することはできない。強力な術になるほど法力と使用回数の制限が厳しくなるので、使いどころが肝心になってくるだろう。

「元素の玉」を巻物の上に配置して、忍術を作成。作成した忍術は、LボタンとRボタンで忍術を選択し、Xボタンで発動する。
作成できる忍術の一部。「火遁の術(左)」はプレイヤーの四方に火の玉を飛ばす術。「雷光の術(中央)」は左右にいる敵に雷を落とす。「雪華の術(右)」は、プレイヤーの周りを漂う氷の結晶が敵の攻撃を防いでくれる、防御用の術だ。

 プレイヤーが操作する“影”と“千尋”は、基本的なアクションや「忍術」のシステムは共通だが、攻撃方法とプレイスタイルが大きく異なる。“影”は、接近戦用の「刀」と飛び道具の「手裏剣」を使って俊敏な動きで敵を翻弄するスタイル。一方の“千尋”は、攻撃力が高い反面スキも大きな「鎖鎌」と、「鎖鎌」に付いた「分銅」を飛ばして攻撃する力強いスタイルだ。「分銅」はボタンを押した長さによって飛距離が変化するので、使いこなすには高度なテクニックが必要になってくるとのこと。

“影”の刀は、前作通り敵の手裏剣を弾くことができる。“千尋”の「分銅」は攻撃範囲が狭いとのことなので、よく狙って飛ばす必要がありそうだ。

 プレイヤーのサポートをしてくれる伊賀忍者の頭領“服部 半蔵”と、『影の伝説』のラスボスだった“雪草 妖四郎”の片腕として戦う忍者“霧 雪乃介”のイラストも公開された。どちらも指折りの忍者だけに、ストーリーにどうやって絡んでくるのか楽しみだ。

“服部 半蔵(左)”と“霧 雪乃介(右)”。“霧 雪乃介”は、『影の伝説』では2章のボスとして登場した。


(C)TAITO CORP.1985-2007
ロゴ:御子柴知子/SUGAR

データ

▼『影之伝説 -THE LEGEND OF KAGE 2-』
■メーカー:タイトー
■対応機種:DS
■ジャンル:ACT
■発売日:2008年2月予定
■価格:5,040円(税込)
■関連記事
2007年9月3日
爽快な忍者アクションが再び楽しめる! DS用ソフト『影之伝説』2008年2月発売

■関連サイト
タイトー