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2007年11月12日(月)

2人のツンを見るために家来たちが秋葉原に集合!「姫&令裡ツンツントーク」イベント

 10月13日、DVD「怪物王女 vol.1」の発売記念イベント「姫&令裡ツンツントーク」が、東京・秋葉原の「コミックとらのあな秋葉原店1号店」と「石丸電気SOFT2」で行われた。

 「怪物王女」は、怪物を統べる王族の1人“姫”の戦いを描く同名コミックのアニメ版。「怪物」の名が示すように、吸血鬼やフランケンシュタインのような怪力人造人間、狼少女などが登場するホラー要素と、そんなキャラクターたちによるドタバタなコメディ要素が話題となった作品だ。また、怪力人造人間がメイド服の女の子だったり、吸血鬼がアイドル的に慕われる快感に勝てず、苦手な昼間に学校で活動していたりなど、怪物の特徴と相反する個性的なキャラ設定も人気要素の1つ。TVアニメでは最後まで放送されておらず、TBSとBS-iでは番外編の25話までが、CBCとKBS京都ではTV編のラストを描いた24話までが放送された。そして来年2月発売予定のDVD9巻には、最終話の26話が収録される予定だ。

 今回のイベントには、“姫”役の川澄綾子さんと“令裡”役の能登麻美子さんが登場。最初に自己紹介や、自身が演じるキャラクターの紹介をした後、参加者が指定した台詞を2人が読み上げるコーナーや、2人への質問コーナーが行われた。以下で、イベントの模様を画像とともに紹介していくので、チェックしてほしい。

イベントで最初に聞かれた質問は「キャラクターを演じてみた感想は?」というもの。川澄さんは「今まで私が演じてきたキャラクターの中で、“姫”は一番偉そうでしたね」と話し、一方の能登さんは「なじみやすいキャラクターが世界観を作っていたので、役に入りやすかったです」と話した。続けて、今回のイベントのタイトルでもある「ツンツンをどう思いますか?」という質問に、川澄さんが「ツンデレのデレがないって、すごく感じ悪くないですか?」とコメントし、会場を笑いに包む場面も。

DVDでしか見られない26話のことを「大スペクタクルなんですよ、すごいですよ!(川澄さん)」、「2重、3重に張り巡らされた罠が展開します(能登さん)」と笑いながらコメントしていた2人。26話の内容はイベントでは明らかにされなかったが、話を聞く限りでは、どうやらすごいものになっているようだ。気になるファンは、ぜひその目で確認しよう。

続いて、読んでもらいたい台詞を参加者が選び、2人にその台詞をしゃべってもらうコーナーに突入。台詞の中に希望する名前を入れた上で2人に罵倒(!?)してもらえるということで、会場に集まった「家来」たちは大興奮していた。台詞を読んだ後に川澄さんは「ケダモノって実生活で言ったことないよね」と話し、能登さんは「こんな風に言われて、複雑な気持ちではないですか?(笑)」と戸惑いながら続けた。

「“ヒロ”のような家来ができたら何をさせますか?」という質問に、川澄さんは「家事は自分でやりたいので……肩とかをもんでほしいですね」と回答。また、「人ではない役を演じる上で気を付けていることは?」という質問には、能登さんが「そういう空気をかもし出すようにしています。最近は人間の役が少なくて……頑張ります」と語っていた。質問コーナーで質問が採用された人には、川澄さん&能登さんのサイン入りアウターケースがプレゼントされた。
 トークコーナーの後はジャンケン大会へ。見事勝ち抜いた人には、先ほどと同様に2人のサインが入ったアウターケースが贈られた。

川澄さんは「今日は「怪物王女」のDVD発売記念イベントにお越しいただき、ありがとうございました。これからリリースされるDVDで、話がドンドン進んでいくので、楽しんでいただけたらうれしいです」とコメント。また能登さんは「これからDVDが出ていくので、放送を見た人も見逃した人も楽しんでもらい、最終話まで首を長くして待っていてください。今日はありがとうございました」と話し、イベントを締めくくった。最後に、参加者全員にDVD発売告知用ポスターがプレゼントされ、イベントは終了となった。


 イベント終了後に、川澄さんと能登さんに今回のイベントの感想などのインタビューを行ったので、以下に紹介する。

――イベントを終えた感想を聞かせてください。

川澄さん:たくさんの人に来てもらえて、とてもうれしかったです。イベントで台詞をしゃべることはあるんですが、言われてうれしいかわからない台詞をいうのは今回が初めてで、複雑な気持ちでした。でも、来てくれた人に喜んでいただけたならうれしいです。

能登さん:どちらのイベントもたくさんの人が来てくれました。この作品にかかわることができ、イベントに参加できてうれしかったです。

――作品のファンの人やDVDの発売を楽しみにしている人へ、メッセージをお願いします。

川澄さん:放送は終了してしまいましたが、原作の漫画もありますし、DVDも発売されます。1話完結で気楽に楽しめるので、お気に入りのエピソードを見つけて楽しんでください。

能登さん:DVDには特典があって、放送分+αのものになっているので、そこを楽しんでいただけたらうれしいです。ぜひ何度でも見てください。


(C)光永康則・講談社/怪物王女製作委員会

データ

▼「怪物王女 DVD vol.1」
■販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
■品番:UASD-48853(通常版)/UALD-48853(初回限定版)
■発売日:発売中(2007年10月11日)
■価格:通常版 5,250円(税込)/初回限定版 6,615円(税込)
※初回限定版には、全9巻のディスクが収納可能なデジパックが付属する。

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【キャスト】(敬称略)
 “姫”役:川澄綾子
 “ヒロ”役:大浦冬華
 “紗和々”役:皆口裕子
 “フランドル”役:河原木志穂
 “リザ”役:甲斐田裕子
 “令裡”役:能登麻美子
 “シャーウッド”役:清水愛
 “フランシスカ”役:森永理科
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■関連サイト
「怪物王女」公式サイト