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2006年8月9日(水)

大人も楽しめるエンタテインメント!TVアニメーション「009-1」記者発表会

 本日8月9日、TBSおよびBS-iで10月より放映開始予定のTVアニメーション「009-1(ゼロゼロナインワン)」の記者発表会が都内にて行われた。

 「009-1」は、故石ノ森章太郎氏が青年向けコミック誌で連載していた「009ノ1(ゼロゼロクノイチ)」を原作としたTVアニメーション。冷戦が140年続き、世界はウエストブロックとイーストブロックに分断されたもうひとつの未来を舞台に、ウエストブロックに所属する女性秘密諜報員“ミレーヌ・ホフマン”の戦いを描く。

石森エンタテインメントの記念すべきTVアニメーション第1弾となる「009-1」。「人はなぜ争いをやめないのか」をテーマに、大人も楽しめる深みのあるストーリーが展開される。


 記者発表会では、石森エンタテインメント取締役の河野達央氏、アニプレックス取締役専務の夏目公一郎氏、TBS映像事業部プロデューサー中山佳久氏が登場。3人は、「この作品は石ノ森が映像化を望んでいた作品で、すばらしいものができると思います。みなさんご期待ください(河野氏)」、「石ノ森スピリットの体現者といえる紺野さんが若い気鋭のスタッフを率いて挑む意欲作となっているので、ご期待に応えられる仕上がりになっていると思います(夏目氏)」、「アクション、サスペンス、どれをとってもすばらしい娯楽大作ができると思います(中山氏)」と作品にかける意気込みを力強く語った。

 また会場には、“ミレーヌ・ホフマン”役の釈由美子さんも駆けつけた。釈さんは、「“ミレーヌ”のクールで感情を表に出さず、悪い男の人をやっつけてしまうタフなところにあこがれます。アフレコは何度か経験があったんですが、連続のTVアニメーションというのは初めてなので毎回勉強しながらがんばっています。紺野監督の絵コンテを拝見し、絵がとてもきれいで世界観がすばらしかったので、一緒にお仕事できることをことを光栄に思いました。原作「009ノ1」からのファンも、本当に楽しんでもらえると思いますので、ぜひ毎回見逃さずご覧ください」と、“ミレーヌ”に対する思い入れを語るとともに、本作の魅力をアピールした。

本作の主人公“ミレーヌ・ホフマン”を演じる釈由美子さん。「セクシーなシーンが多いので、演じているときの顔をスタッフに見られたくないんです」と恥ずかしそうに語っていた。


 「009-1」は、TBSで10月5日1:25より毎週木曜日に、BS-iで10月18日2:00より毎週水曜日に放映される。目の肥えた人でも思わずうなるハイクオリティな作品を目指したということなので、アニメファンは放映を楽しみにしていよう。


データ

(C)石森エンタテインメント/Project 009-1

TVアニメーション「009-1」
■スタッフ(敬称略)
 原作:石ノ森章太郎(「009ノ1」)
 監督・キャラクターデザイン・総作画監督:紺野直幸
 シリーズ構成:大西信介
 サブデザイン:鈴木藤雄
 美術監督:竹田悠介
 色彩設計:原田幸子
 撮影監督:冨田佳宏
 編集:森田清次
 音響監督:岩波美和
 音楽:岩崎琢
 音楽製作:アニプレックス
 アニメーション制作:石森エンタテインメント
 アニメーション制作協力:石森プロ イズムスタジオ
 製作協力:アニプレックス・伊藤忠・XeNN・石森エンタテインメント
 製作:Project 009-1・TBS
■キャスト(敬称略)
 ミレーヌ・ホフマン:釈由美子
 ナンバーゼロ:大塚芳忠
 ロキ:森川智之

■美少女ゲーム・アニメの情報ページ「G-net」

■関連サイト
「009-1」公式サイト
石森エンタテインメント
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