| 母なる星「地球」から産声を上げた人類が、星々の海に船出して数百年。銀河は人類に征服された。人々の手によって作られた第2、第3の地球は植民地惑星と呼ばれ、そこからもたらされる豊富な物資はすでに疲弊しきった地球の生命線であった。 しかし、植民地惑星に住む人々と、太陽系から彼らを支配する地球統合政府との間には、隠しようのない対立が横たわっていた。 西暦2632年7月5日、惑星レーベンドルフで訓練任務を行っていた空母アクロポリス所属の最新鋭汎用戦闘機「デルタセイバー」部隊は、地球からの独立を訴えるアダン自由同盟からの奇襲攻撃を受ける。 宣戦布告をするのは、アダン自由同盟最高評議会議長“ドリス・イーガン”。彼女は、植民地星系独立を訴え志半ばにしてこの世を去った父“ダニエル・イーガン”の意志を継ぎ、不当な支配をつづける地球統合政府を打倒すると宣言した。 後に「100日戦争」と呼ばれる戦争の開幕である。 綿密に準備された電撃戦を展開するアダン自由同盟軍に対して、劣勢を強いられる地球統合軍。空母アクロポリスは「デルタセイバー」部隊と共に、戦乱の渦に巻き込まれる。「デルタセイバー」を操る若き戦士たちが見るのは、死と絶望。そしてかけらのような希望……。 アダンが目指す先には、母なる星「地球」が輝いていた。 |