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2006年10月22日(日)

ハイレベルな攻防が展開!見どころ満載の「みんなのテニス日本一決定戦」

 SCEから9月14日に発売されたPS2用ソフト『みんなのテニス』のイベント「みんなのテニス 日本一決定戦」の決勝大会が、本日10月22日にAKIBA_SQUAREで開催された。

 「みんなのテニス 日本一決定戦」の決勝大会は、10月1日から3箇所で行われた予選会を勝ち抜いた3組のペアで日本一の『みんテニ』日本一を決定。ルールは3組総当りで行われ、勝ちは1ポイント、負けは0ポイントというポイント数で順位を争い、同ポイントの場合は、試合評価点の合計で順位が決定するようになっている。

 冒頭では予選を勝ち抜いた中京、関西、関東の3ペア・6人の選手たちと、ゲストの元プロテニスプレイヤー浅越しのぶさんがステージに登壇。「第1回『みんなのテニス』混合ダブルスの日本一決勝戦を開催したいと思います」という開会宣言により、大会が開幕した。

 第1試合は中京代表vs関西代表のマッチ。選択した選手がどちらのチームとも“カイト”と“キャロル”という同キャラ対決に。試合が始まると浅越さんは驚きと興奮を隠せずに「展開が速くてビックリ!私がプレイしたときとは全然ちがう。このプレイが実際にできたら世界一ですよ」とコメントし、ハイレベルなプレイに驚いていたもよう。そんな浅越さんの声も届かないほど選手は集中しているようで、ラインのギリギリを攻める熱い攻防が続くと会場からは歓声や拍手があがった。この試合の結果は関西代表が勝利。浅越さんは「試合を見ていると、あそこに打てばいいのに!とか思って反応してしまいますね(笑)」とすっかりテニスプレイヤーの顔つきになっていた。

 第2試合は、中京代表vs関東代表のマッチ。4人中3人が選択した“キャロル”には笑いが起きたが、この試合も観客が食い入って観戦する熱い展開に。試合が進行するにつれてベースラインが踏み固められて、芝が剥げていくリアルさを浅越さんは「まるで本物みたい」と一言。結果は“キャロル”ペアの関東代表がストレート勝ちを収めた。

 ここで大会は一時中断し、先日引退したばかりの浅越しのぶさんと観客代表のエキシビジョンマッチが行われた。浅越さんは今日のために『みんなのテニス』をプレイしてきたとのことだったが、対戦相手はお父さんがゲーム内レベル“みんテニ王”という親子ペア。対戦では浅越さんが間を抜く魅せるプレイで会場を沸かせる場面も! 試合は親子ペアが勝利する形となったが、善戦した浅越に会場からは大きな拍手が上がった。

 そしていよいよ決勝大会の関西代表vs関東代表という最終試合が始まった。テンポよく試合が進み、あっという間に1-1のセットカウントとなる白熱した試合だったが、最後はネットインで関東代表が勝利し、見事「みんなのテニス 日本一」に輝いた。

 優勝した関東代表の水谷親子ペアには、優勝商品として特製のテニスラケットとPSP本体が贈呈された。浅越さんは、今回の大会を振り返って「広い年齢層に楽しまれていることを実感できました。エキシビジョンマッチで小学生にテニスで負けたことは正直悔しいですが(笑)、これからももっとテニスの面白さを広めていきたいと思います。ありがとうございました」とコメント。最後に、今月10月6日引退記者会見で現役引退を表明した浅越さんに花束と盛大な拍手が贈られ、イベントは幕を閉じた。

 なお来週の10月28日・29日には、PS2用ソフト『みんなのテニス』もプレイできるSCE試遊イベントが「秋葉原エンタまつり」で行われるので、興味がある人は足を運んでみてはどうだろう。

選手入場でステージに入ってきた各地区代表選手の面々。参加チームには親子ペアも!

やや緊張した様子で開幕宣言を行った浅越しのぶさん。この日のために『みんなのテニス』をプレイしてきたとのことだった。

エキシビジョンで浅越さんが対戦することになった“池袋”代表(?)の親子ペア。

決勝戦は、息つく暇もない攻防。見守る観客も真剣?





見事優勝した関東代表、水谷親子ペア。優勝商品は浅越さんから手渡された。

最後に花束と盛大な拍手が浅越さんに贈られた。「これからももっとテニスの面白さを広めていきたい」と挨拶し、締めくくった。


データ

▼『みんなのテニス』
■メーカー:SCE
■対応機種:PS2
■ジャンル:SPG
■発売日:発売中(2006年9月14日)
■価格:4,800円(税込)

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■関連サイト
「秋葉原エンタまつり」公式サイト
みんテニ.net