原作の秘められた謎に迫る『シークレットオブエヴァンゲリオン』
サイバーフロントは、12月21日発売予定のPS2用ソフト『シークレット オブ エヴァンゲリオン』のゲーム情報を公開した。
『シークレット オブ エヴァンゲリオン』は、TVアニメ本編17話~24話と、劇場版「Air/まごころを、君に」のストーリーをベースにしたアドベンチャーゲーム。プレイヤーは、オリジナルキャラクターとなるネルフ諜報部員の“剣崎キョウヤ”を操り、シンジやレイ、ミサトやゲンドウたちと交流しながら、新たな「エヴァ」の世界を構築していくことになる。システムはSLG要素のあるアドベンチャーゲームとなっており、30話を超えるストーリーと、10種類以上のエンディングが用意されるとのことだ。
ストーリーに関しては、主人公“キョウヤ”が、エヴァ四号機をネルフ本部に搬入するよう指示されるところから始まり、パイロットの警護やテロリストの迎撃など、さまざまな任務をこなしていくことになる。そのなかで、プレイヤーがどのような選択をするかにより、ストーリーは大きく分けて「基本ストーリー」、「主人公ストーリー」、「ヒトミストーリー」という3つのルートに分岐するという。以下に、それぞれのストーリーを紹介していこう。
【基本ストーリー】
TV版、劇場版の流れを踏襲。使徒との戦い、戦自のネルフ介入といった原作のエピソードを、ネルフ職員であるキョウヤの視点から描く。
【主人公ストーリー】
キョウヤ個人にスポットをあてたルート。キョウヤの心の葛藤が描かれる。
【ヒトミストーリー】
技術部に所属する科学者・ヒトミがメインキャラとなるルート。碇ユイの目指した計画がなんであったのか、E計画の真相に迫る。
アドベンチャー部分に関する具体的なシステムは今のところ不明。「エヴァ」ファンは今後の情報を楽しみにしていよう。
ストーリーの重要なキーとなりそうなのが、エヴァ四号機。原作ではアメリカ支部の起動実験に失敗し、消滅したはずなのだが……。
オリジナルのイベントも豊富に用意されており、CG枚数は200枚以上とのこと。
“剣崎キョウヤ”特務機関ネルフ 諜報部第一課所属。 冷静沈着で、任務を生き甲斐と感じている。ミサト、加持、リツコとは学生時代からの知り合い。
“加賀ヒトミ”特務機関ネルフ 技術部第一課所属。大学時代にマイクロテクノロジーを専攻し、ネルフ就任後はE計画に携わる。
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(C)CYBERFRONT
データ
▼『シークレット オブ エヴァンゲリオン』
■メーカー:ジェネックス
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:2006年12月21日
■価格:通常版 7,140円(税込)/限定版 9,240円(税込)
■関連サイト
・サイバーフロント
・GeneX
・ガイナックス