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2006年5月23日(火)

セガ、中国市場に対応した自動車教習所向けシミュレータを現地法人と共同開発

 セガは、中国の安徽三聯投資集団有限公司(以下、三聯)と提携し、現地市場に対応した自動車教習所向けシミュレータソフトウェアを共同開発することを明らかにした。

 これまでセガは、同社のVR(バーチャル・リアリティ)技術や業務用ドライビングゲームの技術を応用した自動車教習所向けシミュレータ「セガ・ドライビングシミュレータ」、交通安全学習機としての性能を持つ業務用ゲーム「免許の鉄人」などを開発してきた。今回制作されるシミュレータソフトは、これらのノウハウ、および開発資源を生かして開発されるという。

 一方、提携先である三聯は中国の交通安全教育市場向け商品の製造を行っている法人企業。同社はセガが開発するシミュレータソフトの監修を行うとともに、本シミュレータソフトに対応した筐体を制作し、2006年10月末に自動車教習所向けシミュレータ「DS-KING(駕模王)」 として、中国で販売を開始していくとのことだ。



セガがソフトウェアの開発を担当する、中国の自動車教習所向けシミュレータソフト。今後セガは、業務用レーシングゲームの技術を応用し、世界市場を見据えた自動車教習所向けシミュレータ事業を拡大していくとしている。

(C)SEGA/SANLIAN

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