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2006年5月22日(月)

ほしのあきさんが“数字パズル『カズオ』の父”ウェイン・グールド氏とガチンコ対決!

 本日5月22日、SCEから発売中のPSP用ソフト『カズオ』を用いたスペシャルイベント「ウェイン・グールド vs ほしのあき 真剣頭脳バトル」が都内で行われた。

 『カズオ』は、縦横計9マスの正方形の枠内で、縦ライン、横ライン、3×3のボックスに1~9の数字が重ならないように埋めていくという、シンプルかつ簡単なルールの数字パズル。PSP版では、4段階の難易度が用意されている他、マスを埋める数字に迷ったときの「仮置き機能」、「やり直し機能」、「お手つき制限」といった機能が搭載されており、自分のレベルや好みにあった遊び方ができる。
 加えて、1台のPSPを2~4人のプレイヤーで交代して操作する「まわしてカズオ」、アドホックモードを使用した通信対戦「ワイヤレスでカズオ」といった対戦機能も搭載。「ワイヤレスでカズオ」では、問題を解く時間を競い合ったり、マスを奪い合うなど、複数人で白熱したパズルバトルが楽しめる。

 イベントにゲストとして招かれたウェイン・グールド氏は、香港の裁判所で判事を勤め、退職後に旅行した日本で数字のパズル「SUDOKU」を知り、ヨーロッパをはじめ、世界中に「SUDOKU」を広めたヒットメーカー役として名を馳せている人物。『カズオ』には、グールド氏の作成したパズルデータも収録されている。
 グールド氏は、「東京はロジック系のパズルがもっとも進んでいる場所であると思う。この日本で『カズオ』というゲームが発売されたことはとてもうれしく思っている。「SUDOKU」は「ナンバープレイス」としてアメリカで作られたパズル。私が日本で見つけてヨーロッパで大ブレイクし、そしてまた日本でゲームソフトが発売されることになり、この数字のパズルが全世界を駆け巡っていることについて非常に興奮を覚えています」と挨拶した。
 もう1人のゲストとして登場した人気グラビアアイドル・ほしのあきさんは、仕事の合間に『カズオ』をプレイしているという。「『カズオ』のTV-CMを見てプレイしたら、ハマってしまいました。頭の回転を良くしようと番組の合間にプレイしています」と話す。

 イベントでは、グールド氏とほしのさんが『カズオ』の対戦モードとして収録されている「ワイヤレスでカズオ」で真剣勝負。今回は、2人が数字を埋めるマスを奪い合いながら、同じ1つの問題を解き、多くマスを埋めたほうが勝ちとなっていた。対戦前は「遅いので、手加減してくださいね。1時間くらいのハンデをつけて欲しい(苦笑)」と弱気な発言をしていたほしのさんだったが、スペシャリストを相手に接戦を繰り広げるその腕前はなかなかのもの。しかしながら、第1戦目では僅差で惜敗してしまったほしのさん。「パズルを作った方と勝負できるなんてうれしい。でも負けてしまって悔しいので、もう1度ハンデを付けて挑戦したい!」と、すかさずグールド氏にリベンジを申込み、勝負は第2戦目へ突入。グールド氏に1分のハンデを付けて挑んだ第2戦目では、開始直後からほしのさんがリードを守り、みごと勝利となった。
 ちなみに、グールド氏とほしのさんによれば、『カズオ』を攻略するコツは、枠の1部分のみを見て数字を入れるのではなく、横と縦のラインなど全体を見ながらマスを埋めていくこと、1なら1、2なら2など、1つの数字を縦、横、3×3のマスにすべて埋めていくことだという。
 2人は対戦の感想を「パズルを作っている方に勝てたなんてうれしい! 少しは頭がよくなったのかも(笑)(ほしのさん)」、「普段は1人で紙の上で鉛筆でプレイしているものですが、隣に素敵な方がいてドキドキしながらプレイするのも楽しい(グールド氏)」と話し、対戦モードのおもしろさをアピールしていた。

 数字パズルは1人でプレイする機会が多いものだが、PSP用ソフトとして発売された『カズオ』では複数でわいわい盛り上がることも可能。すでに『カズオ』をプレイしているという人も、家族や友だちと対戦プレイに挑戦してみてはいかがだろうか。

“家庭教師”を意識したという衣装で登場したほしのあきさん。ドラマ収録の待ち時間などに『カズオ』をプレイしているとのことだ。

ウェイン・グールド氏の来日にあわせて行われた、今回のイベント。「このパズル自体はいろいろな年齢層の人が遊べるもの。ほしのさんのような若い年齢の人にも遊んでもらえて、さらにうれしく思います」と話していた。

勝負中、グールド氏、ほしのさんはほぼ無言でプレイに集中。2人とも普段1人でプレイしているそうで、やはり相手がいる対戦となると焦ってしまう様子だった。



縦・横9マス、全81マスの枠の中に1~9の数字を入れていくという単純ながらも奥が深い数字のパズル『カズオ』。本作には、グールド氏をはじめ、本場UKのパズルマイスターが練り上げた1,000問の問題が収録されている。

今回のイベントで使用された対戦モードは、1つの問題を2人で解いていくというもので、数字を埋めるマスを奪い合いながら、多くマスを埋めた人が勝ちとなる。間違った数字を入れたプレイヤーは、ペナルティとして数秒間、操作できなくなってしまう。

グールド氏、ほしのさんは「今回紹介した『カズオ』は、非常にシンプルですが、遊びがいのあるパズルなので、機会があればぜひ遊んでみてください(グールド氏)」、「皆さんも数字のパズルで頭の回転をよくしてください!!(ほしのさん)」と『カズオ』をアピール。

Kazuo(TM) (C)2006 Sony Computer Entertainment Europe.Published by Sony Computer Entertainment Inc.under license from Sony Computer Entertainment Europe.Developed by Sumo Digital. All rights reserved.

データ

▼『カズオ』
■メーカー:SCE
■対応機種:PSP
■ジャンル:PZG
■発売日:発売中(2006年4月27日)
■価格:2,800円(税込)

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■関連サイト
『カズオ』公式サイト
PlayStation.jp
SCE