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2006年5月12日(金)

MS、GAMEforWindowsやXbox360、XboxLiveアーケードなど約50タイトルを出展!

 近未来的な雰囲気で統一されたマイクロソフトブース(以下MSブース)では、主軸となるXbox 360のタイトル25本をはじめとし、Xbox Liveアーケードや、GAME for Windowsなどの約50タイトルを出展。さらに、先だってのブリーフィングで発売時期なども発表されたXbox 360 HDDVDプレーヤーなど、Xbox 360用アクセサリーも多数展示されていた 。

 なかでも、注目を集めていたのは初のプレイアブル出展となる『ロストプラネット エクストリームコンディション』や、『グランド・セフト・オート』のクリエイターが製作する『ライオットアクト』、Windows VistaとXbox 360の初のクロスプラットフォームタイトルであり、古代魔法と現代兵器の戦いを描く『ShadowRun』など。いずれのタイトルも、その質の高さにプレイするユーザーが満足顔だったのが印象深い。また、海外版の発売も間近な、『NINETY-NINE NIGHTS』などはハイデフ環境で楽しむことができるコーナーが用意され、Xbox 360の実力を再確認したユーザーたちで沸いていた。

 だが、日本でも発売が決定している注目タイトルである『ギアーズ オブ ウォー(以下『GoW』)』や『あつまれ! ピニャータ』に関してはプレイアブルの出展がなかったのは残念でならない。ちなみに一部のファンが期待してやまない『DEAD OR ALIVE:Xtreme2』も、残念ながらプレイアブルの出展はなし。ブース内のスクリーンに時折ムービーが上映されており、ビーチバレーや水上綱引きなどを楽しむ、かすみやあやねなどの姿を見ることができた。

 と、先ほどプレイアブル出展はなかったと書いておいて申し訳ないが、実は記者はくだんの注目タイトル『GoW』を、人数が制限されたセッションでプレイすることができた。ブースの奥に用意されたブリーフィングルームの1つに通されると、目の前にはずらりと試遊台が並べられており、セッションに参加したマスコミ同士で4対4のオンライン対戦をプレイする運びとなった。

 プレイアブルデモバージョンで遊べたのは、半壊した建物や自動車などが転がる市街地フィールド。ここで人間側4名と、人類の敵である”Locust Horde”と呼ばれる生物側4名にわかれてのチーム戦が行われた。
 記者が振り分けられたのは人間側のチームで、筋肉たくましい戦士が使用キャラクター。基本の武器はマシンガンだが、敵との接近戦では銃の先端付近にとりつけられたチェーンソーで相手を切り刻むことも可能で、参加したマスコミ各人からもチェーンソーで誰かが倒されるたびに歓声があがっていた。記者もなんとかチェーンソーで相手を攻撃しようと背後から近づこうとするが、そのさらに背後から襲われあっさり昇天すること数回。他のメンバーの戦闘を観戦する時間のほうが長かったのは、ここだけの話だ。

 今回プレイできたのはこのチーム戦だけだったが、圧倒的な存在感で迫ってくる”Locust Horde”の恐怖や、戦場にいる空気感はやはりこのグラフィックのクオリティがあってこそのこと。「何を今更…」と思われるかもしれないが、高解像度の映像が与えてくれる感動というものは存在し、それは確実に今後のゲームの1シーンを築くことになる。
 その意味でも、Xbox 360で今年発売されるタイトルの中で間違いなくキラータイトルとなる『GoW』をプレイできたことはうれしい限りだ。

Xbox 360のタイトル群の質の高さを存分に堪能した来場者で、ブース内は大いに盛り上がっていた。

HDDVDプレイヤーほか、さまざまな周辺機器の展示がされていた。今後これらを使用したタイトルの登場に期待したい。

残念ながらプレイアブルではなかったが『あつまれ! ピニャータ』の解説にはたくさんの来場客が集まっていた。

ブリーフィングルームにて、まずは『GoW』の説明を受けるが、集まったマスコミ各位は一刻も早くプレイしたい様子だった。

自分が倒されたあとは、ほかのプレイヤーの視点で戦闘を観戦することができた。これが意外におもしろい!



■関連サイト
Xbox.com
マイクロソフト