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2006年5月12日(金)

Wiiリモコンの操作方法に注目!『TheLegendofZelda:TwilightPrincess』徹底レポ

 Wii本体との同時発売が公式アナウンスされた『The Legend of Zelda:Twilight Princess』。会場の試遊台では「フィールドプレイ」と「釣りプレイ」の2種類を選択することができたのだが、ここでは「フィールドプレイ」についてのプレイレポートをお届けしよう。



 体験プレイでまず最初に習得するのは、「回転斬り」の操作方法。従来のコントローラ操作のようなボタンの溜めやスティックの1回転ではなく、Wiiリモコンか「ヌンチャク」のどちらかを素早く&短く左右に振ることで、この技を繰り出すことができる。「回転斬り」で敵を倒した際には、そのままとどめの一撃を加えないと、敵が立ち上がり戦闘が再開されてしまうので気を抜くことができない。

 次に習得するのは、弓矢の使い方。弓矢は、“リンク”が剣を弓矢に持ち替えて、Wiiリモコンの下ボタンを押し続けると矢を引くことができる。このときに、Wiiリモコンのスピーカーから「ギギギギギッ」と弓の弦が伸びる効果音が響く。弓矢の狙いを定める際には、Wiiリモコンのポインティング機能を使用。このとき「ヌンチャク」でズーム操作が可能となっているので、より的を絞ることができる。



 敵を倒しながらフィールドを進んでいくと、硬く閉じられた扉の前に到着。扉の前には4つの小さな風車が置かれており、ここではブーメランを連続で風車に当て、すべて回転させるという謎解きが用意されている。扉を抜けた先では、今度は「アイアンブーツ」を使用した仕掛けが。アイアンブーツは、前作の『ゼルダの伝説 風のタクト』では登場しなかっただけに、シリーズのファンにはうれしい情報だ。





 ステージの最後に待ち受けるのは、巨大なボスモンスター。これまでのシリーズではボス戦前のムービーでボス名が表示されていたが、今回のバージョンでは表示ななし。残念ながらボス名はわからずじまいだったので、製品版発売までのお楽しみだ。

 ボス戦は、弓矢&アイアンブーツの2つを使ってボスの弱点である頭部を集中的に攻撃。具体的には、まず正面から弓矢で頭部を攻撃し、その攻撃で敵がひるんでいる間に後ろに回りこみ、ボスにつながれた鎖をつかむ。その状態でアイアンブーツに履き替えると、逃げるボスを後ろから引っ張る状態になり、ボスが前のめりに倒れるのだ。ボスが倒れたら、アイアンブーツを脱ぎ、急いで弱点の頭部へ回り込み剣で攻撃を加える。この手順を繰り返してボスを倒せば、ステージクリアだ。



 「E3 2006」会場で試遊しただけでも、仕掛けやアイテム、通常戦闘、ボス戦など、楽しさ&魅力が満載となっていた『The Legend of Zelda:Twilight Princess』。Wiiでプレイしてこそ、そのおもしろさが広がっていくこともおおいに実感することができた。


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