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2006年4月24日(月)

しょこたんが“テュルル”の衣装で登場!『N3』発売イベントでアキバは大盛り上がり

 4月23日、秋葉原の「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」店頭でXbox 360用ソフト『NINETY-NINE NIGHTS(N3)』の発売記念イベント「~アキバにN3がやってくる~」が行われた。

 店頭前の特設会場には、4月20日に発売されたばかりの『N3』をはじめ、『パーフェクトダーク ゼロ』、『PGR 3 -プロジェクト ゴッサム レーシング3- 』、『カメオ:エレメンツ オブ パワー』、『エブリパーティ』といったXbox 360用ソフトの試遊台を設置。複数のタイトルが自由にプレイできた他、ステージ上ではさまざまなイベントも行われ、小雨がぱらつくあいにくの天気模様だったにも関わらず、多くの人が足を止めて試遊台やステージに見入っていた。

 13:00から行われた『N3』のステージイベントには、『N3』の主要キャラクター“テュルル”の衣装を身に着けた“しょこたん”こと中川翔子さんと、本作のプロデューサーであるキュー・エンタテインメントの水口哲也氏が登場し、トークショーを展開。中川さんは、これまであまりアクションゲームをプレイしたことがなかったそうだが、昨年の「東京ゲームショウ2005」で初めて『N3』に触れた際の印象を「画像が進化しているゲームの中、飛びぬけて映像がキレイな『N3』は最初難しそう……と思っていたんですが、プレイした瞬間にいきなりその場で500人くらいの敵を倒して夢中になりました!」と話す。続けて、普段はあまりゲームをプレイしない女の子の友だちとも一緒に『N3』をプレイして盛り上がっていると話しており、アクションゲームになじみがない人でも気軽に遊べる点をアピール。これに対して水口氏は「アクションゲームが苦手な人でも遊べるように、ディレクターのサンユン・リー氏と考えてバランスを調整しました。映像やサウンドが進化しても、ゲームの根本は大きく変わらないと思うんです。昔のゲームでも感じられたおもしろさと、ビジュアルやサウンドの進化が融合すると、単なるゲームとは違うものが体験でき、そういった化学反応が進化のおもしろいところだと思っています」と話していた。

 また、水口氏は本作における最大の特徴を「敵と味方のフリップ(切り替え)が可能なところ」と語り、これまで敵だったキャラクターの視点を通してさまざまなストーリーが楽しめると説明。ちなみに、この機能の象徴的な重要キャラクターであるゴブリン種族の“ディングバット”は、古谷徹氏が声を担当しているが、水口氏によれば依頼した当初、古谷氏の反応は「なんで俺がゴブリンなの?」というものだったそう。しかしながら、シナリオを読んだ古谷氏が「この役は俺しかできない」と快く引き受けてくれたというエピソードも披露された。

 最後に水口氏と中川さんは、『N3』について「1人でも多くの人に遊んでもらいたいので、おもしろいと思ったらぜひ友だちやいろいろな人に広めてください(水口氏)」、「ゲーム序盤のアクションシーンだけでもおもしろいです。敵と味方が入れ替わり、キャラクターごとの運命、思惑などもそれぞれ深いものになっているので、全員のキャラクターで早くクリアしたいです(中川さん)」とコメントし、ステージは終了。会場内の試遊台では、アクションシーンの爽快感や各キャラクターごとに展開される壮大なストーリーをさっそく体験してみる人の姿が目立った。

 その他、会場ではお姫さまに扮したタレントのももこさんを『パーフェクトダーク ゼロ』の2人プレイで助けるという試遊イベントや、現役レーシングドライバーの土屋武士選手を相手にガチンコレースバトルが楽しめる『PGR 3』の対戦会といった、来場者が参加できるステージイベントも実施。Xbox 360というハードならびに、対応タイトルのおもしろさを伝える内容となっていた。



“テュルル”のコスプレ衣装は、デザインや装備品など細部にわたって再現されており、中川さんも「ゲーム画面からそのまま抜け出たような衣装」と驚くほど。水口氏から“公式トゥルル”とお墨付きをもらうと、「キター!!」と非常にうれしそうだった。

次世代ゲーム機でドラマとゲームの融合を作りたいと思い、『N3』を制作したと語った水口氏。本作ではキャラクターごとの視点で語られる重厚なストーリーにも注目だ。

トークショーでは、中川さんが『N3』のデモプレイに挑戦。「うひょ~」と歓声を上げながら楽しそうにプレイし、本作の爽快感をアピールしていた。



『パーフェクトダーク ゼロ』のステージでは、謎の悪者たちにさらわれた“ももこ姫”を助けるべく、来場者たちが2人プレイで電子ロック解除のミッションに挑んだ。



現役レーサー・土屋選手を迎えて行われたレースバトル。参戦者には『PGR 3』の経験者が多く、5戦中1勝という対戦結果に土屋選手も苦笑い。

ステージイベントの合間には試遊台で、『N3』をはじめとするXbox 360の注目タイトルを遊ぶことができた。


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■関連サイト
『NINETY-NINE NIGHTS(N3)』公式サイト
Xbox.com