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2006年1月10日(火)

『MADDENNFL06』日本一が決定!「マッデンNFLでハワイに行くぞ!」日本大会決勝

 エレクトロニック・アーツ(以下、EA)は1月9日、人気発売中のPS2用ソフト『MADDEN NFL 06』のゲーム大会「マッデンNFLでハワイに行くぞ!」日本大会決勝トーナメントを開催。会場となった秋葉原コンベンションホールにて、半日に渡って熱い試合が繰り広げられた。

 「マッデンNFLでハワイに行くぞ!」は、ハワイで開催される「NFL PRO BOWL 2006」観戦ツアー(1組2名)への招待に加え、同地域で開催される『MADDEN NFL 06』世界大会「MADDEN INTERNATIONAL CHAMPIONSHIP 2005」(EA主催)の日本代表権を賭けたトーナメント大会。決勝大会は、予選大会となる西日本大会(1月7日開催)、東日本大会(1月9日開催)を勝ち抜いたそれぞれ上位2名による計4名で行われた。

 日本大会決勝トーナメントは東日本の予選大会終了後、そのまま続けて開催する長丁場の戦いに。日本のNFL中継、アリーナフットボールの実況などで活躍する有馬隼人氏が決勝の実況を務め、各試合を盛り上げた。「実際の試合なら伝説に残るような名試合が多かった(有馬氏)」という、白熱した試合が繰り広げられた。

 そんな中、決勝に駒を進めたのは“オークランド・レイダース”を操る東日本代表のCHIBITA98選手と、“セントルイス・ラムズ”を操る西日本代表の下村哲史選手。下村選手はCHIBITA98選手のパスをことどとく阻止し、ランプレイ中心で終始圧倒。前半は20対0と下村選手が一方的に有利な試合展開となり、そのまま逃げ切る形で下村選手が優勝を決めた。
 準決勝、決勝と磐石の勝利を収めた下村選手は、「他のゲームと違って頭を使うところがおもしろいですね。“ラムズ”のプレイブックを生かして、実際の試合通りにやってますが、自分なりにそれが上手くできました」と喜びのコメントを出したが、世界大会については「気楽に戦いたいと思います」と、プレッシャーがかからないように戦っていく旨を明かした。とはいえ、日本大会決勝を圧倒的な強さで勝利した下村選手だけに、世界大会での活躍にも期待が高まるところだ。



東日本大会に続いて、決勝大会が行われた秋葉原コンベンションホール。試合の実況は有馬氏が務め、実際のスポーツ観戦をしているように対戦を楽しむことができた。

決勝戦を戦うCHIBITA98選手(左)と下村哲史選手。序盤のインターセプトからのタッチダウンで勢いに乗った下村選手が、終始試合を有利に運び、そのまま優勝を決めた。

ハワイでの世界大会に参加することが決まった下村選手。世界大会の活躍にも期待がかかる。

上に進むごとに接戦が増えて、スポーツ観戦しているように観戦者も盛り上がったこの日の大会。表彰式の後にはNFL JAPANの町田光氏が「ラン攻撃にこだわる方、パスに夢をつなげる方などさまざまで、素人が見てもおもしろい対戦だったと思います。このゲームを通じて、アメリカンフットボールに興味をもっていただける方が増えることに期待しています」と挨拶し、イベントを締めた。


データ

▼『MADDEN NFL 06』
■メーカー:エレクトロニック・アーツ
■対応機種:PS2
■ジャンル:SPG
■発売日:発売中(2005年12月1日)
■価格:7,140円(税込)

■関連サイト
エレクトロニック・アーツ