News

2005年12月19日(月)

『ブロックス倶楽部』出版社対抗大会の決勝戦で愛衣さんと電撃代表が一騎打ちに!

 寒さも本格的になり、コートが手放せなくなった12月18日の日曜日、秋葉原にあるカフェ&キッチン「Cos-Cha」にて、PS2用ソフト『ブロックス倶楽部 with バンピートロット(以下、ブロックス倶楽部)』の出版社対抗ゲーム大会が開催された。

 『ブロックス倶楽部』は、フランスで生まれて世界各国で大ヒットしているテーブルゲーム「ブロックス」と、今年6月30日に発売され、自由度の高さと暖かみのあるキャラクター&物語で好評を博したアクション・アドベンチャーゲーム『ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット』が融合した作品。5分で覚えられる簡単なルールと奥深い戦略性、30分以内で勝負が決まる手軽さなどで人気を呼んでいる。

 「ブロックス」のルールは、プレイヤー4人が1マス~5マスで構成された21種類のピースをそれぞれ持ち、順番に自色のピースを隅から配置。あとは自分のピースの角と角(辺同士で接する場所には置けない)が接するように次のピースを置いていく。自分以外の色のピースとは角でも辺でも接してOK。このルールを守って4人が順番にピースを置いていき、全員が置けなくなった時点で、余ったピースのマス数が最も少ない人が勝利となる。

 この日の大会にメディアワークスから参加したのは、メガドライブのソフトをすべて持つ男こと「いぐちじゅんや(電撃オンライン代表)」、ゲーム大会で6度の優勝経験を持つ本番に強い男「ウドンスキー(電撃PS2代表)」、そしてボードゲーム好きライター「梅津爆発(電撃PS代表)」の3名だ。

 まず1回戦は各誌代表者が3名ずつ4組にわかれ、各組3名+1名のグラビアアイドルで対戦。そして各組の1位4名で決勝を行う。1回戦では20分、決勝では30分の制限時間が設けられ、それまでに勝負がつかなかった場合、その時点で最も残りマス数の少ない人が勝者となる。ゲストのグラビアアイドルは、鈴木茜さんと愛衣さんの2名で、2人は第1試合、第2試合ともに参加する特殊ルールで行うことになった。

 抽選の結果、1回戦第1試合のB卓にウドンスキー、1回戦第2試合のA、B卓それぞれにいぐちと梅津が選ばれた。というわけで、まずはウドンスキーの戦いをいぐちと梅津の2人で応援。腕前は編集部内No.2で、本人曰く「本番に強い」と豪語するウドンスキーだったため、あまり心配せず雑談をしながら試合を観賞していた。するとどうしたことか、いつもよりもミスが目立つ。その卓に参加していたグラビアアイドルは愛衣さん。この愛衣さんがうまいことピースを置いていく。結局ウドンスキーは29マスを残して3位敗退。1位はなんと、グラビアアイドルの愛衣ちゃんに決まった。「アイドルに殺された」とコメントを残し、ウドンスキーは早々に散っていった。

 実は愛衣さんは、出版社対抗大会の前に開催された一般大会の優勝者。一般人を差し置いて優勝するという思いがけない展開に、会場内はどよめいたのだ。マグレじゃなかったのか!? と、ウドンスキーの二の舞いにならぬよう、気合を入れなおしたいぐちと梅津が戦いの場に向かう……。梅津の卓には、すでに決勝進出を決めた愛衣さんが再び登場。アイドルをマークしつつ、落ち着いて試合を進める。中盤でほか2名が敗退し、いよいよ愛衣さんと一騎打ち。「……つ、強えぇ~。ほかの参加者とは明らかにレベルが違う(梅津談)」。戦ってみて彼女の強さが本物とわかったという。しかし、『ブロックス倶楽部』が発売される前から「ブロックス」をプレイしていた梅津爆発も負けてはいない。その結果、何とか梅津が勝利をモノにした。別の卓で対戦していたいぐちは、制限時間切れで惜しくも2位で敗退した。

 そして、休みなく行われた決勝。梅津は再びグラビアアイドルの愛衣さんと対峙することに。さすがに決勝だけあってヌルイ手を打ってくる人はいない。「誰が有利で、誰が不利か?」、「相手は次にどこへ置くか?」など、盤面全体を冷静に観察し、ほかのプレイヤーたちの思考を読んだ者が勝利する「ブロックス」。しかし、試合の流れは愛衣さんと梅津有利に。脱落者が早々に現れると、梅津は次の脱落しそうな記者を徹底してマークして潰したのだ。そして1回戦と同じく1対1になる愛衣さんと梅津。エゲツなく妨害する梅津を受け流し、愛衣ちゃんはなんとパーフェクトを達成する。だが次の瞬間、梅津もパーフェクトを達成。決勝は誰もが想像しなかったパーフェクトでの同点劇となった。

 「ブロックス」の公式ルールでは、マス数が同じ場合は不利な後手番の勝利となるが、今回はあくまで『ブロックス倶楽部』での対戦なので引き分けとなった。会場のボルテージが最高潮に高まるなか、2人は長かった因縁に終止符を打つため、1対1で戦う「ブロックスデュオ」で決着をつけることに!

 「ブロックスデュオ」は盤面が小さくなり、2人用に調整されたゲーム。「ブロックス」以上に相手への妨害が重要となる。互いに相手の動きを封じるようにピースを置き合い、互角の勝負を続ける2人。勝敗が読めず、メイドさんに注いでもらったレモンティーを飲んで焦りそうになる気持ちを落ち着ける梅津。そのとき、愛衣さんが自分の角を封じるケアレスミスを犯す。その隙を見逃さず、攻め立てる梅津。その結果、残り20マスを残して愛衣さんが手詰まりとなり、電撃PS代表、梅津爆発の優勝が決まった! かくして、試合中に手が震えたり、プレッシャーで胃が痛くなりながらも戦い抜いた梅津は、固い笑顔で各メディアに写真を撮られるのであった……。

 この大会の後、アイレムソフトウェアエンジニアリングさんのご厚意により、読者プレゼント用として『ブロックス倶楽部 with バンピートロット』、『ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット』、『パチパラ12~大海と夏の思い出~』、『絶体絶命都市 PlayStation 2 the Best』、『桜坂消防隊』、『R-TYPE FINAL』をいただくことができた。こちらのソフトを6本1セットで電撃オンライン読者1名にプレゼント(応募は次回更新のプレゼントコーナーにて)! まだこれらのソフトで遊んでいない人は、ぜひこの機会に応募してきてほしい。

『ブロックス倶楽部 with バンピートロット(以下、ブロックス倶楽部)』の出版社対抗ゲーム大会。電撃代表は会場のテーブルに置かれたボードゲーム「ブロックス」で作戦会議。かなり本気だ。

各誌代表者が3名ずつ4組にわかれ、各組3名+1名のグラビアアイドルで対戦。愛衣さんはかなりの実力者だと言うことが判明した。



12月8日、秋葉原で最も熱い場所となった「Cos-Cha」。セクシーサンタのコスプレをしたアイドルと、メガネチビのゲームライターが液晶テレビを賭けてゲームで戦うという、カオスな状況での最終決戦に!

鈴木茜さんと愛衣さんとともに記念撮影する梅津爆発。見事にナナオの液晶テレビ「FORIS.TV 26インチ」と読者プレゼント用のPS2用ソフトをゲットし。


データ

▼『ブロックス倶楽部 with バンピートロット』
■メーカー:アイレムソフトウェアエンジニアリング
■対応機種:PS2
■ジャンル:TBL
■発売日:発売中(2005年11月17日)
■価格:3,990円(税込)
※プレイステーション・ドットコム・ジャパンの販売価格:3,591円(税込)
※セガダイレクトの販売価格:3,591円(税込)
※Amazonの販売価格:3,990円(税込)

■『ブロックス倶楽部 with バンピートロット』の購入はこちら
プレイステーション・ドットコム・ジャパン
セガダイレクト
Amazon

■関連サイト
アイレムソフトウェアエンジニアリング