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2005年12月6日(火)

子どもたちが待ちわびた「劇場版甲虫王者ムシキング」の完成披露試写会

 本日12月6日、セガの人気カードゲーム『甲虫王者ムシキング』を題材にした映画「劇場版 甲虫王者ムシキング ~グレイテストチャンピオンへの道~」の完成披露試写会がイイノホール(千代田区)で行われた。

 完成披露試写会は一般向けに行われたもので、会場は多くの親子連れで満席。試写会に先がけて行われた舞台挨拶では、監督の大賀俊二氏、劇場版の原案を手がけている『ムシキング』開発チームの植村比呂志氏、“溝呂木シロー”役を担当し、エンディングテーマ曲「幸せのテレパシー」を歌う福田沙紀さん、ネブ博士、ムシキング・ジョニーがステージ上に登場し、それぞれ挨拶を行った。

 植村氏は、「アーケード向けゲームとして2003年より登場した『甲虫王者ムシキング』は、ファンからの支持を受け、これまでに4万回を越えるゲーム大会、5千人を超えるグレイテストチャンピオンを生み出してきた」とその歴史を振り返る。続けて「ゲーム大会では、出場する子どもたちと応援団となるお父さん・お母さんの家族が一丸となって、感動的な熱いバトルを繰り広げています。その感動的な大会の風景を映像にしたいと思って、この映画を作りました。ネブ博士やムシキング・ジョニーが各地の大会で言っているように、“ムシバトルは勝つことが目的ではなく、仲間を作ることが目的”です。映画を観た皆さんが、勇気を出してゲーム大会に参加し、たくさんの仲間を見つけてくれればうれしいです。皆さんが『ムシキング』で遊びたいなと思ってくれる限り、僕たち『ムシキング』チームはずっと開発を続けていくので、これからも応援をよろしくお願いします」と、劇場版が完成した喜びを感慨深げに語った。

 大賀氏、福田さんは、「映画で出てくる『ムシキング』は、皆さんがいつも遊んでいるゲームとは少し違い、大きな会場で、プレイヤーが牛くらいの大きさのムシで闘うという、未来型のゲーム形式になっています。劇場版では、映画館ならではの大音量と大迫力の映像を楽しんでください(大賀氏)」、「“シロー”くんは、最初はちょっと悪い印象かもしれませんが、この映画を観て大好きになってくれればうれしいです。アフレコは動きのひとつひとつを声だけで演じないといけないので、最初は苦戦しましたが、とても楽しくやらせてもらいました。エンディングテーマは、聴いた人たちが楽しめるように私自身も楽しく歌っています。みんなにもノリノリで歌ってほしいなと思います(福田さん)」とそれぞれコメント。また、ネブ博士とムシキング・ジョニーは、「未来のムシキングの機械はどうなっているか楽しみだね!」と会場に呼びかけ、訪れた子どもたちと一緒に「イチ、ニ、ジョニー!!」という掛け声でムシキング・ジョニーのポーズを決めた。

 「劇場版 甲虫王者ムシキング」は、全国東宝洋画系の劇場で12月17日より公開を開始。世界一のグレイテストチャンピオンを目指す少年“未来ケント”を主人公に、「ムシキング公式大会」を舞台とした完全オリジナルストーリーが展開する。
 ある日、邪悪なオーラを放つ「ダークサイド・ネプチューンオオカブト」を操る謎の少年“溝呂木シロー”に出会った“ケント”。勝利するためには手段を選ばない“シロー”に対して“ケント”がムシバトルを挑んでいく様子や、「ムシキング公式大会」を通じて主人公と父親との親子の絆や友情が描かれる。

「ムシキング公式大会」を舞台とした完全オリジナルストーリーが繰り広げられる「劇場版 甲虫王者ムシキング」。今冬の子ども向け映画として12月17日より劇場公開される。

会場から盛大な拍手で迎えられたキャスト、制作スタッフ陣。左から大賀氏、ムシキング・ジョニー、福田さん、ネブ博士、植村氏。



舞台挨拶では、登壇者が「みなさん、こんにちは!」と挨拶すると、会場からは「こんにちはー!」と元気な声が。植村氏と同じ『ムシキング』開発チームであるネブ博士とムシキング・ジョニーは、『ムシキング』は、皆が仲良く『ムシキング』を通じて友だちをたくさん作れるように、心を込めて作っています」とコメント。

(C)SEGA/ムシキング・ザ・ムービー プロジェクト 2005

データ

■「劇場版 甲虫王者ムシキング ~グレイテストチャンピオンへの道~」
【劇場公開日】2005年12月17日~
【併映作品】「劇場版 超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち」
【上映劇場数】全国東宝洋画系 200館以上予定

■関連サイト
「劇場版 甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道」紹介ページ
映画「劇場版超星艦隊セイザーX」&「劇場版甲虫王者ムシキング」公式サイト
セガ