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2005年12月5日(月)

第1幕の物語は夏の続編!『サクラ大戦』新春歌謡ショウ「跳んでる花組♪」記者会見

 本日12月5日、都内某スタジオにおいて「サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 2006年新春歌謡ショウ 跳んでる花組♪」の記者会見が行われ、プロデューサーの広井王子氏をはじめ、横山智佐さん、高乃麗さんらおなじみの出演者が顔をそろえた。

 「2006年新春歌謡ショウ 跳んでる花組♪」は、2006年1月4日~1月8日の5日間、青山劇場(東京・渋谷)で公演を予定。夏の「サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 スーパー歌謡ショウ 新・青い鳥」をお休みしていた李 紅蘭役の渕崎ゆり子さん、前回に引き続いて神崎すみれ役の富沢美智恵さんの出演も決定している。
 「跳んでる花組♪」の第1部は夏の舞台からの続編という、今までの新春歌謡ショウにはない展開。第2部では、日替わりネタやアドリブ満載の大喜利もあり、タイトルにある通り明るく元気に“跳んでる”花組を見ることができる内容となっている。

 今回の「新春歌謡ショウ」について、作・総合プロデューサーの広井氏は、「歌謡ショウは来年で10年目を迎えますが、新春だけで6回目。日本は“失われた10年”と言われてますが、その中で『サクラ大戦』は大輪の花を咲かせてきたなと思います。来年の10年目で歌謡ショウというは幕を閉じようとしていますが、今回はその大事な入り口の新春歌謡ショウになります。今回スタッフが集まって台本を渡すと、長い人生を一緒にやってきたメンバーのようにみんな内容を理解してくれて、「さぁやろう」、「盛り上げよう」という感じになりました」と挨拶。続けて「本の読み合わせの時にゲラゲラ笑って聞いてましたけども、楽しい歌謡ショウになると思います」と期待のコメントを寄せていた。

 また「新春歌謡ショウ」の見どころのひとつは記者会見でも数名が口にしていた大喜利。司会を藤枝あやめ役の折笠愛さん、座布団運びを大神一郎役の陶山章央氏が務める新春の大喜利だが、「今回は誰と喧嘩しようかと思っているところですが、すみれが戻ってきてくれたので、すみれと楽しく喧嘩したいと思います。すみれ初参加の大喜利もお楽しみに(田中真弓さん)」、「すみれが参加してパワーアップする大喜利をうまくまとめられるか心配ですが、とにかく一生懸命頑張ります(折笠さん)」と、スタッフも大喜利を楽しみにしている様子。それを受けた富沢さんは、「私はギャグのセンスもなければ、アドリブの才能もほんとに今からどうなるものかとビクビクしているんですけども」と謙遜するも、次の瞬間には「やるからには座布団10枚ゲットして、ハワイに行きたいと思っています」と、さっそくボケを披露してスタッフや取材陣の笑いを誘う場面も。“神崎すみれ”と“桐島カンナ”の絡みもたくさんありそうな大喜利には注目が集まるところだ。

 「別の舞台があったので稽古の合流に遅れてしまいましたが、昨日の夜にやっと花組の一員として稽古に参加することができました。とても暖かくて居心地がよくて、さすが9年間歌謡ショウを続けてきたキャストだけあって息もぴったり。9年間の重みを改めて感じたました」と振り返るのは真宮寺さくら役の横山智佐さん。台本に書かれた以上のシーンが目に浮かぶと期待を膨らませた。

 この他、大神一郎役の陶山章央氏は、「夏に引き続きということで、やはり立ち回りとかもあるみたいなんですが、怪我をしないように頑張りたいと思います」と苦笑い。陶山氏は「サクラ大戦 ディナーショウ」と並行して稽古しているということで、その点で苦労しているようだ。

 これまでの新春歌謡ショウでは見られなかった、殺陣アクション満載の本格的なお芝居が楽しめる「2006年新春歌謡ショウ 跳んでる花組♪」。神崎すみれが初参加する大喜利や恒例の花組ヒットメドレーなどお芝居以外にも見どころが多いだけに、年明けの公演を楽しみにしていたいところだ。





メインキャストが顔をそろえた記者会見。それぞれ「新春歌謡ショウ」に向けての意気込みなどを語った。なお、アイリス役の西原久美子さんは本日は都合により欠席となった。



記者会見の後には、こちらも恒例となった第1幕冒頭と「檄!帝」の公開稽古が行われた。第1幕のお芝居は、夏の続編という今までにはない展開となる。


データ

■「サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 2006年新春歌謡ショウ 跳んでる花組♪」
【公演日程】2006年1月4日~1月8日
【公演場所】青山劇場(東京都渋谷区神宮前5-53-1)
※チケットの料金、販売状況などはこちらを参照のこと。

■関連サイト
「サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 2006年新春歌謡ショウ 跳んでる花組♪」詳細ページ
サクラ大戦ドットコム