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2005年11月17日(木)

海外の人たちと気軽にコミュニケーション!『TALKMAN』の翻訳機能を店頭で実演

 本日11月17日、PSP用ソフト『TALKMAN』の発売を記念し、都内ゲームショップ店頭でキャラバンイベントが行われた。

 『TALKMAN』は、英語、韓国語、中国語、日本語の計4カ国語に通じているCGキャラクター“マックス”が、表情や動きを加えながら入力した言語を翻訳してくれるコミュニケーションツールソフト。海外旅行先のレストランやホテル、観光スポットといったさまざまなシチュエーションが28種類用意されており、各シーンで必要な約3,000会話が収録されている。
 操作方法は非常にシンプルで、キー操作で入力する会話文を選択する他、同梱されているマイクロホンでの音声入力が可能。また、発音ゲームや聞き取りゲームなども盛り込まれており、遊びながら自然に外国語に慣れ親しむことができる。

 本日のキャラバンイベントは、英語、韓国語、中国語を話すコンパニオンが道行く人たちに声をかけ、『TALKMAN』を通じて会話をするというもので、12:00よりヨドバシカメラ新宿西口、14:00より新宿・さくらやホビー館、16:00より秋葉原・ラオックスアソビットホビーシティの3店舗で順次実施。各店頭では、『TALKMAN』を通じ、それぞれの言語で「寒いですね」、「調子はどうですか?」といった日常会話や簡単な外国語レッスンが繰り広げられ、年齢性別を問わず、通りがかる人たちの注目も集めていた。

 キャラバンイベントが行われた店頭には『TALKMAN』プロデューサーであるSCE 第2制作部 A&R課の山本吉輝氏も姿を見せ、発売したばかりの本作の特徴をアピール。山本氏は、「本作の魅力は、なんといっても登場キャラクター“マックス”のアクションです。入力した言語を翻訳をするだけなら、電子辞書でもじゅうぶん。“マックス”のジェスチャーや表情、モーションなどが加わり、言語を聞かせるというよりも、PSPの大きなモニター画面で見せるツールなんです。『TALKMAN』を単なる翻訳ソフトではなく、“コミュニケーションきっかけツール”と表現しているのは、彼のキャラクター性から喋るきっかけを作れるという点から。旅先でいきなり知らない人に声をかけるのは誰でも大変。でも、PSPで相手に見せるものがあって、挨拶のシーンを選択すれば、“マックス”が話すきっかけを作ってくれて、あとは目的次第で会話を進めることができます」と、本作のコンセプトや目的を説明してくれた。

 また山本氏によると、発音ゲームは飲み会の席や日本人だけの場でプレイしても盛り上がるとのこと。「内容が20~30代向けの軽いノリになっているので、外国人の多いパブなどで使用するのもオススメです。例えば病院のシーンで「鼻血が出ます」という会話文があるのですが、この会話文を違うシチュエーションで冗談ぽく使用するなど、気軽に笑える雰囲気で試してほしいですね。収録されているシーンは旅先でのシチュエーションが多いですが、応用がきくので、使用する人次第でいろいろと楽しめると思います」と、海外旅行以外での活用方法も提案。海外の人とコミュニケーションを取るきっかけとして、どんどん活用してほしいと話していた。

 このキャラバンイベントは、11月19日、20日12:00~18:00にラオックスアソビットホビーシティでも実施。外国の人たちと気軽にコミュニケーションを取りたいと思っていた人は、ぜひとも足を運んで『TALKMAN』の性能を確かめよう。

キャラバンイベントでは、英語、韓国語、中国語を話すコンパニオンが『TALKMAN』の翻訳機能を実演。





“マックス”のジェスチャーを加えたやり取りは、単なる日常会話もでもついつい笑顔になってしまう様子。

山本氏によれば、本作の魅力は“マックス”のキャラクター性とのこと。音声出力される会話は、エモーション・レベル(感情の強弱)を追加することで、“マックス”がより表情豊かに。

『TALKMAN』プロデューサーの山本氏は、本作について「自分があったらいいなと思って作ったソフト。実用性もありつつ、電子辞書よりも楽しめる内容になっています」とコメント。ちなみに、ヨーロッパ言語のリクエストも非常に多く、今後はさまざまな言語に対応したものもリリースされるかもしれないと話していた。

(C)Sony Computer Entertainment Inc.

データ

▼『TALKMAN』
■メーカー:SCE
■対応機種:PSP
■ジャンル:ETC
■発売日:発売中(2005年11月17日)
■価格:6,090円(税込)
※「マイクロホン」同梱。

■関連サイト
『TALKMAN』公式サイト
SCEJ ソフト紹介サイト
PlayStation.jp
SCE