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2005年10月7日(金)

丸山氏が考えるXbox 360のハイデフエンターテインメントとは? 中央大学で講演会

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NEWS 2005年10月7日(金)

丸山氏が考えるXbox 360のハイデフエンターテインメントとは?
中央大学で講演会

 本日10月7日、中央大学・多摩キャンパスにおいてマイクロソフトXbox事業本部長を務める丸山嘉浩氏の講演会「Xbox 360 とハイデフエンターテインメント ~エンターテインメント業界をめざす学生に送る~」が行われた。

 この講演会は、12月10日に発売が予定されているマイクロソフトの次世代ゲーム機Xbox 360の特徴として掲げるハイクオリティなエンターテインメント「ハイデフエンターテインメント」がテーマ。会場は、ゲーム業界に興味を持っている学生をはじめ、次世代機の登場に期待を寄せる人などが訪れていた。

 講演会では最初に、丸山氏が自分の学生時代や就職活動を行っていた当時を振り返りつつ、自身の経歴を紹介。丸山氏は、「僕が大学生の頃は、“青田買い”や“就職協定”など自分でよく考えないうちに、学生たちが会社に入っていた時代。“とにかく会社に入れば仕事があるらしい”といった漠然とした感覚で就職活動をしていた」と話す。
 大学卒業後は、海外のビジネススクールに入り、コンサルタント業などを行うが、同時期に日本のビデオゲーム業界では、PSの登場でメディアがカートリッジからCD-ROMに移り、ビジネスが劇的に変化。日本のゲーム会社が続々と海外へ進出していき、日本のビデオゲームビジネスが世界に広がっていく時代に突入する。丸山氏が、旧スクウェアの米国子会社スクウェアソフト・上級副社長兼最高執行責任者(COO)を務めていたのはその頃で、世界的なヒット作となった『キングダムハーツ』の開発にこぎつけるためにディズニーとの交渉を担当していたという。

 続いて話題はXbox 360に移り、次世代機におけるコンピュータエンターテイメントのあり方や、「ハイデフエンターテイメント」について語られた。
 丸山氏は、「エンターテイメントとは人を楽しませることであり、なくなっても困らないが、あると人生が楽しくなるもの。よってエンターテイメント業界というのは、みんなを楽しませる時間を売っているビジネスだと思う。しかしながら、コンピュータエンターテイメントでは技術的な進歩もあり、新しいハードを出す時には新しい楽しみを提供しなければならない」と語る。
 「ハイデフエンターテイメント」については、圧倒的なビジュアルの変化とオンライン機能の2点を強調。グラフィックが格段によくなっているうえに、世界中の人たちとリアルタイムで、パワーのあるグラフィックを使用したゲームが楽しめる、とその特徴をアピールした。そのうえで丸山氏は、「ユーザーが『ハイデフ』という機能を買うことはない。この機能を使った遊びが楽しそうだと感じて、次世代機を購入してもらえると思っている。さまざまな機能を使ってどのようなゲームを作るかは、クリエイター次第。“ユーザーの楽しいと感じることは何か?”を常に考えている人たちが、新しい作品をつくり、その中のおもしろいものがユーザーに支持されるのだと思う」とコメントしていた。

 最後に丸山氏は訪れた学生たちに向けて、「ゲーム業界を目指す人は、エンターテイメントとは何かしっかりと理解してもらいたい。楽しい時間を提供することがエンターテイメント業界。こういったことに興味がある人は、ぜひこの業界を目指してほしい。ただし、他のビジネスと違い、こうすればうまくいくという方程式がなかなかない。みんなが楽しいと感じているところがどんどん変化し、答えが出ない中での提案になるが、これは逆にいうと誰にでもチャンスがあるということ。このようなことに興味がある人や世界で活躍したいという人は、ぜひチャレンジしてほしい」とメッセージを送り、講演会を締めくくった。


■関連サイト
Xbox 360特設サイト
Xbox.com

 
Xbox事業本部長・丸山氏による講演会「Xbox 360 とハイデフエンターテインメント」には、中央大学の学生をはじめ、次世代機に関心を寄せる人らが集まった。
「学生時代は、あまり勉強せず、アウトドアのクラブ活動などに熱中していた」と、学生時代の思い出を振り返っていた丸山氏。
講演会では、Xbox事業本部の巽氏によるデモプレイ画面のプレゼンテーションも実施。ワイヤレスコントローラを使用し、会場後方からディスクトレイの開閉、本体の電源OFFなどが実演された。