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2005年9月30日(金)

「プレイステーション」が米国の2005年度エミー賞を授賞!久夛良木氏のコメントも

 SCEの家庭用ゲーム機「プレイステーション」が、米国テレビ芸術科学アカデミー(The National Academy of Television Arts & Sciences)より「2005年度エミー賞」を授賞した。

 「エミー賞」は、米国テレビ芸術科学アカデミーが1948年に設立したもので、TV・放送業界においてTV技術や科学技術の発展に貢献した企業・団体および個人に贈られる、“TV界のアカデミー賞”とも呼ばれる賞。
 米国テレビ芸術科学アカデミーでは、「プレイステーション」の3次元コンピュータ・グラフィックスを採用した新しいゲームを開拓した実績を高く評価し、今回エミー賞の技術・工学部門において受賞を決定したという。北米市場で「プレイステーション」は、今年発売10周年を迎えており、ゲームをエンタテインメントの主流の一つとして確立することに貢献してきたとのことだ。

 SCE代表取締役社長兼グループCEOの久夛良木健氏は今回の受賞に際し、「1990年に開発を開始した「プレイステーション」に託した未来の夢は、リアルタイムの3次元コンピュータグラフィックスを家庭用ゲーム機に導入し、それまでの2次元の画像表現から、豊かでリアルな3次元の世界を最初に提供して、より多くの人々がリビングルームで気軽に最先端のインタラクティブエンタテインメントを楽しめるようにするものでした。このような高い目標を掲げて市場に導入した「プレイステーション」ですが、我々の期待をはるかに凌駕する普及を果たすことができました。北米での発売から10周年を迎える、この記念すべき年に栄誉あるエミー賞を受賞したことは、「プレイステーション」が新しいコンピュータエンタテインメントの創造に果たした役割を広く認められたものであり、たいへん光栄に思います。」とコメントしている。


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