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2005年9月17日(土)

あま~いセリフに会場中がうっとり!『遙かなる時空の中で』声優トークショー

 コーエーブースでは、『遙かなる時空の中で』シリーズの声優トークショーが行われた。

 このステージには、シリーズ最新作『遙かなる時空の中で3 十六夜記』の登場キャラクターを演じている関智一氏(“源九郎義経”役)、保志総一朗氏(“平敦盛”役)の2人が出演。今回、ステージ前の観客席は特別観覧席となっており、応募総数1,500名以上の中から選ばれた幸運なファン50名のみが招待されていた。さらに、ステージ周辺は多数の女性ファンで埋め尽くされており、女性向け恋愛シミュレーションシリーズの代表タイトルとして、その人気の高さを見せ付けた。

 黄色い歓声で迎えられ、ステージに登場した関氏と保志氏は、『3』の続編となる『十六夜記』で描かれる各キャラクターの魅力、見どころなどをそれぞれ紹介。関氏演じる“義経”は、前作と変わらずまじめ一徹のキャラクターだが、「兄の“頼朝”とのかけひきがクローズアップされていて、肉親に対する信頼や忠誠心の強さなどに自分の気持ちを傾けている男らしさを感じた」とのこと。一方の“敦盛”は、今回はガラリと雰囲気が変わっているという。保志氏は、「見てもらえばわかるけど、エンディングは“誰これ?”って思うくらいイメチェンしてる。収録では“敦盛”だけど、“敦盛”じゃない風に演じた。今回は恋愛イベントがすごくオススメで、告白シーンは甘いセリフになっています」と話し、来場した“敦盛”ファンを喜ばせた。

 最後に2人は、「友人で『遙か』をプレイしている人がいるんですが、『3』はシステムが変わって一段とおもしろくなったと言われました。『十六夜記』では、『3』とはまた違うエンディングが楽しめます。ソフトの価格も5,040円とお求め安い価格になっているので、ぜひ『3』と一緒に遊んでください(関氏)」、「『遙か3』は、声のトーンや前作からの流れなどで苦労して収録しましたが、それに見合う内容になっていると思います。ドラマが深くなっているので、楽しみにしていてください。ぼくたちが『遙か』シリーズの仕事が尽きないのもファンの皆さんのおかげです。今後ともよろしくお願いします」と、シリーズを支えてきたファンに向けてメッセージを送り、大盛況のままステージは幕を閉じた。

関氏と(中央)保志氏(右)のステージ登場時には、会場中から甲高い声援が飛び交った。

トークショーでは、「『1』は現代人の役だったが、『2』、『3』はそれぞれの時代に生きるキャラクターだったので、言葉遣いが難しかった」と、さまざまな時代を舞台にした本シリーズならではの苦労を語った関氏。「『1』の時のみんなの苦労がようやくわかった」と苦笑い。

保志氏によれば、『十六夜記』では“敦盛”との恋愛イベントが特にオススメとのこと。「告白シーンのセリフは恥ずかしいんですが、“敦盛”も恥ずかしがっているところがまたかわいい」とコメントしていた。



イベント中には、各キャラクターのセリフを実演するサービスも行われ、集まった女性ファンはうっとり。


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