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2005年8月25日(木)

雨の中、多数のファンが集結!『TS京成・都営浅草・京急線』発売記念イベント

 本日8月25日、PS2用ソフト『Train Simulator 京成・都営浅草・京急線』の発売記念イベントが「さくらや 新宿ホビー館」で行われた。

 発売記念イベントでは、シリーズのプロデューサーを務める向谷実氏のトークショーを実施。当日、都内は台風11号が近づいているという悪天候となったが、店頭にはトークショー開催前から多くのファンが集まり、傘をさしながらも熱心に向谷氏のトークに聞き入っていた。

 今回、向谷氏はこのイベントのために作成したという特別ロムを持参。向谷氏自らが操作するデモプレイ映像とともに、「車両購入」や「ブレーキ練習モード」といった新要素を中心に最新作の魅力を紹介してくれた。
 さらに本作では、車両のブレーキ性能をグラフ化した「ブレーキナビ」を搭載。このグラフを表示させれば、「どのポイントで、どれくらいの強さのブレーキをかければ、どの位置で止まることができるか」を視覚的に把握できるため、電車の運転で最も難しいとされるブレーキ操作を簡単にマスターすることが可能だという。

 その他、向谷氏はゲーム画像を紹介しながら、収録路線の魅力や各部分に盛り込まれたこだわりについて丁寧に説明。今回は特に効果音にこだわったとのことで、「モーター音や走行音といった効果音を多数入れているので、データ量が非常に多い。さらに、成田エクスプレスは車内放送が長いので、音源のメモリ管理が大変だった。路線や車両、ダイヤを多数収録した大ボリュームの内容となり、前作『Train Simulater 九州新幹線』に次いでDVDディスク2層となってしまいました」とコメントしていた。

 最後に向谷氏は、「来年の夏くらいにはPS3で出したいですね。インターネットの天気状況とゲーム内の天気を連動させてみたり、いろいろとやってみたい」と次回作に向けての意欲も語り、訪れたファンらを喜ばせた。

雨の中でのイベントとなってしまったが、会場となった「さくらや 新宿ホビー館」の前には、多数のファンが集結。本作の収録路線を反映するかのように、千葉方面から会場まで購入しに来たというファンも多かったようだ。

イベントで本作のさまざまな魅力を紹介してくれた向谷氏。「実際の車両は、ありとあらゆる摩擦や抵抗を受けて走行している。そのような細かいところまでリアルに再現されている」と語った。


データ

▼『Train Simulator 京成・都営浅草・京急線』
■メーカー:音楽館
■対応機種:PS2
■ジャンル:SLG
■発売日:発売中(2005年8月25日)
■価格:7,140円(税込)
※プレイステーション・ドットコム・ジャパンの販売価格:6,426円(税込)
※Amazonの販売価格:6,069円(税込)
※セガダイレクトの販売価格:6,426円(税込)
※TSUTAYA onlineの販売価格:7,140円(税込)

■『Train Simulator 京成・都営浅草・京急線』の購入はこちら
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■関連サイト
『Train Simulator 京成・都営浅草・京急線』公式サイト
音楽館