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2005年8月11日(木)

夏の暑さを越える熱いファンの大歓声!ライブイベント「ギタドライブ」レポート

 コナミは8月6日に横浜赤レンガ倉庫にて、アーケード用ゲーム『GuitarFreaks V』と『DrumMania V』のファン参加型ライブイベント「ギタドライブ」を開催した。

 このイベントには、『GuitarFreaks V』と『DrumMania V』に楽曲を提供しているアーティストが多数出演。両タイトルのファンの中から250組500名が招待され、熱い盛り上がりを見せた。

 ライブの前半は、ベースの肥塚良彦氏率いるバンドが演奏を担当。Thomas Howard Lichtenstein氏やHandsome JET氏、viviさんといったゲストボーカリストをメンバーに加え、インスト曲のみならずバリエーション豊かな楽曲が次々と披露された。
 中でも一際大きな歓声を集めた曲は、肥塚氏自身がボーカルを務めた「Dreams in the night」。この曲はかつて肥塚氏が個人的に書いたもので、数年たった後にゲームに収録されることが決定した思い出深い楽曲だという。肥塚氏の甘い歌声とファンの手拍子で満たされた会場は、それまでの激しいロックライブとは一風変わったしっとりとした雰囲気に包まれた。
 曲を歌い終えた肥塚氏は、「ギタドライブへようこそ! 皆さんも楽しみだったと思いますが、僕らも皆さんの前で演奏できる日を楽しみにしていました。ライブはまだまだ続きますので、楽しんでください」と挨拶。集まった観客は、肥塚氏メッセージに大歓声で応えた。

 肥塚氏のバンドに続いて登場したのは、ボーカルユニット「Be For U」からソロデビューを果たした小坂りゆさん。「begin」と「ヒマワリ」の2曲を披露した小坂さんは、「Be For U」のメンバーであるNoriaさんと代真さんをステージへと呼び込んだ。
 さらに、新メンバーとして昨年7月に加入した有沢みはるさん、南さやかさん、外花りささんの3人も登場。新制「Be For U」としては初となる、メンバー全員がそろってのステージが実現した。6人が歌った楽曲は、次回作『GuitarFreaks V 2』と『DrumMania V 2』に収録される予定の新曲「BLACK OUT」。一部のアミューズメント施設ではもうすぐロケテストも開始されるとのことなので、シリーズのファンはお楽しみに。

 そして、ライブの最後には、数々の楽曲でギターを担当してきた泉陸奥彦氏が出演。
シリーズのサウンドディレクターでもある泉氏は、「皆さん楽しんでもらえてますか? 今日はこのライブのために素晴らしいメンバーが集まってくれました」とコメントし、バンドのメンバーを紹介していった。
 泉氏の披露した楽曲は全部で8曲。“これぞ『ギタドラ』シリーズの醍醐味!”といった本格的な演奏に、観客のテンションは最高潮に達した。

 予定されていた全曲の終了後には、客席からの大きなアンコールに応える形で2曲を追加。ライブの出演者全員による人気曲「JET WORLD」の演奏が、この日のエンディングとなった。

 泉氏は「ライブの第2弾、第3弾ができるように頑張るので、応援よろしくお願いします」とイベントを締めくくった。今回のライブに参加したファンはもちろん、残念ながら抽選にもれてしまったという人も、次回のライブ開催を期待して待ちたいところだ。

「ギタドライブ」が開催された横浜赤レンガ倉庫。夏の暑さに負けることなく、『ギタドラ』シリーズの熱いファンが集まった。



ライブのトップバッターを務めたThomas Howard Lichtenstein氏をはじめ、肥塚氏らの演奏には多彩な顔ぶれのボーカリストたちが参加。客席は1曲目からヒートアップ!



『DanceDanceRevolution』シリーズのボーカルオーディションによってデビューが決定した「Be For U」。6人そろっての初ステージを終えた彼女たちは、満足そうな笑顔を見せてくれた。

泉氏は本格的なギターテクニックを披露。曲中のギターソロでは、集まったファンの視線をクギづけにした。

出演者全員が集合したエンディング。特別ゲストも多数出演し、参加したファンにとっては忘れられないイベントになったはずだ。


■関連サイト
コナミ アーケードファン 「ギタドライブ」レポート
『GuitarFreaks V』&『DrumMania V』公式サイト
コナミ アーケードファン
コナミ