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2005年6月24日(金)

『幻想水滸伝』シリーズ最新作はシミュレーションRPG!『ラプソディア』が今秋発売

 コナミは、同社の人気RPG『幻想水滸伝』シリーズの最新作となるPS2用ソフト『ラプソディア』を今秋に発売することを明らかにした。価格は今のところ未定となっている。

 『ラプソディア』は、シリーズ4作目『幻想水滸伝IV』の世界をベースとしたシミュレーションRPG。新主人公“キリル”とその仲間たちの壮大な冒険を通じ、世界を滅ぼす兵器“紋章砲”の謎が解き明かされる。舞台は『幻想水滸伝IV』と一部同じだが、新たな物語が展開するため、『IV』をプレイしていなくても楽しめるとのことだ。

 また今回、主要キャラクター3名の情報および、「ストーリー導入部分」も明らかにされたので、下記に紹介する。

【ストーリー導入部分】

薄暗い書斎で、本がひらく。その本にはこう書かれている。

「これより私が語るのは、紋章兵器として使われたある『生き物』についての記録である。
この世にあらざるその生命は世界の根本たる、紋章の魔力をその身に宿していた。
そのため、その生き物は人の手により、兵器として利用されることになる。
紋章兵器の、圧倒的かつ邪悪な力にみな、恐れおののくがしかしやがて、人々はそれを打ち倒そうと立ち上がるのだ。

 まだ群島諸国とクールーク皇国との争いが起こる7年ほど前…、ある港町の裏通りで起こった小さな事件からこの話を始めることにしよう。」


●キリル(CV:朴璐美)

幼い頃から父親たちと旅を続けている本作の主人公。まっすぐな性格で困った人を見ると放っておけないタイプ。戦闘では、大きな両刃の武器を軽々と使いこなす。

●アンダルク
(CV:木内秀信)

●セネカ
(CV:斎賀みつき)

“キリル”たちとともに旅をする若者。性格は非常にまじめで、やたら思い詰めてしまうところも。“アンダルク”と“セネカ”は、“キリル”の父親の部下にあたる。 “キリル”たちと旅をしているしっかり者の女性で、“キリル”にとっては姉のような存在。辛いことがあったり気まずくなりそうな時でも、“セネカ”の一言がその場の雰囲気を明るくさせる。

公開されたスクリーンショットの中には、『幻想水滸伝IV』に登場した女海賊“キカ”の姿も。これまで明らかにされなかったエピソードなども『ラプソディア』で語られる!?



 なお、7月7日には『幻想水滸伝IV PlayStation 2 the Best』が2,940円(税込)で発売される。まだ『幻想水滸伝IV』をプレイしていないという人は、『ラプソディア』発売前にこちらの廉価版を購入して遊んでおくといいだろう。


データ

(C)1995 2005 KONAMI

▼『ラプソディア』
■メーカー:コナミ
■対応機種:PS2
■ジャンル:S・RPG
■発売日:2005年秋
■価格:未定

▼『幻想水滸伝IV PlayStation 2 the Best』
■メーカー:コナミ
■対応機種:PS2
■ジャンル:RPG
■発売日:2005年7月7日
■価格:2,940円(税込)

■関連サイト
『ラプソディア』公式サイト
コナミ