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2005年6月9日(木)

“天満”や“播磨”が舞台で大暴れ!?「スーパーお芝居スクールランブル」制作発表会

 6月4日、都内にて舞台「スーパーお芝居スクールランブル ~お猿さんだよ、播磨くん!~」の制作発表会が行われた。

 「スーパーお芝居スクールランブル」は、「週刊少年マガジン」(講談社刊)に連載中の人気学園恋愛コメディ「スクールランブル」を原作とした舞台公演。現在開発中のPS2用ソフト『スクールランブル ねる娘は育つ。』の発売日と同日の7月21日より公演が開始される。

 今回行われた制作発表会には、舞台に出演する8人の役者の他、主催者を代表してマーベラスエンターテイメント常勤顧問の片岡義朗氏、ネルケプランニング代表取締役の松田誠氏、脚本・演出を務める劇団ビタミン大使「ABC」主宰の宮川賢氏が出席。以下にそれぞれのコメントを紹介していく。

■片岡義朗氏
「マーベラスエンターテイメントでは、5年ほど前からTVアニメの舞台化を行ってまいりましたが、これまでにさまざまな試行錯誤をしてきました。今回は主要キャラ2人(“塚本天満”と“播磨拳児”)がTVアニメと同じキャスティングとなっていますが、その他の役は舞台役者や今回デビューする新人となっています。この声優と役者の混成も、その試行錯誤の一環として考えています。また、私は以前から宮川さんのファンで「スクールランブル」を舞台化するなら宮川さんしかいないと思い、脚本・演出をお願いしました。宮川さんなら舞台上だけでなく、裏方にも笑いがたえない公演にしてくれると期待しています。」

■松田誠氏
「今回はマンガを原作とした舞台ですが、マンガはコマとコマの間、キャラクターの声など、さまざまなことを読者が想像しながら楽しむものだと思います。ここ何年か舞台の仕事をしてきて、この想像して楽しむという本質は舞台も同じだと感じています。なによりも今回は宮川さんが一緒だということが心強いですね。」

■宮川賢氏
「自分以外が作ったものを芝居でやるのは初めてなんですが、原作がテンポのいい「スクールランブル」ということで引き受けました。もともとテンポが速い芝居をよくやるんですが、「スクールランブル」ならノリノリでやっても片岡さんと松田さんに怒られないだろうと。小清水さんと高橋君がTVアニメと同じキャスティングですが、今回はTVアニメではなく原作を芝居にすると考えています。キャスティングは、ベッピンさんがそろって非常に満足しています(笑)。演出に関しては、今回はスライドなどのあまり芝居らしくない装置も使っていく予定です。「スクールランブル」ならではのネタもいろいろ盛り込んでいくつもりですが、高橋君に会って“ハゲネタ”はあきらめました(笑)。原作やTVアニメのファンはもちろん、初めて「スクールランブル」に触れる人も楽しめる芝居にしたいと思います。」

■小清水亜美さん(“塚本天満”役)
「役者として今までお仕事をしてきましたが、舞台は今回が初めてなんです(笑)。ですから、自分の力を出しきって精一杯がんばります!」

■高橋広樹氏(“播磨拳児”役)
「小清水さんとはTVアニメで一緒でしたが、他の方と会うのは実は今日が初めてです。みんな仲良くできそうで安心しました(笑)。」

■明坂聡美さん(“塚本八雲”役)
「“八雲”は勉強もスポーツも料理もできて、人の気持ちを察することができる、自分とはかけ離れた尊敬できる娘です。舞台で“八雲”を表現できるようにがんばります。」

■小出由華さん(“沢近愛理”役)
「すこしでも“愛理”に近づくため、生まれて初めて8時間もかけて金髪にしました。“愛理”は繊細なところが自分に似ていますね(笑)」

■吉田舞さん(“周防美琴”役)
「“美琴”はサバサバした性格が似ているので、演技でも素の部分を生かしていければと思います。」

■林愛さん(“高野晶”役)
「舞台はもちろん、このような仕事をやるのが本当に初めて。がんばっていきたいです。」

■阪本麻美さん(“一条かれん”役)
「“かれん”は名前の通り可憐なキャラクターで、体育会系の私とは結構違う娘です。その可憐さを表現できるよう、自分の力を100%出しきってがんばります。」

■別紙慶一氏(“今鳥恭介”役)
「キザでおちゃらけながらも時々真剣になる役なので、そこをどう出していくか試行錯誤しています。舞台ではそのギャップを楽しんで欲しいですね。」


 原作から飛び出したような、個性的な役者陣により公演される舞台「スーパーお芝居スクールランブル」。ファンは公演開始となる7月21日を楽しみに待っていよう。

舞台の脚本・演出を務める宮川氏と出演者一同。公演に向けて、いまからピッタリ息のあった笑顔を見せてくれた。

TVアニメ版でも同じ役を担当している小清水さんと高橋氏。制作発表会でも原作を連想させるやりとりで笑いを誘った。


データ

■「スーパーお芝居スクールランブル ~お猿さんだよ、播磨くん!~」概要
【公演場所】全労済ホール/スペース・ゼロ(東京都新宿)
【公演日時】
・2005年7月21日、22日 14:00~/19:00~
・2005年7月23日、24日、25日 11:00~/16:00~
【チケット料金】前売り・当日とも6,500円(税込)
【チケット取扱い】ローソンチケット TEL:0570-000-403/0570-063-003

【出演者】小清水亜美(塚本天満)/高橋広樹(播磨拳児)/北浦実千枝(烏丸大路)/明坂聡美(塚本八雲)/小出由華(沢近愛理)/吉田舞(周防美琴)/林愛(高野晶)/阪本麻美(一条かれん)/三浦莉香子(姉ヶ崎妙)/益子梨恵(刑部絃子)/別紙慶一(今鳥恭介)/山岸門人(花井春樹)他
※(氏名敬称略)

▼『スクールランブル ねる娘は育つ。』
■メーカー:マーベラスインタラクティブ
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:2005年7月21日
■価格:通常版 7,140円(税込)/DXパック 9,240円(税込)

■関連サイト
「スーパーお芝居スクールランブル ~お猿さんだよ、播磨くん!~」公式サイト
マーベラスエンターテイメント