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2005年4月27日(水)

ソニー、同社グループの2004年度連結業績を発表。PSPの出荷台数は計297万台

 ソニーは本日4月27日、ソニーグループ全体の2004年度(2004年4月1日~2005年3月31日)連結業績を発表した。グループ全体の売上高および営業収入は7兆1,596億円(前年比4.5%減・前年度の為替レートを適用した場合は3%減)、営業利益は1,139億円(前年比15.2%増)、当期純利益は1,638億円(前年比85.1%増)となっている。

 ゲーム部門は、PS2用ソフトの販売本数が過去最高を記録するなど好調だったものの、日米欧でPS2の販売台数が前年度を下回ったことに加え、各地域でPS2の販売価格を引き下げたことが響いたとし、売上高は7,298億円(前年比6.5%減・前年度の為替レートを適用した場合は6%減)。営業利益は、PSPの立ち上げ費用が発生したことにより、前年度比36.1%減の432億円と大幅な減収となった。

 2004年12月に日本国内で、2005年3月に北米で発売した新携帯型ゲーム機PSPはハードウェア・ソフトウェアともに順調であるとしており、本体の出荷台数は計297万台、対応ソフトの出荷本数は570万本を記録している。なお、その他のハードウェア・対応ソフトウェアの出荷数は下記のとおりだ。

■ハードウェアの生産出荷台数(全地域合計)
PS2:1,617万台(前年度比 -393万台)
「PS one」:277万台(前年度比 -54万台)
PSP:297万台

■ソフトウェアの生産出荷本数(全地域合計)
PS2用ソフト:2億5,200万本(前年度比 +3,000万本)
PS用ソフト:1,000万本(前年度比 -2,200万本)
PSP用ソフト:570万本


■関連サイト
ソニーグループ2004年度連結業績
ソニー