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2005年4月2日(土)

「プロジェクトEGG」などを獲得!ガイアックス、オンラインゲーム事業強化発表会

 ガイアックスは本日4月2日、都内にて「プロジェクトEGG」の事業譲渡、PC用MMORPG『ストーンエイジ』の国内独占販売権獲得に関する発表会を行った。

 ガイアックスは、PC用オンラインゲーム『M2~神甲演義~』のサービスやNTTコミュニケーションが運営しているレトロゲームの配信サイト「なつゲー」の共同サービスなど、さまざまなオンラインコミュニティ事業を展開。さらなるオンラインゲーム事業の拡大を目的に、今回ボーステックより「プロジェクトEGG」および『ストーンエイジ』の権利を譲り受けたという。

 「プロジェクトEGG」は、1980年代に発売されたPC用ゲームをダウンロード販売する総合サイト。現在は31メーカー、合計300タイトル近くのゲームタイトルが低価格で配信されている。ボーステックとD4エンタープライズが共同で運営していたが、今回の事業譲渡により今後はガイアックスとD4エンタープライズにより運営されることとなる。

 一方、『ストーンエイジ』は原始時代の住人となってほのぼのとした世界観を楽しむMMORPG。コミュニケーションに重点を置いたシステムや簡単な操作方法が特徴で、初心者や女性ユーザー向けのオンラインゲームとしてサービスされている。
 ガイアックスはボーステックが『ストーンエイジ』の運営から撤退するにあたり、同タイトルのライセンサーであるデジパークより新たに国内独占販売権を獲得。マーケティングパートナーであるNHN Japanおよびガマニアデジタルエンターテインメントとの協力関係は継続されるため、現在『ストーンエイジ』をプレイしている人は再登録などの手続きは必要ないとのことだ。

 なお、ガイアックスは既存のPC用オンラインゲームタイトルのサポートに注力することにより、オンライン事業の拡大をはかっていくとのこと。オンラインゲームをプレイしている人は、今後のガイアックスの動向に注目しておこう。

発表会では、ガイアックス代表取締役社長の上田祐司氏(写真左)とD4エンタープライズ代表取締役社長の鈴木直人氏が出席。今後両社は、手を取り合ってオンラインゲーム事業の拡大を行っていく。



原始人となって石器時代を体験するMMORPG『ストーンエイジ』。可愛い恐竜をペットにすることもできる。

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■関連サイト
プロジェクトEGG
『ストーンエイジ』公式サイト
ガイアックス
D4エンタープライズ