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2005年1月7日(金)

今年は「あぁ、無情」をダイジェストで!「サクラ大戦2005年新春歌謡ショウ」開演

 人気ゲーム『サクラ大戦』の声優陣による新春公演「サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 2005年新春歌謡ショウ 笑え!花組」が、本日1月7日よりスタートした。

 毎年恒例となった新春歌謡ショウだが、今回の第1部は昨年夏に公演された「スーパー歌謡ショウ」から一部物語が続いた少しばかりシリアスなお話が展開。中嶋親方(中嶋聡彦氏)、ダンディ団を中心に大騒ぎする花組の、笑いあり涙ありのお芝居に注目だ。劇中は「夢みていよう」、「愛ゆえに」といった歌をはじめ、お約束のネタをふんだんに盛り込んだギャグも多々あるなど、ファンサービス満載となっている。

 そして、おなじみ李紅蘭(渕崎ゆり子さん)と真宮寺さくら(横山智佐さん)の3分ショッピングの後、休憩を挟んで幕を開けた第2部では『サクラ大戦4』(ドリームキャスト)のゲーム中や、ドラマCDでも登場した「あぁ、無情(レ・ミゼラブル)」を舞台劇風に形を変えダイジェストで公演。「我が名はジャベール」、「愛しき人よ」、「小金持ちは金持ちだ」、「恋の出逢い」、「我が心になる鐘」と、ドラマCDに収録されていた歌ももちろん披露された。ドラマCDを聴いていた人も、生で「あぁ、無情」を見ることできるといううれしい内容となった。

 第2部の後半には、新春企画として「珍楽器演奏」と「浅草散策すごろく」が展開。「珍楽器演奏」は、塩ビパイプに(横笛のように)穴を開け、スリッパで叩いて音を出すというもので、「檄!帝」などを披露。一方の「浅草散策すごろく」では、花組が2チームに分かれて、止まったマスに書かれた課題をこなしながらゴールを目指すという内容で、花組たちの楽器演奏やこれまでの舞台衣装を使った名場面を再現するなど、さまざまなお楽しみ企画が用意されていた。ちなみに「浅草散策すごろく」は毎公演ごとに最初からスタートするのではなく、本日の初日公演から各公演ごと引き継がれて行われる模様。アドリブも満載で、どんな結末が待っているかは舞台を観ていてのお楽しみだ。

 最後はおなじみの「檄!帝」で締めくくりとなったが、今回は「檄!帝」後にゲームのプレイ中に見ることができるあの次回予告が。次回予告は今年夏の「スーパー歌謡ショウ」に関するものだが、フィルムの映像と舞台を絡めた『サクラ大戦』らしい演出にファンも喜ぶことだろう。

 今回は「スーパー歌謡ショウ」から一部続いた物語が展開するお芝居、「あぁ、無情」、そして昨年好評だった“大喜利”に変わって、新しい新春企画でファンを楽しませてくれる「笑え!花組」。これから歌謡ショウを観に行く人は、楽しみにしていよう。

 なお、「サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 2005年新春歌謡ショウ 笑え!花組」のDVD-BOXが、3月31日に発売されることも決定している。青山劇場に足を運べない人は、そちらで2005年の新春歌謡ショウを堪能しよう。



第1部は浅草にある中嶋親方の実家を中心に展開。歌がはじまると、ミラーボールや煙幕が登場する凝った仕掛けも用意されていた。ベロムーチョ武田(武田滋裕氏)は、今年もハイテンションで舞台を盛り上げる!

今回の3分ショッピングで紹介された商品は、「蒸気式チップカイロ パッチン君」のシリーズ商品となる「パッチン君2号」。ハート型にデザインを一新!



第2幕は大悲恋・大人情浪漫劇の「あぁ、無情」。ナレーションは藤枝かえで(折笠愛さん)で話が進行する。

新春企画のひとつ「珍楽器演奏」。塩ビパイプで数曲を演奏した



こちらは「浅草散策すごろく」。最終通し稽古ではマリア(高乃麗さん)が「海神別荘」の時のカンナ(田中真弓さん)の衣装を着て「げしげし」を披露する場面も。



フィナーレはおなじみの「檄!帝」。そして見どころ満載の次回予告へ……。ファンはお楽しみに!


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