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2004年7月18日(日)

今井監督の最新2タイトル発売を記念してメーカーの垣根を超えたコラボイベント開催

 本日7月18日、『東京魔人學園伝奇』シリーズで知られるSHOUT! DESIGNWORKS(シャウトデザインワークス)の最新タイトル『東京魔人學園外法帖血風録』(発売元:マーベラスインタラクティブ)と『九龍妖魔學園紀』(発売元:アトラス)の発売を記念したイベント「真夏の夜の學園祭」が、都内の専門学校東京ミュージック&メディアアーツ尚美で開催された。
 これらは両作ともシャウトデザインワークスの今井秋芳氏が監督を務めることと、十代の若者や学生たちが主人公であるジュヴナイル作品ということで、これまでもメーカーの垣根を超えた宣伝展開がされてきたが、今回もマーベラスインタラクティブとアトラスの共同主催でイベントが開催された。

 『東京魔人學園外法帖血風録』は、幕末を舞台に若き志士たちが龍脈と呼ばれる陰陽道の秘密を巡って戦う伝奇時代劇S・RPG。かつてPSで発売された『東京魔人學園外法帖』(発売元:アスミック・エース エンタテインメント)に新システムや新シナリオが盛り込まれての登場となる。
 一方の『九龍妖魔學園紀』は『東京魔人學園伝奇』シリーズと同じ世界観で展開する學園ジュヴナイル伝奇AVG。現代の天香學園に転校してきた《宝探し屋(トレジャーハンター)》である主人公は、《秘宝》を求めて學園の地下に広がる超古代遺跡へ挑むことになる。

 今回のイベントは『九龍妖魔學園紀』に登場する天香學園の學園祭をモチーフにしており、随所では天香學園の《生徒会》からのガイダンスも織り交ぜられながら進められた。琴、フルート尺八、三味線といった和楽器で生演奏された『東京魔人學園外法帖血風録』のメインテーマで幕を開けたイベントステージは、両作品の音楽を担当した新田高史氏や出演声優陣、今井監督の電話出演などのゲストトークで盛り上がりを見せた。
 中でも、本イベントだけのスペシャルコラボレーションとして行われた生ゲームライブは、両作品の人気キャラが時代を超えて共演する今井監督の書き下ろしストーリーが展開した。このライブはスクリーン上のゲーム画面にあわせて舞台上で声優が生声をあてる形で進み、物語の合間には『東京魔人學園伝奇』シリーズでおなじみの感情入力システムも登場。会場のファンたちの声によって選ばれた感情で物語が分岐する、ゲーム形式でドラマが進むというユニークなスタイルで行われ、会場では「愛」の掛け声が飛び交っていた。

会場には本イベント限定で設置された両作品のプリクラなども用意され、多くのファンたちでにぎわっていた。

東京マルイによって制作された『九龍妖魔學園紀』の主人公が使う銃器のモデルガンも参考出展された。

来場者の声で物語が分岐するゲーム形式で行われた生ゲームライブ。『九龍妖魔學園紀』の八千穂や皆守たちと『東京魔人學園外法帖血風録』の天戒や奈涸たちが夢の共演を果たした。なお、物語分岐は「愛」や「友」、「悲」などの8つの感情それぞれに用意されていたが、ほぼすべての選択肢が満場一致で「愛」で進んでいった。


データ

▼『東京魔人學園外法帖血風録』
■メーカー:マーベラスインタラクティブ
■対応機種:PS2
■ジャンル:S・RPG
■発売日:2004年8月12日
■価格:<通常版>7,329円(税込)/<初回限定BOX>10,479円(税込)

▼『九龍妖魔學園紀』
■メーカー:アトラス
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:2004年9月予定
■価格:<通常版>7,329円(税込)/<デラックスパック>10,479円(税込)

■関連サイト
『九龍妖魔學園紀』公式サイト
『東京魔人學園外法帖血風録』公式サイト
アトラス
マーベラスインタラクティブ