DAILY NEWS
2004年5月13日(木)

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実機を触ってわかった! ニンテンドー・ディーエス、ハード&ソフト全解説

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NEWS 2004年5月13日(木)

実機を触ってわかった! ニンテンドー・ディーエス、ハード&ソフト全解説

 「E3 2004」の初日となる本日5月12日(日本時間5月13日)、注目の的となったのはやはり任天堂の新ハード「ニンテンドー・ディーエス」。先日の発表会でお披露目された新ハードが早くもプレイアブルで出展されるとあって、任天堂ブースには早朝から多くの人が詰め掛けた。

ディーエスの体験スペースには実機が数多く設置され、すべての出展ソフトはプレイアブルでの展示となっていた。 ディーエスをプレイするために並ぶ人々。もっとも混雑していたときで2時間待ち以上の行列ができていた。
オレンジ×シルバーのカラーバリエーションも初公開。メタリックな発色が美しい。 ペン型の入力装置(スタイラス)が付属する予定となっている。
先日の発表会ではわからなかったL・Rボタンの存在も確認。 2つ折りにたたんだ状態。ポケットには入らないかもしれないが、カバンに入れて持ち運ぶぶんにはまったく問題のないサイズ。


 会場で確認することができた出展タイトルは、以下の18タイトルとなっている(日本語タイトルは電撃オンラインの推測であり、正式なものではありません)。ここからは、各タイトルのゲーム画像とともにゲーム内容を紹介をしていこう。

【プレイアブル出展タイトル】
『DS Super Mario 64X4』(スーパーマリオ64×4)
『DS Metroid Prime Hunters』(メトロイドプライム ハンターズ)
『PictoChat』(ピクトチャット)
『WarioWare,Inc.DS』(メイド イン ワリオDS)

 『マリオ』『メトロイド』『ピクトチャット』の3タイトルは実際にワイヤレス通信を使っての展示が行われていた。
 『スーパーマリオ64×4』は4人のプレイヤーがマリオ、ルイージ、ヨッシー、ワリオの4人のキャラクターを操作してスターを奪い合うという内容。操作系は十字キーで移動、その他3つのボタンでアクション、L・Rボタンでカメラ視点の移動が割り振られている。ニンテンドウ64版『マリオ』の箱庭感覚はここでも健在だ。
 『メトロイドプライム ハンターズ』は、正統派FPS(一人称視点シューティング)のスタイルが特徴。タッチパネルは敵への攻撃と自キャラの方向転換に使用する(ぐるっと回るように線を描くとキャラもあわせて向きを変える)形になっており、Lボタンは敵のロックオンに割り振られている。敵のグラフィックを直接突付いて攻撃する感覚が新鮮だ。
 『ピクトチャット』は、ワイヤレス通信機能を活かしたお絵かき&チャットソフト。メッセージをリアルタイムでやりとりできるレスポンスの良さは特筆もの。ソフトキーボードの使い勝手もよく、Bボタンでオールクリアできるなどインターフェイスのわかりやすさも目に付いた。
 『メイド イン ワリオ』は、おなじみのミニゲーム集。基本的にはGBA版と同じだが、ゲームの内容にはタッチパネルをうまく活用したものが多く、単にボタンを押すだけではない斬新さが感じられた。「切れ!」のメッセージを受けて、スタイラス(ペン型入力装置)を使って、野菜や丸太を2つに切っていくゲームは爽快感あふれるものだった。

『DS Super Mario 64X4』:「64を超えるグラフィック性能」と聞かされて半信半疑だった記者もこのタイトルをプレイして納得。あのクオリティが手の中に納まっているのは正直ちょっと感動的ですらある。 『DS Metroid Prime Hunters』:『メトロイド』モチーフにした本格対戦FPSが遊べるとなれば、海外のゲームファンは飛びつかざるを得ないはず。もちろん日本のユーザーにもぜひ。
『PictoChat』:メールやイラストのログをどこに保存しておくのか? アドレスリストの形式は? など不明な点も多いが、これもまたディーエスの肝となるソフトのひとつ。インスタントメッセンジャー感覚で気軽に使いたい。 『WarioWare,Inc.DS』:理屈ぬきで楽しめる1本。難点があるとすれば電車のなかで必死になってプレイするのが少し恥ずかしいことくらいか。


【技術デモ展示】
『Carving』(カービング)
『Ballon Trip』(バルーントリップ)
『Pikachu』(ピカチュー)
『DS Pokedoll Scratch』(ポケドールスクラッチ)
『Submarine』(潜水艦)
『Table Hockey』(テーブルホッケー)
『Special Effects』(スペシャルエフェクト)

上記の7タイトルは「TECH DEMO」と銘打っての出展。発売予定等はまったく明らかにされていないが、いずれのソフトにもディーエスの可能性を感じさせるアイデアを見ることができる。

『Carving』:スタイラスを使ってアイテムを“削っていく”というシンプルなゲーム。小気味よく削れていく丸太を見ていると心がなごむ!?
『Ballon Trip』:コウノトリが落とした赤ん坊のマリオを拾ったり、空飛ぶ風船を壊したり、“突付く”動作のおもしろさを存分に味わえるタイトル。
『Pikachu』:「ピカチュウげんきでちゅう」を思わせるピカチュウとの対話ソフト。ピカチュウに直接触れて反応を見ることができる。
『DS Pokedoll Scratch』:ピカチュウが持つ紙をこすって(スクラッチして)ポケモンのイラストを浮かび上がらせる。
『Submarine』:上画面に自機のグラフィック、下画面でレーダーを表示する潜水艦シューティング。
『Table Hockey』:シンプルなホッケーゲーム。2画面を同時に使用し、通信機能を使うことで、迫力の対戦ゲームを楽しむことができる。
   
『Special Effects』:ディーエスがビートボックスになり音を作成したり、タッチパネルに指を滑らせた結果が美しいグラフィックとして表示されたり。実験的なデモンストレーションソフト。    


【サードパーティ作品】
バンダイ『MOBILE SUIT GUNDOM SEED』(機動戦士ガンダムSEED)
ハドソン『BOMBERMAN』(ボンバーマン)
コナミ『Yu-Gi-Oh!:Nightmare Troubadour』(遊戯王ナイトメアトラバドール)
ナムコ『Pac-Pix』(パックピクス)
ナムコ『Pac’n Roll』(パックンロール)
セガ『Sonic E3 Demo』(ソニックE3デモ)
スクウェア・エニックス『Egg Monster Heroes』(半熟英雄)

 サードパーティ製のソフトとしては、上記の7点がプレイできる状態で出展されていた。これら以外にも、バンプレスト、カプコン、エレクトロニックアーツ、フロム・ソフトウェア、コーエー、コナミ、テクモなど多くのメーカーの参入が発表されている。

『MOBILE SUIT GUNDOM SEED』:上画面にレーダー、下画面に自機を表示。敵を発見したら突付いて攻撃する。 『BOMBERMAN』:古典的な画面構成の『ボンバーマン』。今回出展のバージョンではタッチパネルを使ったミニゲームも用意されていたが、やはり通信機能を使った対戦が楽しみなところ。 『Yu-Gi-Oh!:Nightmare Troubadour』:ディーエス版『遊戯王』では、実際に画面に触ることで、カードを扱う感覚が味わえる。
『Pac-Pix』:ノートの上にパックマンを落書きすると、その絵がいきなり動き出し、ノートの上を動き回るモンスターをやっつける。素早く、パックマンに見える図形を描くのが意外と難しい。
『Pac’n Roll』:下画面に表示されたパックマンを転がすと、上画面のパックマンがステージ内を移動する。パワーアップアイテムももちろん用意されている。
『Sonic E3 Demo』:今回のE3ではミニゲーム的な操作のデモバージョンを展示。3D空間をハイスピードで駆け抜ける姿は、やはりかっこいい。
   
『Egg Monster Heroes』:あの『半熟英雄』がディーエスに登場。自軍のキャラをはじいて渇を入れたり、敵キャラに触って攻撃方法を選んだりする模様。    


 以上が、今回のE3に出展されているニンテンドー・ディーエス対応ソフト全18タイトルだ。これ以外にも映像出展ではあるが『NEW Super Mario Bros.』や『Animal Crossing DS』、『Nintendogs』などの画面を見ることができた。このなかで少し気になるのは犬の飼育をするという『Nintendogs』。詳細はまだ明らかになっていないが、音声認識を利用し、「おすわり」「お手」などの言葉で犬をしつけていくソフトだと思われる。

 そして、記者がこれらのソフトを“触って”みて感じたのは、やはりタッチパネルのもつ大きな可能性だ。現時点での個人的な感想ではあるが、ニンテンドー・ディーエスは「画面が2つあるハード」というよりは「タッチパネルというコントロールデバイスを持つハード」として捉えるべきだと思う。そして「音声認識」や「ワイヤレス通信」といった要素が複合的に絡み合うことによって、まったく新しいエンタテインメントが生まれることに期待したい。価格設定や発売日など、さらに詳しい情報が待たれるところだ。


(C)Nintendo


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