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2004年1月26日(月)

「PSX」の無償アップデートが2月初旬より開始。各機能の向上や不具合を修正

 ソニーが昨年末に発売したハードディスク搭載DVDレコーダー「PSX」の無償アップデートが、2月初旬より開始される。

 今回行われるアップデートの内容は、当初に予定されていた基本機能の充実がメイン。これに、ユーザーの使い勝手を向上させる機能の追加、発売後に報告があった一部不具合の修正も含まれる。
 アップデートは、2月初旬よりブロードバンド回線を使用したダウンロードが実施される他、取扱い店舗および「PSX」公式サイトで2月下旬より配布されるCD-ROMで行うことが可能。詳細については、2月5日に「PSX」公式サイトに掲載され、これと同時に、公式サイトでCD-ROMの送付受付も開始される。購入者は今後の最新情報も、公式サイトでこまめに確認しておこう。
 なお、今回のアップデートの内容は下記のとおり。

【ダビング機能】
・HDDからDVDのダビング速度を変更(12倍速から最大24倍速に向上)
【ミュージック機能】
・音楽フォーマットがMP3に対応(CD-Rの再生、HDDへのMP3ファイルの取込が可能に)
【フォト機能】
・TIFF形式の静止画に対応(メモリースティックまたはUSB接続によるデータ取込が可能に。※ソニー製デジタルスチルカメラのみ)
【ビデオ機能】
・ビデオ再生時に約15秒前後のシーンを早送り・早戻しする「フラッシュ機能」が追加
・日付、タイトル、ジャンル別、視聴・未視聴別といったコンテンツの並べ換えが可能になる「タイトルソート機能」を追加
【テレビ機能】
・延長録画時の再延長設定が可能に
【その他】
・“PlayStation 2”対応USBキーボードでのタイトル入力が可能に
【不具合の修正】
・外部接続した機器によりダビングできない、ジャストクロックのチャンネル設定が自動チャンネル設定実行時に初期値に変わってしまうといった不具合の修正


 また、ソニーでは、DVD+RWの録画・再生、GIF計式の静止画フォーマットや動画取り込み、“PlayStation BB”の対応についての第2回アップデートを3月頃に予定しているとのことだ。

「PSX」のアップグレードは、ブロードバンドや無償配布されるCD-ROMなどで簡単に行うことができる。便利で使い勝手がよくなる機能が追加されるので、購入者は必ずアップデートを。

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■関連サイト
「PSX」公式サイト
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