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2003年10月14日(火)

『桃鉄12』のCMタレントはテツandトモ!“貧乏神”のありがたい石像も都内に登場!?

 本日10月14日ハドソンは、東京都江東区・妙泉寺でシリーズ16作目となるPS2およびGC用ソフト『桃太郎電鉄12 西日本編もありまっせー!(桃鉄12)』のTV-CMタレント起用発表を行った。

 本日の発表会には、ハドソン代表取締役社長の工藤浩氏、シリーズを手がけているゲームクリエイターのさくまあきら氏、イラストレーターの土居孝幸氏らが出席。工藤氏は「シリーズ累計1,700万本以上、正月の定番ソフトとなった『桃鉄』をこれからも育てていきたい」と最新作発売への意気込みを語り、本シリーズの15周年を記念して開催されたこの式典の挨拶とした。

 続いて会場には、本作のTV-CMに起用されたお笑い芸人「テツandトモ」がおなじみの「なんでだろう~?」を演奏しながら、賑やかに登場。CM内で着用しているという『桃鉄』バージョンのジャージ姿で「桃鉄なんでだろう?」を披露し、場内の視線を釘付けに。なお、「テツandトモ」の2人は、仕事が終わってから食事を忘れてプレイするほど『桃鉄』にハマっているとのこと。トモさんは「昔から、遊んでいたゲームなのでCMに起用されてうれしい」とCM出演の感想を笑顔で語り、テツさんは「子供からおばあちゃんまで、幅広い年齢層が楽しめるゲーム。友達とプレイしたらやめられない」と長年親しまれているこのタイトルの魅力をアピールしてくれた。11月よりオンエアが開始されるCMは、「激しく、楽しく」をテーマに表情豊かな“顔芸”を多数収録。テツさんはこのCMについて「顔面のアップが使用されてるんですけど、放送してもいいのかな? と思ったほど(笑)」と語っており、彼らの個性をいかした強烈なインパクトを与える内容に仕上がっているようだ。

 また、本日はTV-CMのタレント発表に加え、妙泉寺に安置されるという「貧乏が去る像」の除幕式も行われた。この「貧乏が去る像」は、『桃鉄』シリーズでおなじみのキャラクター・“貧乏神”の頭に猿を乗せた石像で、「貧乏神」が「去る」という語呂合わせから、景気回復、国土安穏、富貴繁栄を祈念したもの。石像の除幕式に参加した妙泉寺の井上寛隆住職は、「最近の世の中は殺伐とした暗いニュースばかり。以前から親交のあったさくま氏に“縁起が良く明るい話題はないものか”と相談したところ、この石像を妙泉時に安置することとなった。少しでも多くの人に触れてもらい、幸せになってもらえたら」と語り、入魂開眼供養の儀式を行った。

 なお、さくま氏によると、「貧乏が去る像」を触った人が、その後競馬に勝ったり、ヨーロッパ旅行が当選したりと実際にご利益があったという。さらに妙泉時では、この石像をモチーフとしたありがたい貯金箱も販売されるので、シリーズのファンは「貧乏が去る像」のご利益にあやかるために1度訪れてみてはどうだろうか?

住宅街の中にあるお寺という一風変わった場所で行われた本日のイベント。出席したさくま氏は安置される石像について「かわいがってください」とコメント。

『桃鉄12』のTV-CMに起用されたのは、人気お笑いコンビの「テツandトモ」。『桃鉄』は楽しいだけではなく、地理や名産などの勉強にもなると魅力をアピール。

発表会では、CMに収録された「桃鉄なんでだろう?」を生で披露。キレのいい動きとインパクト大の“顔芸”は必見だ!

「貧乏が去る像」の除幕式には、工藤氏、さくま氏、土居氏といった『桃鉄』シリーズの関係者をはじめ、「テツandトモ」、井上住職が参加した。

入魂開眼供養では、景気回復などを祈願してお経を唱えるという本格的な儀式が井上住職によりとり行われた。

1988年12月にファミコン用ソフトとして『桃鉄』1作目が発売されて以来、今年で15周年を迎える本シリーズ。最新作のCMには「テツandトモ」を起用するなど、話題性もじゅうぶん。


データ

▼『桃太郎電鉄12 西日本編もありまっせー!』
■メーカー:ハドソン
■対応機種:PS2/GC
■ジャンル:TBL
■発売日:2003年12月11日
■価格:未定

■関連サイト
『桃太郎電鉄12 西日本編もありまっせー!』公式サイト
ハドソン