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2003年10月6日(月)

任天堂が業績予想を下方修正。9月中間期の連結最終損益が30億円の赤字に

 任天堂は10月3日、2003年5月22日の前期決算発表時に公開した業績予想の下方修正を発表した。

 資料によると、9月中間連結決算における売上高予想は、2,300億円から200億円引き下げた2,100億円に修正。また、経常利益は70億円の赤字(250億円から320億円減)、当期純利益も180億円減となる30億円の赤字で、ともに黒字予想から一転し赤字となる。

 任天堂はこの下方修正の理由について、円高による為替差損によるものと発表。なお、中間業績予想の修正にともなった通期連結業績予想については、経常利益が前回発表から150億円減の950億円(13.6%減)、当期純利益が50億円減の600億円(7.7%減)にそれぞれ修正されたが、前年度の業績と比較して大きくは下回らない見通しを立てている。


■関連サイト
任天堂 ニュースリリース「業績予想の修正等に関するお知らせ」(pdf)
任天堂