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2003年8月26日(火)

国際シミュレーション&ゲーミング学会で、和田洋一氏、松原健二氏らが講演

 日本シミュレーション&ゲーミング学界が主催する、第34回国際シミュレーション&ゲーミング学会(ISAGA 2003)にて、ゲームメーカー関係者からスクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏、コーエーの松原健二氏らがセッションに参加することが決定した。

 ISAGAは、各国のシミュレーションとゲーミングテクノロジーの研究者が集う学会。今年は8月25日から8月29日の5日間、千葉県木更津市のかずさアカデミアパークで開催され、主に大学の研究者によるさまざまな研究結果の発表が行われる。

 今回ゲームメーカー関係者が出席するセッションは、8月29日の「アジアにおけるオンラインゲームの可能性と展望」「オンラインゲームのビジネス」「オンラインゲームのデザイン」の3つ。

 「アジアにおけるオンラインゲームの可能性と展望」「オンラインゲームのビジネス」の2セッションでは、「BB GAMES」を運営するビー・ビー・サーブ代表取締役社長の孫泰蔵氏、コーエーのPS2用MMORPG『信長の野望 Online』プロデューサー松原健二氏、韓国ゲーム業界に詳しい魏晶玄(ウィ・ジョンヒン)氏らが出席。コンテンツプロバイダやゲームクリエイターの視点から、両テーマについて語られる。

 また、「オンラインゲームのデザイン」には、コメンテーターとしてスクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏、講演者として『ゲットアンプド』を開発したサイバーステップ代表取締役社長の佐藤類氏が出席する。これら3つのセッションの座長は、ノンフィクションライターにしてIGDA日本支部代表の新清士氏が担当となっており、オンラインゲーム業界に興味がある人には、必聴の内容となりそうだ。

 当イベントの事前参加申し込みはすでに終了しているが、会場のレジストレーションデスクにて、1日登録を行うことで参加することができる。詳細な情報はISAGA2003公式サイトに掲載されているので、これらのセッションに参加したい人はチェックしてみよう。


データ

■「第34回国際シミュレーション&ゲーミング学会」
【開催日】2003年8月25日~8月29日
【場所】千葉県木更津市かずさアカデミアパーク
【参加費】10,000円(1日登録)

■関連サイト
第34回国際シミュレーション&ゲーミング学会公式サイト